グローバル化が進む近年、数を増やしつつあるのが日本メーカーによる海外専売モデル。基本的には海外のニーズに合わせた車種ではあるけれど、なかには「日本でも売ってよ!」と思うようなモデルもある。
来日を熱望したいそんな海外の日本車たちベスト10をカウントダウン!
【マツダ ホンダ スズキ スバル ダイハツ】 東京モーターショー何がくる?? いま掴んでいることすべて
※本稿は2019年4月のものです
文:清水草一/写真:ベストカー編集部
初出:『ベストカー』 2019年5月10日号
■日本でも発売を熱望する海外の日本車ベスト10!!!
かつて、日本で売ってない日本車は憧れの的。国産車なのに輸入車みたいで、どこかステキに思えたものだ。
近年はグローバル化が進み、国内販売車もグローバルモデルが増えているので、いま「日本で売ってない日本車」は、日本市場には到底合わないデカすぎるモデルとか、逆に新興国向けの超経済的なモデルが主流。でも、それはそれですごく別世界な感じで魅力的だよね!
ということで、勝手に日本で売ってない日本車の「輸入してちょーだいランキング」を作ってみました。
●第10位 スズキ APV
2004年から東南アジアなどで販売されている小型ミニバン&商用バン。1.5L&1.6Lエンジンを搭載する
スズキがインドネシアで生産し、世界中の新興国に輸出しているセミキャブオーバー型商用バン。全長4225mm、全幅1655mmというサイズがとっても懐かしくて魅力的ッス!
このサイズで7人乗りだもんね。昭和感がたまらん。逆輸入カモン!
●第9位 三菱 エクスパンダー
2017年発表。2018年に東南アジアなどで販売されているクロスオーバーの3列シートミニバン。全長は4475mmで、1.5Lエンジンを搭載
三菱が、これまたインドネシアで生産しているSUV風ミニバン。なにせ顔がスゴイ。最近の三菱に共通する「ダイナミックシールド」だけど、アジア向けだけあってエグさ満点!
このエグい顔をナマで見たい! ちなみにメインのヘッドライトは、左右のデカい鼻の穴みたいなほうです。ブヒブヒ。
●第8位 スバル WRX STI 2.5L ターボモデル
日本では2Lターボを搭載するWRX STIだが、北米仕様では2.5Lターボも搭載
スバル車の6割を売るアメリカ市場では、WRX STIといえば2.5Lターボのみ。2Lターボはその下のWRX用のエンジンなのだ。4000回転で40kgmを発揮する2.5Lターボモデルを味わってみたい!
なにせスバルは今や、アメリカが本国という感じもするし。
●第7位 マツダ CX-4
2016年に登場した中国専売SUV。CX-5より全長が若干長く、全高が1535mmと低いクーペスタイルが特徴
一汽マツダが生産する中国市場専売SUV。CX-5をベースに、全高を低くするなどスポーティに仕上げている。BMWでいえばX4なわけだが、これが非常にカッコいい。
マツダのSUVで一番カッコいいんじゃないか? ぜひ日本でも販売してほしいぞ! できれば中国生産じゃなく国内生産でお願いします。
●第6位 インフィニティQX50
先代型はスカイラインクロスオーバー。現行型では2L可変圧縮比エンジン「VCターボ」を搭載する
日本でも、先代モデルが「スカイラインクロスオーバー」の名で販売されていたが、極度の販売不振で撤退。現在はメキシコ工場で生産され、主に北米市場で販売されている。
このクルマの最大のポイントは、なんと言っても可変圧縮比エンジン「VCターボ」が初めて搭載されていること!
正直、QX50というクルマ自体にはあまり興味が持てませんが、このエンジンだけは味わってみたい。そのために逆輸入をばお願いします! エンジンだけでいいッス。つーわけにいかないか。
●第5位 ダイハツ ベザ
マレーシアで生産・販売されている1.3Lエンジン搭載のコンパクトなAセグセダン
マレーシアで生産・販売されている小型セダン。ベースは先代ミライースながら、なんと500Lという大容量トランクを持つAセグメントセダンなのだ!
個人的にこういう新興国向けの安い・小さい・広いセダンに、昭和の郷愁のようなものを感じてしまう。かつてのフィットアリアとか。このベザも、日本で見てみたいなぁ。
営業車としていーんじゃないか。
●第4位 日産 マイクラ
2017年に一新したマーチの欧州仕様
ヨーロッパでの新型マーチだすね。日本のマーチはタイ製の旧型のまま捨て置かれておりますが、それって新興国扱いじゃねーかよ! ジョーダンじゃねえ、日本でもちゃんと新型マーチすなわちマイクラを売ってくれ!
