名無しのKさん
アバルト 595C (カブリオレ)
グレード:アバルト595C ツーリズモ_RHD(ATモード付シーケンシャル_1.4)
2018年式
乗車形式:マイカー
好きな人は好きになるし好きになったら手遅れになります
2020.12.7
- 総評
- オートライトやオート開閉ドアミラーなど最近の車に付いている便利な機能なんてものはだいたい付いていませんが(リアのパーキングセンサーとトルクトラクション制御はある)乗っていておもしろい車、買って良かったと思える車です。
- 満足している点
- アバルト乗りはよく「蠍の毒にやられる」と口にする意味が乗れば分かる面白さがあります。さらにオープンにしたときの開放感は何物にも替え難い魅力があるので二度と戻れなくなります。
4人乗ってもオープンにすれば窮屈さは感じません。
前方視界に生えているブースト計やミラーが邪魔という方が多いですが身長170cm程度ですとミラーはあまり邪魔には感じませんでした。ブースト計は邪魔です。移設キットもあるそうなのでおいおい変えたいと思います。
- 不満な点
- 硬めのシートやMTAの変速などなどありますが一番気になるのはドライビングポジションが決まらない事です。
チルトは付いていますがテレスコの機能はないのでシート位置に合わせればステアリングは遠く、逆にペダル位置に合わせればステアリングが近くなり過ぎてベストなドラポジになりません。こちらもステアリング延長のパーツが出ているようなので後で取り付けようと思います。
不満な点はまだまだありますがでもいいんです。アバルトだから
- デザイン
-
5
- 【エクステリア】愛らしいフィアット500をベースにしているので当然アバルト595も丸みを帯びたボディに丸目のヘッドライトで可愛さを出しています。
ただしお顔の下半分はアバルト用のバンパーとなっているので凛々しさがあります。
この車はコンバーチブルなのでオープンにすると幌がハタハタと折り畳まれて他のグレードとはまた違う存在感を見せます。フルオープンにしても各部のピラーやウインドウが残る独特の形になるので周囲から見られてる感はなくシャイボーイでも安心です。
【インテリア】内装のレッドレザーシート、ドアトリムとグレーメタリックのインパネ周りとのマッチ感はさすがオシャレイタリア人のデザインです。空調やパワーウィンドウのスイッチ類は中央に集中配置されていて慣れると扱い易くてこれもまた良し。
- 走行性能
-
4
- 車重1,160kgに対して馬力165ps、トルク21.4kgmの性能を誇りますがパワー自体は街乗りでも高速走行でも扱いやすいです。
MTAの変速ショックや停止時からの出足のもっさり感は気になる所ですが様々なショップからそれらを改善するパーツも出ているのでどうとでもなりそうです。
1,700kmほど乗った感想ですが慣れました。
- 乗り心地
-
4
- 硬いです。グレード中一番ドライブ向きと聞かされてはいましたが長距離や悪路走行時でもおしりが痛くなりました。
……と思っていましたが最近は自分の尻が硬くなったのかこの乗り味に慣れたのか分かりませんが気にならなくなりました。
高速走行時の安定感もあります。やわいボディを想像していたので購入前は補強パーツ入れようかと考えていましたが意外としっかりしています。カブリオレだから追加補強でも入っているんでしょうか
静粛性なんてものはないです(キッパリ)
でもいいんです。アバルトだから
- 積載性
-
1
- ラゲッジの開口はオープントップの宿命かかなり小さいです。ただし荷室容量はボディサイズにしては意外とありました。
そもそもこの車を買う人で積載性を気にしている人はあまり居ないと思うのでもし気になっていても「まぁこんなものか…」程度に思って下さい。
でもいいんです。アバルトだから
ちなみに縦方向への積載量は無限です。
- 燃費
-
5
- 燃費は気にしていませんでしたが意外にもいいです。
普段ドライブする時は50〜100kmそこそこ走りに行く程度ですが16〜17km/lほど行きます。ストップ&ゴーが少ない一般道でも15km/lくらいは行くので余程短距離を乗らない限りは割といい燃費です。ハイオクだからありがた
- 価格
-
3
- 高めです。グレードは中間のツーリズモベースですが最上級グレードのコンペと余り変わらない価格です。しかしカブリオレという唯一無二の魅力を持っているのでそこに価値を見入出せれば、と思います
- 故障経験