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業界ニュース 2019.10.24

日産がSUVコンセプト「アリア」を世界初公開! EVや先進技術を詰め込んだ未来の日産車とは

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■日産がモビリティ社会の未来を示した「ニッサン アリア コンセプト」

 フルEVの市販モデル「リーフ」を先駆けて販売している日産が、自社のブランドを再定義し新時代へと導く「ニッサン アリア コンセプト」を第46回東京モーターショー2019で世界初公開しました。
 
「ニッサン アリア コンセプト」は「ニッサン インテリジェント モビリティ」を実現し、新しい日産ブランドのデザインを提示するコンセプトカーです。全長4600mm×全幅1920mm×全高1630mmのEVクロスオーバーコンセプトカーとは、いったいどのようなクルマなのでしょうか。

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●「ニッサン インテリジェント モビリティ」を象徴するアリア 

「ニッサン アリア コンセプト」は、「ニッサン インテリジェント モビリティ」の象徴となるモデルで、最新の先進技術を搭載したEVに次世代のヒューマン・マシン・インターフェイス(HMI)とコネクテッドカー技術を採用することで、これまでにないまったく新しいドライブ体験を提供するクルマです。
 
 最先端の運転支援システム「プロパイロット2.0」が搭載された「ニッサン アリア コンセプト」は、高速道路の本線に合流してナビ連動ルート走行を始めると、ルート上にある高速道路の出口までの走行を追い越しや分岐などを含めて支援し、さらに同一車線内でのハンズオフを可能にします。
 
 またプロパイロット2.0の作動時にはインテリアライトの色が切り替わり、ハンズオフ走行が可能になると室内空間がリラックスした雰囲気へと変化します。
 
 駆動方式は4WDで、前後に高出力電動モーターを配置したツインモーター四輪制御システムとなっています。瞬時に緻密なトルクコントロールができる電動モーターを前後に合計2基設置することで、発進・加速性能に優れています。
 
 前後のモータートルクやステアリング、ブレーキなどの統合制御技術は、「GT-R」に搭載されているATTESA E-TSや、「エクストレイル」に搭載されいてるインテリジェント4×4などの開発から得たノウハウがフィードバックされています。
 
 これによりあらゆる状況下でドライバーの操作に応じて最適な駆動力コントロールとブレーキ制御が可能となり、ドライバーの意思通りのドライビングが実現しました。
 
●未来を感じるインテグレーション

「ニッサン アリア コンセプト」には、乗車中もそうでないときもドライバーの日常生活に溶け込み、さまざまなシーンで自由で楽しいモビリティを提供するテクノロジーが満載です。
 
 まず「ドア ツー ドア ナビゲーション」はスマートフォンで設定した目的地を車載ナビと共有します。乗車前後の徒歩ルートも含め、出発地点から最終目的地までスマートフォンと車載ナビでシームレスに案内してくれます。
 
 また車両に近づくとウェルカムライトが点灯し、自動的にロックが解錠されます。シート位置やエアコンの設定などはスマートフォンに保存したドライバーの好みに自動的にセットされます。

 スマートフォンにあるスケジュール管理ソフトとも同期させることができ、出発時間を予想して空調をコントロールするなど、快適な状態で出発できるよう常にスタンバイすることも可能です。
 
 乗車すると「バーチャル パーソナル アシスタント(VPA)」がナビゲーションをスタートし、VPAから駐車場情報や走行中に必要な情報がもたらされるので、ドライバーは自分で情報検索する手間が省けます。
 
 充電スポットの検索も「スマート ルート プランナー」で自動で見つけてくれます。目的地に到着するまでの充電計画の提示もおこなってくれ、充電スポットに近づくと充電口が自動で開錠され、鮮明な色で充電状況を表示してくれます。
 
 駐車スペースが狭く乗降しづらい場合は、「プロパイロット リモートパーキング」をスマートフォンや専用デバイスで操作し、車外からクルマを自動駐車することができます。
 
 注目に値する最後の点は、「ニッサン エナジー」に接続することで、EVバッテリーに蓄電した電力を住居やオフィス、電力網に供給できる点です。
 
 ちなみに、これらを司るファームウェアは、FOTA(ファームウェア オーバー ジ エアー)によって更新することができ、ナビやユーザーインターフェイスのグラフィック、走行キャラクターの制御などを常に最新の状態に保つことが可能です。

■日産の未来をカタチに。ニッサン アリア コンセプトが再定義する日産のデザインランゲージ

「ニッサン アリア コンセプト」のデザイン上のキーワードは、「スリーク」、「シームレス」、「シック」。この3つのキーワードが内外装のデザインへどのように反映されているのでしょうか。
 