ノートが売れまくってるからいらん、ってことだろうが、あまりにも冷たいじゃないか! 走りはマーチやノートとは段違いらしいし。デザインはまったく趣味じゃないけど、マーチがあのまんまなのは日本人として許せん!
●第3位 スバル アセント
全長5mのスバル最大のSUV。3列シートの7~8人乗りとなっていて、エンジンは2.4L水平対向ターボ
ランクル並みの巨体を誇る北米向けフルサイズSUV! 全長はなんと5m! うーん、アメリカン。
これを日本に持ってきたところで、そりゃまぁ大して売れないとは思いますが、スバルって今こういうの作ってるんだってことを肌で感じたい! エンジンは2.4Lターボでござる。
●第2位 トヨタ セコイア
北米で販売されているフルサイズSUVで、現行型は2008年に登場。全長5mを優に超え、5.5L V8エンジンなどが搭載される
ピックアップトラックのタンドラをベースにしたフルサイズSUV。もちろんアメリカ工場製です。エンジンはV8の5.7Lだす。うーん、まさにアメリカン(2回目)!
日本だったら、このサイズだけで周囲を蹴散らせそうだネ! このブス顔もたまらんなぁ! 限定100台くらいでいいから輸入してくらさい。
●第1位 トヨタ アイゴ
欧州で販売しているヤリスより小型のコンパクトハッチ。現行型は2014年の登場でエンジンは1Lと1.2Lターボが設定される。名前は「I go」に由来するとか
最も現実的に日本で売ってもらいたいのがコレ。
ヨーロッパでPSAグループと共同開発した低価格の小型車で、チェコ工場製。
マイチェンヴィッツみたいなフロントフェイスだけど、全体のプロポーションやバランスはヴィッツよりはるかにイイ! イメージは鉄腕アトムだそうです。いいじゃないか! 5ドアの右ハンドル仕様もあるので、なんとかひとつ。
【番外コラム】 STI S209が米国限定車とは何ごとかっ!
ここ数年、北米市場偏重があまりにもあからさまなスバルだが、2.5Lターボを搭載し、歴代STIモデル最強の341hpを発揮するSTI S209は、なんとアメリカ限定(200台)!
STIが手掛けるコンプリートカー、「Sシリーズ」初の米国向けモデルで、2.5Lターボは341hpを発揮。米国限定で200台が販売
日本では1台も売らないとな! ジョーダンじゃねぇ! いくらなんでもそりゃねぇだろ! スバルファンは全員切歯扼腕、地団駄踏んで悔しがっているはず!
これはもやは“亡国の危機”と言っても過言ではあるまい。右ハンドルを作るのがそんなにめんどくさいんかい!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
トヨタ新型「ミニアルファード」登場は? 「手頃なアルファードが欲しい」期待する声も!? 過去に"1代で"姿消した「ミドル高級ミニバン」があった!? 今後、復活はあるのか
“生産版”「“R36”GT-R」公開に反響絶大! 日産の「旧車デザイン」採用&4.1リッター「V6」搭載で「借金しても欲しい」の声! 1000馬力超えもあるArtisan「“和製”なスーパーカー」が話題に
“650馬力”の爆速「コンパクトカー」がスゴイ! 全長4.2mボディに「W12ツインターボ」搭載! ド派手“ワイドボディ”がカッコいい史上最強の「ゴルフ」とは?
「中古車を買いに来たら『支払総額表示』で売ってくれませんでした、詐欺ですよね?」 「別途費用が必要」と言われることも…! 苦情絶えないトラブル、どんな内容?
「黄信号だ。止まろう」ドカーーーン!!! 追突されて「運転ヘタクソが!」と怒鳴られた…投稿に大反響!?「黄信号は止まるの当たり前だろ」の声も…実際の「黄信号の意味」ってどうなの?
「とりあえず増税ね」で50年!? 「世界一高い」自動車諸税&ガソリン税“見直し”正念場 “年収の壁”の向こうの璧
「黄信号だ。止まろう」ドカーーーン!!! 追突されて「運転ヘタクソが!」と怒鳴られた…投稿に大反響!?「黄信号は止まるの当たり前だろ」の声も…実際の「黄信号の意味」ってどうなの?
走行中、後ろから緊急自動車が! 譲らないと「違反」に!
“生産版”「“R36”GT-R」公開に反響絶大! 日産の「旧車デザイン」採用&4.1リッター「V6」搭載で「借金しても欲しい」の声! 1000馬力超えもあるArtisan「“和製”なスーパーカー」が話題に
「中古車を買いに来たら『支払総額表示』で売ってくれませんでした、詐欺ですよね?」 「別途費用が必要」と言われることも…! 苦情絶えないトラブル、どんな内容?
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!
みんなのコメント
この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?