ポルシェ・ペンスキー・モータースポーツのマネージングディレクター、ジョナサン・ディウグイドによると、2025年のル・マン24時間レースに3台目のポルシェ963をドライブしてデビューする予定のパスカル・ウェーレインは「すべての条件を満たした」といい、彼はすでにWEC世界耐久選手権のテストプログラムに組み込まれていることを明かした。
ABB FIAフォーミュラE世界選手権の現チャンピオンであるウェーレインは、2025年1月のIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権開幕戦デイトナ24時間レースでカスタマーチームのJDCミラー・モータースポーツから、ポルシェ963でのデビューを飾った。
ワークス・ポルシェ963最後の1席を射止めたのはFE王者ウェーレイン。ル・マン24時間デビューへ
その後ウェーレインはポルシェ・ペンスキーがル・マンで追加エントリーする4号車ポルシェ963のドライバーに選ばれ、IMSAでのレギュラードライバーであるニック・タンディ、フェリペ・ナッセとともにサルト・サーキットでの伝統の一戦に出場することが決まった。
ポルシェは、ウェーレインをこの“最後のシート”に確定させる前、3月のIMSA第2戦セブリング12時間ではJDCミラーのドライバーとして、ポルシェ契約ドライバーで同じくフォーミュラEに出場しているニコ・ミューラーを起用していた。
「ル・マンはこのプログラムにとって非常に重要なレースなので、軽視はしていない」とディウグイドは述べている。
「我々はすべてのステップを踏み、過去数カ月だけでなく、過去1年半にわたって彼と他のドライバーにクルマのフィーリングをつかむ機会を与えたかったのだ」
「パスカルはポルシェのフォーミュラEで素晴らしい仕事をしており、それは2024年末にドライバーズ・ワールドチャンピオンシップを獲得したことからも明らかだ」
「彼はここ3カ月、ポルシェ963をドライブしてテストする機会を得て、素晴らしい仕事をした」
「彼は我々が必要とするすべての条件を満たしており、彼をプログラムに迎えることができて興奮しているし、彼はそこで本当に良い成績を収めると思う」
ディウグイドは、ウェーレインが今後数カ月間、ポルシェ・ペンスキーのWECテストプログラムに参加し、6月のル・マンデビューに向けて、より多くのトラック走行時間を確保すると語った。
「これまでも参加してきたし、これからも参加するだろう」とディウグイドはウェーレインのテストプログラムについて語る。
「基本的に、あらゆるテストの機会だ。たとえば、彼はWECプログラムで金曜と土曜にスパでテストを行い、できるだけ多くのシートタイムを確保し、さまざまなタイプのサーキットや、このクルマのシステムがどのように機能するかを知る機会を得ている」
「彼は、フォーミュラEの活動と重ならない限り、あらゆるテストの機会やチャンスを利用する」
■今年の4号車は“ドイツ製”に
過去2年のレースとは少し異なり、ポルシェ・ペンスキーのル・マンでの3台目のマシンは、シャシーがノースカロライナ州ムーアズビルの米国拠点ではなく、ドイツのマンハイムにあるチームのWEC本部で組み立てられることをディウグイドは確認した。
「主な違いのひとつは、3台目のマシンがWECプログラムの拠点であるマンハイムで製造および組み立てられることだ」とディウグイド。
「過去数年間、我々はアメリカでマシンを製造し、それを輸送してきた」
「テストカレンダーとすべてのタイミングを見ると、米国からの物流は、成功するための最良のポジションにはなかった。そのため、少し変更している」
「まだ部分的に組み立て中だが、米国のメカニックとエンジニアが(IMSAの)ラグナセカのレース後に1週間半、WECプログラムを支援するため(ドイツに)渡航する」
「それがおそらく主な違いだ。それ以外は、すべてかなり(過去2年に)似ている」
[オートスポーツweb 2025年04月07日]
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