イーロン･マスクの夢とビジネス｡「テスラは人型ロボットも作ってるの？」【テスラファンブック】

独創的なアプローチとタフな精神で世界を驚かせ続ける時代の寵児イーロン・マスク。テスラで自動車業界の風景を変えた彼は、ほかのビジネスにおいて、どのような夢を叶えようとしているのだろうか。

Q：テスラは人型ロボットも作ってるの？
A：みなさんの想像以上に進んでいます。

2022年10月1日(土)、「テスラ・AIデー2022」でテスラの人型ロボット「オプティマス」の試作品が公開された。人型ロボットは、すでに多くの企業が開発している。世界初の本格的な二足歩行ロボットとなったホンダの「アシモ」(現在は開発中止)に始まり、近年では、ロボットの研究開発を手掛ける、米「ボストン・ダイナミクス」が開発した二足歩行ロボット「アトラス」がジャンプやバク宙をこなし、話題を呼んだ。

では、なぜテスラのオプティマスがこれほどまでに注目を集めているのだろううか。人型ロボットは、多くの企業が開発に参入しながら、まだその実用化と販売で成功した例はない。この状況はかつてのEVに似ている。テスラが出現するまでEVを実用化し、世界で大ヒットさせた企業はなかった。

そのテスラが、今度は人型ロボットを本気で発売するというのだ。「AIデー2022」では、その開発スピードの早さに驚かされました。「テスラならやってくれる」と誰もがそう期待している。

オプティマスの成功について、現実味と説得力を持つ二つのポイントがある。ひとつは、メカニズムの部分。オプティマスには人間の関節のように機能するアクチュエーターが設計されており、「AI デー2022」では、すでに6種類のアクチュエーターを開発したと説明された。

しかも、最も強力なアクチュエーターは、1つで500kgものグランドピアノを釣り上げることができる。ギアやモーター、センサーなどが組み込まれたアクチュエーターは、テスラ車の駆動ユニットの設計チームが協力している。つまり、バッテリーパックやさまざまな部品も、すでに確立されたテスラのEV生産技術が流用されており、安全性が担保されているのだ。もう一つは……続きは、『TESLA FAN BOOK』で！

タイトル：『TESLA FAN BOOK テスラについて知っておきたい100のこと』
　定　価：1,650円 (本体：1,500円)
　ページ数：148ページ　オールカラー
　発行年月日：2023年3月29日(水)
　Amazon 商品ページ： https://www.amazon.co.jp/dp/4777026825 
　ネコ・パブリッシング内の紹介ページ： https://www.neko.co.jp/magazine/tesla-fan-book 

Comments

先程イーロン・マスク氏がライブ配信した、テスラのFSD（完全自動運転）V12の要点

右左折や信号・標識の追従、段差や自転車への注意など全てAI（NN）で完結。ChatGPTと同様、学習のデータの量により覚醒

なんと既に日本でもV12での社内テストを開始しているそうで、国内での展開に期待ですね

テスラしか現状維持を破壊出来る企業はない

テスラの自動電力取引ソフトウェアのAutobidder、既に3.3億ドル以上の利益をもたらしたとの報告。

同社の産業向け蓄電池に搭載、AI技術で電力網の需給を調整しています

着々とエネルギー事業でも利益上げてます
全方位とは全方位で利益をあげることです