2018年4月
■2018年4月
BMWは、プラグイン・ハイブリッド・スポーツカー「BMW i8(アイ・エイト)」にオープンモデルとなる「BMW i8ロードスター」を2018年4月9日に設定し、同日に販売を開始した。
新たに設定された「BMW i8ロードスター」はオープンエアドライビングを楽しめる電動開閉式のソフトトップを採用したモデルだ。ボディサイズは全長4690mm×全幅1940mm×全高1290mm、ホイールベース2800mm。クーペに対して全高が10mm低くなり、クーペの4人乗りに対してロードスターは2人乗りとなる。
「BMW i8ロードスター」のために新開発された電動開閉式ソフトトップは時速50㎞/h以下での開閉操作が可能であり、スイッチ操作によって約15秒でオープンもしくはクローズド状態にすることができる。また、ソフトトップの収納スペースを工夫することで、収納エリア下に約100Lの収納スペースを確保。カバンなどの比較的大きな荷物の積載も可能という。
パワーユニットは従来のi8に対してリチウムバッテリーの容量を20Ahから33Ahに拡大。1.5リッター3気筒ガソリンエンジンは最高出力170kW(231ps)/5800rpm、最大トルク320Nm/3700rpmを発生し、搭載される電気モーターも9kW(12ps)引き上げられ、定格出力105kW(143ps)、最大トルク250Nmを発揮する。その結果、システム全体の出力は275kW(374ps)に向上した。
なお、「i8ロードスター」は2018年9月以降の納車を予定している。
2019年1月1日には価格改定を実施した。
■2019年9月
BMWはプラグインハイブリッド・スポーツカーの「i8ロードスター」に特別仕様車「アルティメットソフィストエディション」を設定して、2019年9月5日から受注を開始した。本モデルは、全世界で200台限定の先着販売となる。
「i8クーペ アルティメットソフィストエディション」は、i8のスポーティかつ個性的なデザインを際立たせるため、ボディカラーをソフィスト・グレーとし、ホイールやトリムなどに専用色となるE-コッパーを採用。インテリアカラーも同じくE-コッパーを採用して統一感を演出するとともに、スポーティな個性を際立たせた。またUltimate Sophisto Edition 1 of 200」と刻まれた限定バッヂを装備した。
2020年4月1日には価格改定を実施した。