マツダは、2019年春に国内投入する次期アクセラの名前を、グローバルで使っている「マツダ3」に切り替える。もちろん、マツダの新世代商品群のブランディング強化の一環だ。
マツダの基幹車種であるアクセラは、日本ではアクセラだが、グローバルでは「Mazda3」と呼ばれている。スカイアクティブXエンジン、スカイアクティブ・ビークルアキテクチャーなどを採用する新型から、日本でも「マツダ3」を名乗ることなる。マツダ・アクセラの源流を辿れば、前の名前が「ファミリア」であることは多くの人がご存知の通り。このファミリアは、欧州ではMazda 323」であったし、北米では「プロテージュ」だった。
地域によって異なっていたモデル名をグローバルに統一する動きは、最近の自動車メーカーのブランディング戦略の常套手段だ。トヨタもヴィッツの名称を次期モデルから世界統一モデル名として「ヤリス」に切り替える。
モデルサイクル末期(F30型)を狙うか、モデルチェンジ(G20型)を待つか。BMW 3シリーズの場合は?
こうした動きを考えると、マツダの他のモデルはどうなるだろうか?
マツダ・アテンザは「マツダ6」に
マツダのフラッグシップセダン/ワゴンであるアテンザ(Atenza)のグローバルでの名称は、マツダ6。こちらも、次期型登場(2020年?)の際に、「マツダ6」と名乗ることになるだろう。
次期アテンザは、FR化(+直6ディーゼル搭載)の噂がある注目モデル。FR化してより上級シフトするタイミングでアテンザの名をMazda6に変えるのは自然な流れだろう。
マツダ・デミオは「Mazda 2」に
エントリーモデルであるデミオのグローバルでのモデル名は「Mazda2」である。デミオも、2020年にはフルモデルチェンジを受けるはず。そのタイミングでマツダ2になるわけだ。
その他のモデル、つまりSUVのCX系は、もともとグローバルでモデル名が統一されているから、問題なし。
問題は、マツダが世界に誇る「マツダ・ロードスター」である。
ご存知の通り、日本では、マツダの他チャンネル時代の「ユーノス」ブランドの「ユーノス・ロードスター」としてデビューして大ヒットを記録している。年配の方で、未だに「ああ、ロードスターってユーノスのことね」という方もいるくらい浸透したモデル名だった。
その後も、国内では「マツダ・ロードスター」を名乗っている。
一方、グローバルでは「Mazda MX-5」を名乗っている。以前は北米は「MX-5 Miata」と呼ばれていた。このミアータの名称も北米では根強く、これまた、いまだに「Miata」を呼ばれることが多いという。
では、国内ではどうなるか?
おそらく、ここは「ロードスター」の名前のままでいくと推測する。一般名詞にして、ここまで固有名詞としてのモデル名に定着している例は他にはない。これはブランドイメージ的にも大きな財産である。
「ロードスターといえば、マツダ」と結びつく意味は大きい。したがって、マツダ・ロードスターだけは、日本では「ロードスター」と呼ばれる続けると予想する。
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
「お金なさすぎて家賃払えなくて…」大阪出身“売れっ子芸人”が高級SUV「Gクラス」を納車! 東京で“人生初”の車購入「盛山さんがベンツ購入って感慨深い」「夢あるなー」と反響
トヨタ新型「カローラ“クロス”」発表! 「レクサス」級にカッコイイ「斬新フェイス」へ刷新! 新型「コンパクトSUV」約494万円から ブラジルに登場
史上最恐の盗難ツールとして話題の[ゲームボーイ]だが……ほぼ100%盗まれない方法は果たしてあるのか!?
日本で大人気の「軽自動車」なんで海外で売らないの? コンパクトで「燃費・性能」もバツグン! “高評価”でもメーカーが「輸出しない」理由とは
アンダー150万円!? スズキ「軽バン」が凄い! 完全「爆睡仕様」に驚きの声…!? どんな人が買う? 見た目はド派手グリル採用の「スペーシア」とは
みんなのコメント
この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?