 日産グローバルデザイン担当の専務執行役員であるアルフォンソ・アルバイサ氏は次のようにいいます。
 
「先進運転支援技術とEVへの関心が高まり、人々の移動手段が大きく変わろうとしている新しい時代に向けて、日産はデザインランゲージを再定義します。シンプルでありながら力強く、かつモダンな表現で日本のDNAである『タイムレス ジャパニーズ フューチャリズム』をデザインに反映していきたいと思います。

 そして、『ニッサン インテリジェント モビリティ』の価値をすべての車種に込めていきます。『ニッサン アリア コンセプト』はコンセプトカーですが、当社の新しいビジョンを体現した最初のクルマとなるでしょう」

●スリークでシックを表現したエクステリアデザイン

「ニッサン アリア コンセプト」のエクステリアは、〈スリーク〉や〈シック〉を表現しています。

 フロントマスクは、幅広いフロントフェンダー、超極薄LEDヘッドライト、日産エンブレムを特別にあしらえたフロントシールド(エンジン車のグリルに相当する部位)など、エクステリア全般にわたって、「ニッサン アリア コンセプト」は新しいデザインランゲージの要素が散りばめられています。

 サイドビューは専用タイヤを履いた5本スポークの21インチ大径アルミホイールと、風を切り裂くような低くてスリークなルーフラインを特徴としています。

 リアのスタイリングは傾斜の強いCピラーが筋肉質のリアデッキに自然と調和し、ボディの幅いっぱいにデザインされたテールランプと広がりのあるリアフェンダー、そして高い位置に取り付けられたリアウィングが力強いリアビューを表現しています。

「フロントには従来のグリルに替えて、私たちが『シールド』と呼ぶ立体的な構造で表情豊かなパーツを採用しました。このパーツによって、交通状況を判断するために必要なレーダーやセンサーなどをフロントフェイスのデザインへ自然に融合させています」

「『ニッサン アリア コンセプト』のエクステリアはダイナミックな美しさと先進技術によるシャープな印象を兼ね備えています。EVのプラットフォームにより実現した驚くほど短いオーバーハングや広い室内空間、そして大径のホイールやツートンのボディカラーが、スポーティさとラグジュアリーさに満ちたエレガントな外観を創り出しています」とアルバイサ氏はいいます。

●職人の匠の技に迫るシームレスなインテリア

「ニッサン アリア コンセプト」のインテリアは、まさに日本の指物師などの職人技にも通じる〈シームレス〉を表現しています。
 
 インストルメントパネルとドアパネルはシームレスに繋がっています。ダッシュボード周りにはボタンやスイッチは一切ありません。
 
「ニッサン アリア コンセプト」を「起動」すると、インストルメントパネルにはハプティック(触覚)操作ボタンが表示されます。物理的なボタンやスイッチは、スタートボタンと12.3インチのディスプレイモニター用の操作ノブ、エアコンの操作ボタンのみです。
 
 シートは超極薄フレームを採用したことで、広々とした室内空間と優れた視界を生み出すとともに乗員を快適にサポートする形状です。

「内燃機関から解放され、EVならではのバッテリー最適配置により実現したフラットなフロアは、ドライバーが室内に乗り込んだ瞬間、広々とした雰囲気にあたたかく迎えられていると感じるでしょう。フロントパネルからサイドパネル、そしてリアパネルへとシームレスに流れる室内空間は、どの席に座っても全景が見渡せるような印象を与えてくれます」とアルバイサ氏はいいます。

※ ※ ※

「ニッサン アリア コンセプト」について日産代表執行役 山内康裕氏は次のようにいいました。
 
「私たちは未来のモビリティ社会に対して明確なビジョンを持っています。『ニッサン アリア コンセプト』は始まりに過ぎません。私たちはEVを通してクルマのデザイン、パッケージ、そして運転する楽しみをどのように変えていけるのかということを考えています。『ニッサン アリア コンセプト』は夢を追い求めるだけのコンセプトカーではありません。『ニッサン アリア コンセプト』は、『ニッサン インテリジェント モビリティ』を具現化し、新しいドライビングエクスペリエンスを現実に提供するクルマなのです

 また、東京モーターショー2019のプレスカンファレンスにおいて、グローバル研究開発担当副社長の中畔 邦雄氏は、次のように語りました。

「大変革の時代に直面する自動車業界において、私たち日産もまた、新しい時代へ突入しようとしています。日産は電気自動車や高度に知能化した運転支援技術の開発にいち早く着手してきました。そして、2台の新しいコンセプトカー(ニッサン アリア コンセプト、ニッサン IMk)が示す通り、今後も先駆者として世界をリードしていきます」

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(くるまのニュース くるまのニュース編集部)

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