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業界ニュース 2019.11.6

【「非力」だなんて言わせない!!】NAでも楽しめて速い歴代軽スポーツ 3選

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 スズキ アルトワークスやダイハツ コペン、ホンダ S660など、軽自動車ならではの走りが楽しめる軽スポーツカー。

 これらのモデルにはターボ過給のエンジンが搭載されていますが、NA(自然吸気)エンジンでも速くて楽しい軽自動車があるのをご存じでしょうか。

    【200万円超えが続出!! 高すぎ? 妥当??】高価格軽自動車の是非

 文:立花義人、写真:ダイハツ、スズキ、ホンダ

 【画像ギャラリー】NAエンジンの軽スポーツカーを振り返る

NAエンジンの軽スポーツカーが少ないのはなぜ?

 NAエンジンの軽スポーツカーは、過去を振り返ってみてもほんのわずかしかありません。その理由としてまず挙げられるのは、エンジンパワーの問題です。

 軽自動車のエンジンの排気量は上限が660ccと決められているため、車重の軽い軽自動車であっても、スポーツ走行を楽しめるレベルのパワーを得るためには、ターボは欠かせないのです。

 また、安全装備の搭載や衝突安全性の高いシャシーの設計により、現代のクルマは、昔よりも車重が増えていること、以前よりもターボエンジンの燃費が良くなりました。

 自然なフィーリングとレスポンスが得られるようになったことなどから、NAエンジンを搭載するメリットが薄れてしまったという点も理由に挙げられます。

 それでは、NAエンジン搭載で軽快な走りを提供してくれた希少価値の高い軽自動車をいくつかご紹介しましょう。

ダイハツ エッセ(2005年発売)

 ダイハツ ミラをベースにした5ドアの軽自動車です。

 シンプルな内装、簡素な装備による安価な価格設定、そして新開発エンジンと軽量ボディによる高い燃費性能、加えて、かわいらしいヨーロピアンなエクステリアが特徴で、気軽に乗れる軽として人気がありました。

ダイハツ エッセ

 しかし、エッセの魅力は、親しみやすさや価格だけではありませんでした。搭載されていたKF-VE直列3気筒エンジンは、NAながら58psを発生しました。

 さらに、アルミ製ブロックと樹脂製パーツを多用して、エンジン単体の重量が軽量化されており、新規格の軽自動車としてはかなり軽量な700kgという車両重量で、パワーウェイトレシオは12.06kg/psとなかなかの数字を達成していたのです。

エッセ エンジン

 またトランスミッションは5速MTも用意されており、軽量でハイパワー、そしてMTという軽スポーツカーとして充分なスペックがエッセには備わっていたのです。

 こうして、当初、高齢者の移動や営業車として想定されていたエッセは、一部のユーザーによって、スポーツカー資質を持っていることが注目されるようになりました。

 その走りの楽しさゆえに、メーカーからチューニングパーツが販売されたり、社外パーツが出回ったりとNA軽スポーツとして高く評価されることとなった面白い1台でした。

ホンダ ビート(1991年発売)

 ホンダ ビートは、ミドシップエンジンで後輪駆動、フルオープンモノコックボディを採用し、軽自動車初の4輪ディスクブレーキを装備するなど、本格的なオープンスポーツとして人気でした。

ホンダ ビード

 エンジンは、3連スロットルと2つの燃料噴射制御マップ切替方式を組み合わせたハイレスポンス・エンジンコントロールシステムMTRECで、NAエンジン搭載ながら、メーカー自主規制枠いっぱいの64psを発生しました。

 また、車重は760kgと軽量で、パワーウェイトレシオは11.88kg/ps。ミッションは5速MTのみ、パワーステアリングは装備されないという、なんともストイックなクルマでした。

 こうした点がかえってビートの魅力としてヒットしたのです。

ビート室内

 旧・軽自動車規格による狭い運転席に苦労して乗り込むと、まず驚くのが、そのドライビングポジションの低さです。

 そして、後ろから派手に聞こえてくるエンジンサウンドは、ドライバーの気分を盛り上げ、アクセルを踏み込むと8,500rpmのレッドゾーンまで気持ちよく回るエンジン。

 こうした魅力から、発売後30年近くが経過した今でも根強いファンが多くいるクルマです。

ホンダ S660

 ちなみにビートの後継モデルとも言えるS660はターボエンジン。NAエンジンであるビートは貴重な存在だったのです。

ホンダ トゥデイ(2代目)Xi/RS(1993年発売)

 1993年にフルモデルチェンジで2代目となったホンダ トゥデイ、このモデルからスポーツグレードが追加されました。前期型はXi、後期型はRSでした。

ホンダ トゥデイ

 このモデルには、ビートのMTRECエンジンを58psにデチューンしたユニットが搭載され、3本スポークステアリングとタコメーターが装備されました。

 車重はビートより80kgも軽い680kg。パワーウェイトレシオは11.72kg/psと、ビートを上回る数字を出し、その軽快さは多くの軽スポーツファンを魅了しました。

 ターボモデルの軽スポーツカーに比べると、加速での鋭さは控えめなものの、8,000rpmまで回るエンジンを使い切る楽しさがあり、軽自動車の草レースではいまだに現役で活躍しています。

まとめ

 ターボエンジン搭載のスポーツカーに比べると、絶対的に速いとは言えないのは事実です。

 しかし、NAエンジンの軽快なレスポンスと軽自動車の軽さを存分に楽しむという点では、NAエンジンの軽自動車は、他のモデルにはない面白さがあります。

 そして、ターボ車に比べると圧倒的に燃費が良かったというのも特筆すべき点です。

 【画像ギャラリー】NAエンジンの軽スポーツカーを振り返る

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