トヨタ・スープラの兄弟車という背景を持つ新型BMW Z4。2019年春の日本への上陸が待たれるところだが、欧州では2.0ℓ直4ターボでsDRIVE20iとsDrive30iの2グレード、3.0ℓ直6ターボを搭載するハイエンドグレードのM40iの展開が予告されている。
そんな三代目Z4だが、じつに9年ぶりのフルモデルチェンジである。おそらく日本仕様でも大きくはかわらないであろうボディサイズを中心に比較してみた。グレード名で揃えたので先代は日本未導入のsDrive30iとなることをご了承いただきたい。
まずは寸法から見てみよう
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新型Z4 sDrive30i
全長×全幅×全高=4324×1864×1304mm
ホイールベース=2470mm
車両重量(DIN)=1405kg
旧型Z4 sDrive30i
全長×全幅×全高=4239×1790×1291mm
ホイールベース=2496mm
車両重量(DIN)=1490kg
先代と比較して全長は85mm延び、全幅は74mm広く、全高は13mm高くなり、その一方でホイールベースは26mm短くなった。ちなみに車重が85kg軽くなっているのは、ソフトトップになったから……ではなく、同じ30iグレードでも先代が3.0ℓ直6ターボなのに対して、新型は2.0ℓ直4ターボだからである。
次はエンジンを較べて見る
新型Z4 sDrive30i
エンジン 1998cc直列4気筒ターボ(最高出力=258ps(190kW)/5000~6500rpm 最大トルク400Nm/1550~4400rpm)
旧型Z4 sDrive30i
エンジン 2996cc直列6気筒ターボ(最高出力=252ps(185kW)/6600rpm 最大トルク310Nm/2600rpm)
排気量ダウンをしているからといって、パフォーマンスがダウンしていないのが現代の技術である。2.0ℓ直4ターボは3.0ℓ直6ターボの最高出力、最大トルクをともに上回っている。先代はもちろん上位グレードのsDrive35iはさらに高出力、大トルク(306ps、400Nm)だが、それでもトルクで新型の2.0ℓ直4ターボに並ばれている。
パフォーマンスはどうなった?
新型Z4 sDrive30i
最高速度=250km/h
0-100km/h加速=5.4秒
燃料消費率=6.1~6.0ℓ/100km 139~137g/km
旧型Z4 sDrive30i
最高速度=250km/h
0-100km/h加速=5.8秒
燃料消費率=8.5~8.3ℓ/100km 199~195g/km
最高速はリミッター作動の250km/hで同じ。0-100km/h加速は車重が軽いぶん0.4秒もの差で新型が勝利した。それでいてCO2も30%近く削減しているのだから、エンジン技術の長足の進化を感じざるを得ない。
ちなみに荷室容量はオープンでもクローズでも変わらず281ℓで先代よりも50%拡大し、電動ソフトトップは走行中でも50km/h以下なら10秒で開けられるなど、全方位的に性能が向上したZ4の導入と、トヨタ・スープラの登場を指折り数えて待ちたいモノだ。
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