■量産FF車最速となったルノー「メガーヌR.S トロフィーR」
ルノー「メガーヌR.S. トロフィーR」が、ドイツのサーキット「ニュルブルクリンク」で量産FF車最速のラップタイムを記録しました。
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長年ホンダ「シビックタイプR」と熾烈なラップタイム競争をしているこのクルマ。いったいどのような特徴があるのでしょうか。
メガーヌR.S. トロフィーRは、ルノーのスポーツモデル「メガーヌR.S.」の高性能版「メガーヌR.S.トロフィー」をさらにチューニングした特別モデル。
搭載されるエンジンの最高出力は約300馬力を発揮し、ボディは最大130kgの軽量化がおこなわれています。このクルマは2019年末までに数百台限定で発売される予定です。
ルノーは、このメガーヌR.S. トロフィーRをドイツのニュルブルクリンクの北コースに持ち込み、タイムアタックを実施。その結果、1周20.6kmのコースにおいてのラップタイムは7分40秒100を記録しました。
なお、ルノーは1周20.832kmの場合のラップタイムは7分45秒389だと公表しています。同じコースであるにも関わらず、コースの長さが2パターンある理由は、1周20.6kmの場合はスタートラインを最初のコーナーへ進入する前に置いて、ゴールラインはスタート/フィニッシュラインに置くという従来の方法で計測したためです。
一方、メガーヌR.S. トロフィーRのライバルといえるのがホンダ「シビック タイプR」です。2017年には同様にニュルブルクリンク北コースでのタイムアタックを行い、そのときに7分43秒80というラップタイムを記録しています。
シビックタイプRがタイムアタックを行った後に、ニュルブルクリンクは改修工事を受けているため、今回メガーヌR.S. トロフィーRが走ったコースとは完全に同じコンディションというわけではありません。
しかし、ルノーが量産FF車として最速のラップタイムを発表したことによって、ルノーとホンダのタイム競争は今後激しさを増すことが予想されます。
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