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業界ニュース 2019.2.9

スーパーカーも顔負け!? 高性能エンジンを搭載したハイパーセダン5選

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■日欧のスペシャルな高性能セダン5選

 現在、日本で普通車の売れ筋というとミニバン、コンパクトカー、SUVですが、その影響でセダンのモデル数が減少傾向なのは否めません。

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 しかし、欧米ではまだまだたくさんのセダンが販売され、よく売れており、ベーシックなものからハイパワーなものまで多数ラインナップされています。とくにアッパークラスとミドルクラスのセダンの高性能化は顕著です。

 セダンの高性能化はいまに始まったわけでなく、大排気量や高出力なエンジンを搭載したセダンは昔から存在していました。

 そこで、過去に販売された日欧のセダンのなかから、高性能かつ特別なモデルを5車種ピックアップして紹介します。

●メルセデス・ベンツ「450SEL 6.9」

 メルセデス・ベンツの高性能モデルというと、メルセデス・AMGが思い浮かびますが、かつては自社でも高性能なセダンを販売していました。

 有名なところだとポルシェと共同開発した「500E」がありますが、もっと前にもっとすごいモデルが存在しています。

 1972年に発売されたメルセデス・ベンツW116型は、今に続くSクラスと名付けられた初代といわれ、このW116型の最上級モデルが1975年に発売された「450SEL 6.9」です。

 車名の通り6.9リッターのV8エンジンを搭載し、3速ATを介して2トンほどある車体を225km/hまで到達させました。最高出力は286馬力と、いまとなってはたいした数字ではありませんが、56kg-mという大トルクを発揮するので、雨の日はアクセルワークにかなり気を使ったといいます。

 先代のW109型(縦目)でも「300SEL 6.3」が存在し、スポーツカーを追い回せるスーパーセダンと呼ばれていました。なお、「450SEL 6.9」の排気量を超えるメルセデス・ベンツは、その後登場していません。

●ランチア「テーマ 8.32」

 ランチアは戦前から続くイタリアの老舗自動車メーカーで、数々の高性能モデルを世に出してきました。とくにラリーで活躍した「ストラトス」や「デルタインテグラーレ」はご存知の方も多いはずです。

 そのランチアが1984に発売した「テーマ」は、ジウジアーロによるデザインのオーソドックスなFFミドルクラスセダンです。

「テーマ」発売から2年後の1986年、トリノ自動車ショーで発表された「テーマ 8.32」は衝撃的なモデルでした。なんとエンジンはフェラーリ「308クワトロバルボーレ」のV8DOHCを搭載していたのですから。

「テーマ 8.32」ではこのフェラーリ製エンジンを「308」と同様に横置きに積み、フロントタイヤを駆動。最高出力は215馬力にダウン(ベースは240馬力)されていましたが、最高速度は240km/hを誇りました。

 なお、車名の「8.32」の意味は「8気筒32バルブ」を示しています。日本にも当時の輸入代理店である「ガレーヂ伊太利屋」とマツダの販売チャネル「オートザム」により正規輸入されており、いまでも中古車店に並ぶことがあります。しかし、維持はかなり大変な模様です。

■V10搭載の「M5」に4ドア「GT-R」と過激なモデルも登場

●BMW「M5」

 BMWの高性能モデルは別会社であるBMW M社で開発され、車名に「M」が付くことで通常モデルとは別格の性能に生まれ変わります。

 ミドルクラスに位置する5シリーズでは、2代目のE28型から「M5」が登場し、今回紹介する「M5」は5代目の5シリーズE60型で、2004年に発売されました。

 搭載されたエンジンはシリーズで唯一となる5リッターV10で、最高出力は507馬力を発揮。ただし、常に507馬力を出せるわけではなく、エンジン始動時には最高出力を400馬力に設定した快適性重視の「P400パフォーマンスプログラム」が自動的に作動し、507馬力モードにするには「P500プログラム」を作動させる必要があります。

 このパワーを路面に伝えるトランスミッションは7速SMG(AMT)で、最高速度は250km/h(リミッター作動)になります。

 また、ブレーキの強化に加え足回りでは電子制御ダンパーが採用されており、サスペンションの設定用に3種類のプログラム(コンフォート/ノーマル/スポーツ)が用意されています。

 ハイパフォーマンスでありながら快適性が損なわれておらず、普段使いもまったく問題なくこなせるスーパーセダンとなっていました。ちなみに発売当時の価格は1290万円(消費税込)です。

●日産「スカイライン オーテックバージョン」

 1989年に発売されたR32型「スカイライン」といえば「GT-R」の復活が大きな話題となりました。「スカイラインGT-R」はレースに勝つという目標のため、280馬力を発揮する「RB26DETT」エンジン、可変トルク型の4WDシステムが搭載され、実際にツーリングカーレースでは無敵を誇ります。

 この「スカイラインGT-R」のエンジンを使い、1992年にオーテックジャパンが4ドアセダンの「スカイライン オーテックバージョン」を開発しました。

 まず「RB26DETT」からターボを外し、2.6リッターの自然吸気エンジンとしてピストン、カムシャフトなどを専用品に変更。最高出力は220馬力と控えめながら、自然吸気エンジンならではのアクセルレスポンスを実現していました。

 4WDシステムは「GTS-4」と同等のもので、ブレーキは「GT-R」からそのまま流用しています。

 ユニークなのはトランスミッションが4ATのみだったことです。これはロングドライブにおけるドライバーの疲労軽減と、「スカイライン オーテックバージョン」はスポーツカーを卒業した大人のためのクルマというコンセプトがあったからです。

 なお、新車当時の価格は418万8000円で、販売台数はわずか200台ほどでした。

●日産「スカイラインGT-R 40thアニバーサリー」

 1993年に「スカイライン」は9代目となるフルモデルチェンジを行ない、R33型となりました。それから遅れること2年後の1995年に新型「スカイラインGT-R」が登場します。

 基本的なメカニズムは先代のR32型を踏襲し、車体のサイズアップや足回りの改良などが行なわれました。

 そして1997年に「スカイライン」誕生40周年という大きな節目で「スカイラインGT-R 40thアニバーサリー」を発表し、翌1998年に発売されました。

 オーテックジャパンによって開発された「スカイライン GT-R 40thアニバーサリー」は、2ドアのシャシをベースとして4ドア化。エンジン、ドライブトレイン、足回り、ブレーキなどはそのまま使い、ボディもワイド化されています。

 派手なリアウイングなどは付いておらず、このモデルも大人のためのスーパーセダンというコンセプトでした。内装も「スカイラインGT-R」に準じていましたが、乗車定員は4名に変更されました。

 新車当時の価格は498万5000円で、販売台数は400台ほど。神奈川県警のパトカー、覆面パトカーに採用されたことも話題になりましたので、東名高速や小田原厚木道路で見たという方も多いのではないでしょうか。

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(くるまのニュース くるまのニュース編集部)

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