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業界ニュース 2019.10.21

トヨタ新型「ヤリス」公開! しかし北米で2020年モデルがすでに発表済だった!? 2台の違いは

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■北米版「ヤリス」が日本仕様とは別物!? その理由とは

 トヨタは、「ヴィッツ」を10年ぶりにフルモデルチェンジし、車名を世界統一名「ヤリス」に変更した4代目新型「ヤリス」を2019年10月16日に世界初公開しました。トヨタを代表するコンパクトカーの1台として、世界最高レベルの燃費性能をはじめ、さまざまな性能が向上しています。発売は2020年2月中旬が予定されています。

    ヴィッツが大変身! 4代目新型「ヤリス」詳細を画像でチェック(57枚)

 そんななか、北米ではすでに「ヤリス」の2020年モデルがラインナップされているというのですが、いったいどういうことなのでしょうか。

 今回、日本市場や欧州市場などで発表された新型「ヤリス」は、ボディ骨格にTNGAプラットフォーム「GA-B」が初採用され、燃費性能や走行性能、先進安全装備などさまざまなスペックが向上しました。

 一方、北米でトヨタがラインナップしている2020年モデルの「ヤリス」は、マツダが日本でも販売する「マツダ2」をベースに、デザインなど一部の仕様をトヨタ仕様に変更して販売しているモデルです。トヨタとマツダの業務提携によって誕生したOEMモデルで、ハッチバック(コンパクトカー)とセダンの2タイプが存在します。

 同じ車名を持ちながら、中身はまったく別物となっているふたつのヤリスは、具体的にはどのような違いがあるのでしょうか。日本でこれから販売が始まる新型ヤリスと、北米仕様のハッチバックタイプのヤリス(以下、ヤリスハッチバック)の2車種を比較します。

※ ※ ※

 日本仕様の新型ヤリスのボディサイズは、全長3940mm×全幅1695mm×1500mmとなっており、他社の国産コンパクトカーでは全長4mを超える車種もあるなかで、比較的コンパクトといえます。

 一方、北米仕様のヤリスハッチバックは、全長4105mm×全幅1694mm×全高1496mm(それぞれ、インチを変換した概算値)となっており、日本仕様よりも全長が長めでほかはほぼ同等、というボディサイズです。

 外観のデザインは、北米のヤリスハッチバックがマツダ2ベースである以上、シルエットが大きく異なることはいうまでもありませんが、口を大きく開けたように見えるフロントグリルをはじめ、顔つきには似ている点も見受けられ、両車共にトヨタらしさを感じるクルマであるといえるでしょう。

 一方、車内の印象を左右するインパネは、北米のヤリスハッチバックがほぼマツダ2そのままのデザインを採用していることから、大きく異なります。

 シンプルで親しみやすいオーバル基調のデザインが採用された日本仕様のヤリスに対し、北米仕様のヤリスハッチバックは水平基調のスポーティな加飾が加えられている点が特徴です。

■日本のヤリスと北米のヤリスはパワートレインにも違いが

 搭載されるパワートレインは、日本仕様のヤリスでは3種類が設定されます。

 1リッター直列3気筒ガソリンと、1.5リッター直列3気筒ガソリン、そして1.5リッター直列3気筒ガソリンにモーターが組み合わされるハイブリッド仕様が存在し、このうちハイブリッド仕様では世界最高レベルの低燃費性能を目指して開発がおこなわれたとトヨタは説明します。

 トランスミッションにはCVT(ハイブリッドは電気式無段変速)と6速MT(1.5リッターガソリンのみ)の2種類です。駆動方式にはFFと4WD(1リッター除く)が用意されました。ハイブリッド仕様の4WDは、トヨタのコンパクトカーで初となる電気式のE-Fourです。

 一方、北米仕様のヤリスハッチバックに搭載されるエンジンは1.5リッター直列4気筒で、トランスミッションに6速ATを組み合わせています。駆動方式はFFのみです。

 日本仕様の新型ヤリスは、トヨタ最高レベルの安全性能を誇る予防安全パッケージ「トヨタセーフティセンス」が装備されている点も大きな特徴です。

 歩行者検知(昼夜間)や自転車検知(昼間)だけでなく、トヨタ初となる右折時の対向直進車や右左折後の横断歩行者も検知する最新型となっており、プリクラッシュセーフティ機能で、衝突回避支援または被害軽減に貢献します。

 一方、北米仕様のヤリスハッチバックも衝突被害軽減ブレーキを装備しており、現代のコンパクトカーに求められる安全性能は備わっています。

※ ※ ※

 前述のように、北米仕様のヤリスハッチバックはトヨタとマツダの業務提携によって誕生したモデルです。トヨタとして地域ごとの生産効率の最適化を図った結果、マツダからのOEM供給を受けることとなり、マツダのメキシコ工場で生産された車両が販売されています。

 また、日本仕様の新型ヤリスの発表会において、今後トヨタは先進国と新興国でのニーズの違いに応えていくために、先進国向けのコンパクトカーはトヨタ自身が開発して、新興国向けのコンパクトカーはダイハツと協力して開発をおこなう方針であることを明らかにしています。

 トヨタの車種ラインナップにはこれまでにも、地域別に用意されたさまざまなモデルに同じ車名が採用されていた例がありましたが、今後も同じような車名の別モデルが現れるのかもしれません。

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(くるまのニュース くるまのニュース編集部)

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みんなのコメント

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  • reg*****|2019/10/21 14:45

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    先日の日本向けヤリス記事に「これはデミオOEM」的なコメントをしていた人たちよ、よく見てみろ。
    見比べれば違いは一目瞭然で、フロントバンパーやエンブレム類を除けばデミオそのもの。日本向けヤリスはれっきとしたトヨタ製。
  • kk_*****|2019/10/21 14:59

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    北米でヤリスの販売状況が芳しくない状況で、北米向けヤリスをトヨタが自社生産(フランス工場で生産して輸入)するより、すでにOEM供給を受けていたMazda2ベースのヤリスセダンに加えてハッチバックもマツダから供給を受けた方がコスト的に有利と判断したらしい。
    マツダ側も生産量が落ちていたメキシコ工場のライン稼働率を、ヤリスのOEM供給で上げることができて万々歳。

    日欧に関しては、WRC効果で需要が見込めるので、自社開発の新型を投入ってコト。
  • jrh*****|2019/10/21 14:54

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    トヨタの都合だね、
    まあ、日本人には関係ない話だ

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