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トヨタ新型プリウスHEVタイプを発売開始。月額1万6610円から買えるサブスク「KINTO Unlimited」専用「Uグレード」の受付もスタート

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トヨタ新型プリウスHEVタイプを発売開始。月額1万6610円から買えるサブスク「KINTO Unlimited」専用「Uグレード」の受付もスタート

トヨタ自動車が、新型プリウスのHEVモデルを正式に発表した。同時に、よりリーズナブルな購入をサポートしてくれる新しいサブスクリプションサービスも受付を開始。アップグレードや見守りなど、最先端アフターケアの魅力コミコミで、月々1万6610円から購入できるプランも用意されている。

一般向けとして2Lモデル×2グレードを設定
2022年11月16日にワールドプレミアされた新型プリウスが、2023年1月10日より正式発売を開始した。まずは第5世代ハイブリッドモデルからのスタート、PHEV仕様は少し遅れて3月からを予定しているという。

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一般向けのスタンダードな仕様は2L 直4モデルで、ZとGの2グレードが設定される。2WD車ではWLTCモード燃費28.6km/L(総合)を達成しながら、システム最高出力は144kW(196ps)と従来比1.6倍の力強さを実現。レスポンスの向上など、ドライバビリティの良さにもこだわり抜いた仕様だ。

気になる価格は、Gグレードが2WD:320万円/E-Four:342万円に対し、Zグレードは2WD:370万円/E-Four:392万円(すべて税込)と、それぞれ50万円上乗せされる。フロントロアグリルやホイールアーチモールディングなどの色味はGグレードのほうがより上質になるが、造形そのものはほぼ変わらないようだ。どちらもタイヤは195/50R19の大径タイプで、19×6.5Jの切削光輝+ダークグレーメタリックアルミホイールを履く。

最新の予防安全パッケージ「トヨタセーフティセンス」も、標準装備。トヨタブランドとしては初採用となる「後方車両接近告知」やあおり運転対策の新兵器「周辺車両接近時サポート(録画機能・通報提案機能付き)」、停車中の後突事故に対応する「セカンダリーコリジョンブレーキ」なども搭載されている。

Zグレードのみに設定される先進安全支援装備としては、アクティブ操舵機能付の緊急時操舵支援や、フロントクロストラフィックアラート、レーンチェンジアシストなどがある。床下透過表示機能付パノラミックビューモニターも、運転が苦手な人にはありがたいサポートだろう。

インテリアに関しても、Zグレードの充実ぶりが際立つ。運転席8ウェイパワー&助手席4ウェイマニュアルスポーティシートや12.3インチディスプレイといったわかりやすい専用装備だけでなく、ステアリングヒーターやナノイーX、ワイヤレス充電器といった細かな「おもてなし」でも快適性、利便性を高めている。

単純計算で1000kmは楽々、頑張れば1400kmも行ける!?
1.8L 直4ハイブリッドも、全電動モジュールが一新され大きな進化を果たした。気になる燃費も、2WDモデルではWLTCモードで32.6km/L(総合)を達成している。

エンジン単体での最高出力は72kW(98ps)、最大トルクは142Nmを発生。これを70kW(90ps)/195Nmのフロントモーターがアシストする。2Lと同じくE-Fourが設定されていて、リアモーターは30kW(41ps)/84Nmのパワースペックとなっている。

ちなみに高速道路モードでも31.2km/Lと、ハイブリッド=高速走行で燃費が悪い、というイメージを払拭しているようだ。燃料タンク容量は43Lということなので高速道路を丁寧に走れば、満タン航続距離は単純計算で1300kmを超えることになる。

そんなある意味、プリウス本来のエコカーとしての魅力を感じさせる1.8Lユニットを搭載するのは、Xグレード(2WD:275万円/E-Four:297万円)とUグレード(2WD:299万円/E-Four:321万円)の2タイプ。ただしXグレードは法人向けとなる。

もうひとつのUグレードは一般向けだが、こちらはサブスクリプションサービスの専用仕様となっている点に注意が必要だ。新型プリウスから始まる「KINTO Unlimited」の第一弾モデルとして、さまざまな諸経費と新しいアフターケアシステムを月額利用料に含める形で「愛車として使う」ことになる。

ライフサイクルトータルでのコスパは絶大
「KINTO Unlimited」では、保険や税金などの諸経費を月額利用料に含める従来の「KINTOOne」サービスに、「ソフトウェアとハードウェアの『進化』=アップグレード」と、「お客様の運転データを活用したクルマと人、双方の『見守り』=コネクティッド」という新しい2つの付加価値が加わっている。これによってクルマの価値を維持しやすくなり、その分を月額利用料の引き下げにあらかじめ充当することが可能になった。

結果、Uグレードの月額利用料(税込)は月々1万6610円からと、ちょっとびっくりするような金額に収まる。サービスを株式会社KINTOによれば、初期費用フリープランの7年間(ボーナス月16万5000円加算)では先代プリウスのS‟ツーリングセレクション・Black Edition“の利用料と比べても月々で5000円以上安く、トータルで47万1240円割安になる。

ちなみに同条件で利用する「KINTO One」でGグレードを購入すると、月々は1万円ちょっとプラスの2万6950円となるが・・・これももろもろ含めての金額だと思えば、かなりリーズナブルな印象がある(アップグレードサービスは受けられないが)。

とはいえ、外観での大きな違いはタイヤが17インチ、ホイールが樹脂フルキャップ付きのスチールとなる程度。シートデザインや内装系のトリム、加飾などに関しては、比べてしまえばやや「控えめ」感を強く感じるものの、総じてUグレード×KINTO Unlimitedのお買い得感はかなりハイレベルにも思える。

いや、ライフサイクルを通して考えるなら、そのコストパフォーマンスはおそらく「絶大」と言っていい。スタイル的には前衛的かつ先進的で、どこか「高嶺の花」にも思える新型プリウスだが、実は意外に身近で庶民的な存在だったりするのかもしれない。

■新型プリウス Zグレード2WD主要諸元
●全長×全幅×全高:4600×1780×1430mm
●ホイールベース:2750mm
●エンジン:直4DOHC
●排気量:1986cc
●最高出力:112kW(152ps)/6000rpm
●最大トルク:188Nm/4400-5200rpm
●フロントモーター最高出力:83kW(113ps)
●フロントモーター最大トルク:206Nm
●トランスミッション:無段変速
●駆動方式:FWD
●WLTCモード燃費(総合):28.6km/L
●タイヤサイズ:195/50R19
●車両価格:370万円(税込)

■新型プリウス Uグレード2WD主要諸元
●全長×全幅×全高:4600×1780×1420mm
●ホイールベース:2750mm
●エンジン:直4DOHC
●排気量:1797cc
●最高出力:72kW(98ps)/5200rpm
●最大トルク:142Nm/3600rpm
●フロントモーター最高出力:70kW(95ps)
●フロントモーター最大トルク:185Nm
●トランスミッション:無段変速
●駆動方式:FWD
●WLTCモード燃費(総合):32.6km/L
●タイヤサイズ:195/60R17
●車両価格:299万円(税込/KINTO Unlimited扱い)

[ アルバム : トヨタ新型プリウスHEV発売開始 はオリジナルサイトでご覧ください ]

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