この記事をまとめると
■個人売買では「予備検渡し」や「予備検付き」とついているクルマがある
ロービーム車検で黄ばんだヘッドライトのクルマに「落検」続出の可能性! 地域によっては「あと2年」ハイビームでOKな場所もある
■「予備検」とは車検を受けるための検査があらかじめ実施されていることを指している
■検査レーンを通すことなく書類の登録だけで乗ることができるのがメリットだ
たまに聞く「予備検」ってなに?
ネットオークションなどで販売されている車両は、車検の残っている車両もあればすでに車検が切れてしまっている車両もあり、車検切れの車両はそのまま乗って引き取ることができないため、重要な要素となっている。
そのため、ネットオークションなどではほとんどの場合、車検の有無などを記載する欄が設けられているのだが、そこに「予備検渡し」や「予備検付き」という記載がなされているものが存在する。この「予備検」とはどんなものなのだろうか?
予備検は、正確には「予備検査」というもので、車検を受けるための検査があらかじめ実施されていることを指している。
そのため、予備検付きの車両を購入した場合は、車検時の検査を受けることなく登録ができるため、購入したあとに車検を受けるための点検整備を省くことができるというのが最大のメリットとなるのだ。
ただ、クルマは経年劣化をするものであるため、予備検査の有効期限は3カ月と定められており、これを過ぎると再び検査ラインを通して、問題がないことをチェックしてもらう必要がある。
また、予備検査は基本的に現状車検のないクルマが受けるものであるため、登録のために陸運支局にもち込む際は仮ナンバーを借りたり、積載車を用意したりして搬入する必要があるほか、検査は省くことができるが、登録時の手数料や自動車重量税、自動車税の支払い、自賠責保険への加入といった費用は別途必要となるので注意したいところ。
そうなると、すでに車検を受けた状態の車両を購入したほうがいいように思う人もいるかもしれないが、すでに車検を受けた車両の場合は、その日から刻一刻と車検の有効期間が短くなっていくのに対し、予備検査付きの車両は3カ月の有効期限の間に登録手続きを行えば、登録した日から乗用車であれば2年間、フルで乗ることができるのだ。
そのため、たとえばネットオークションで白熱の入札合戦で予算オーバーしてしまい、登録費用が捻出できない……というような場合でも、予備検査付きであれば、1カ月駐車場に保管しておき、翌月の給料が入ってから登録、というようなこともできるのである。
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野田運輸支局斜め向かいのテスター屋さんでした。