クルマが彼氏状態にならないようなモデルを選ぶ
ジメジメとして陰鬱な天気が続くと、思いっきり高速をぶっ飛ばしてスカッとしたい! どこかキレイな景色を見に行きたい! なんて思うものですよね~。これは走り好き女子だって同じです。
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友達とケンカしたとか、仕事でミスっちゃったとか、気持ちが晴れない時なんかもただただ無心でクルマを操っていたら、いつの間にか元気に戻っていた、なんてことも「走り好き女子あるある」ですよね。ただ、そういう女子は気をつけないと、だんだんと「クルマが彼氏」状態になってしまいがち。
このコ(愛車)がいるからべつに彼氏なんかいなくてもいいもん、ひとりでドライブしたほうが気楽だもん、なんて思ってしまうのは危険信号。走り好き女子だからって、どんどんエスカレートして男子ウケ完全無視のクルマに乗るのはどうかと思いますよ。
走りの楽しさはもちろん大切ですが、男子に「お、わかってるね」と思わせつつ、可愛さも感じさせてくれるクルマを選べば、女の幸せだって手に入れることは可能です。今回はそんな、走り好き女子が選ぶべきモテグルマをご紹介したいと思います。
1)日産ノートe-Powerニスモ
まずはトレンドと走りの楽しさと実用性と先進性、全て兼ね備えていると言える、日産ノートe-Powerニスモです。ここ数年、ノートe-Powerは飛ぶ鳥を落とす勢いで売れていて、通常モデルでも走りの楽しさはありますが、やっぱり「わかってるね~」と思わせる威力は「NISMO」のエンブレム。
エアロで低く構えたスタイリングといい、さりげなく入った赤いラインといい、派手すぎない見た目が女子にもピッタリです。肝心の走りの方も、ピターッと路面に張り付くようなコーナリングや俊敏でパワフルな加速など、文句なしの満足度。
これなら荷物をたくん積んで旅行にも行けるし、実用性もちゃんとあって長く乗れるので、「このコは経済観念がしっかりしてるんだな」と、結婚を視野に入れた男子ウケもバッチリかもしれません。
2)ダイハツ・コペン
次は、もうこれ以上の組み合わせはない、とさえ言えるほど走り好き女子との相性抜群な、ダイハツ・コペン。どんなに男勝りで勝気な女子も、コペンに乗っていると不思議と愛おしく見えてくるという、魔法のクルマといってもいいほどです。
コペンそのものは、本格オープンスポーツをギュッと凝縮して軽自動車枠に収めたような、シートにしろ足まわりにしろ、どこを見ても本物志向。CVTと5速MTがあり、走りの楽しさもお墨付きです。シートに座ったまま、スイッチひとつで約20秒で電動開閉するルーフトップも女子には大助かりだし、ルーフを閉じていればゴルフバッグも入るラゲッジがあるので、普段の買い物だって大丈夫。
同じく軽自動車のオープンスポーツにホンダS660もあって、走り好き女子にはそちらも似合いますが、なにしろ収納スペースがほとんどないので、もし彼氏ができたら2人で旅行しようにも荷物が積めない(笑)。それだとずっとシングル女子になってしまいそうなので、どちらかと言えばコペンをオススメします。
男子が「運転させて!」と頼み込むようなクルマも
3)スズキ・アルトワークス
次はもう1台、軽自動車からちょっとタイプの違うスポーツモデルとして、スズキ・アルトワークスをチョイス。これは軽スポーツ未体験で完全に舐めている男子からすると、とっても微笑ましく感じられる選択なのですが、そういう男子に限って一度アルトワークスに乗ってみると、「なんじゃこりゃ!」と目からウロコの驚きを隠せないはずです。
だって、わずか650kgの車重で100N・mものトルクがあるアルトワークスは、発進からもうバビュンとぶっ飛んでいくような豪快な加速フィール。コーナリングの体感速度なら大排気量のスポーツカーにも負けないくらいの迫力で、わかる人ならこの面白さの虜になること間違いなしですからね。
見た目は普通のアルトとそんなに変わらないのに、走りの凄さといったらまさに「羊の皮を被った狼」。このギャップ萌えに、オーナーである女子を見る目も熱くなってしまいそうです。
4)マツダ・ロードスター
さてここで1台、テッパンですがやっぱりハズせないのがマツダ・ロードスターですね。4代目になってデザインにはセクシーさが増し、小柄な女子でも運転ポジションが取りやすくなったり、いろんな進化があって男女問わず憧れのオープンスポーツカーに挙げる人が多いですよね。
走り好き女子は、ちょっと背伸びしてポルシェ・ボクスターあたりに行きがちなんですが、あれは40代、50代の酸いも甘いも知った女性が乗るから嫌味にならないのであって、20代、30代が乗ってたら「ん? もしかしてお金持ちの彼氏でもいるのかな?」と思われちゃう可能性大。
男子から見ると、ちょっと可愛げがない感じになっちゃうのです。でもロードスターならギリギリ手が届きそうで、「ボクにもチャンスあるかも」と男子も安心するんじゃないでしょうか。
5)アバルト595
そして最後にご紹介するのは、ちょっとマニアックな男子からモテちゃうかもしれない、アバルト595です。クルマをよく知らない男子だと、フィアット500との区別がつきにくいので、「かわいいクルマに乗ってるな~」と思うでしょうが、わかる人なら、フロントグリルに鎮座するサソリのエンブレムを見た瞬間、「お、こっちか!」と目の色が変わるはず。
なんたって、往年のモータースポーツシーンで名を馳せた伝説のチューナー、アバルトの血統を継いだ本気のスポーツモデルが595。かわいい見た目とは裏腹に、もうジャジャ馬の中のジャジャ馬ですからね。なかでも、機械式LSDを組み込んだ限定車、「コンペティツィオーネ パフォーマンスパッケージII」だったりした日には、「お願いだから1回乗せてくれ」と土下座して頼まれるかも!?(笑)
というわけで、走りの楽しさはしっかり手に入れながら、決して鼻につく嫌味を感じさせず、ほのかに女性らしさも残してくれるクルマたちをピックアップしました。
男子ウケのために、見た目や実用性だけで退屈なクルマに乗るなんて絶対イヤ、という女子にはぜひチェックしてみて欲しいと思います。ちょっぴりだけ男子ウケを意識して、充実のドライブも女の幸せも、どっちも手に入れちゃいましょう!
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