スバルは、米国ロサンゼルスにて開催中の2023年ロサンゼルスオートショーにおいて、新型「フォレスター」(米国仕様車)を、世界初公開した。
「フォレスター」は、1997年に初代モデルがデビューして以来、「どこにでも行ける、どこでも使える」という基本価値を継承し、グローバルで幅広いユーザーに受け入れられているスバルの中核を担う正統派SUV。米国では、これまで260万台以上を販売しており、同社の最量販モデルの1つとなっている。
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今回公開した第6世代となる新型フォレスターは、走る愉しさを感じさせる優れた運動性能、安心を提供する先進安全装備、とことん使えるユーティリティなど、その機能や実用性をさらに高め、日常から非日常までどんな時でも乗る人すべての期待に応える事ができるSUVに進化した。
そのエクステリアは、SUVらしく頑丈で堂々とした存在感を感じるデザインとし、フルインナーフレーム構造による高いボディ剛性や、2ピニオン電動パワーステアリングの採用により動的質感を向上。
また、新世代アイサイトを標準装備し、安全性能も高めた。さらに、一部グレードでは11.6インチセンターインフォメーションディスプレイも搭載した。
今回の新型「フォレスター」は、米国市場では「Base」、「Premium」、「Sport」、「Limited」、「Touring」の5グレードを設定し、2024年春以降の導入を予定している。
新型「フォレスター」(米国仕様車)の主な特長
■デザイン
エクステリアは、頑丈かつ堂々とした存在感を感じさせるデザインとした。フロントビューは、ヘッドランプまでつながり、高い位置に軸を通す大胆な造形のグリルを採用。
リヤビューは、荷室空間の広さを感じさせる、傾斜を抑えたリヤゲートとし、左右のコンビネーションランプを高い位置でつなぐことで、ワイド感を強調している。
一方インテリアは、インストルメントパネルやシフト操作部まわりを中心に、随所でSUVらしい頑丈さと安心感を表現。また、さまざまな機能を集約した11.6インチセンターインフォメーションディスプレイをインテリアの中央に配置し、実用性と利便性を高めている。
■動的性能・質感
アクティブトルクスプリットAWDの制御を刷新し、駆動力を軸重に合わせて常に最適配分することで、操舵初期の高い応答性とライントレース性を実現。
日常使いのさまざまな走行シチュエーションで、安心感のある走りと操舵の気持ちよさを両立した。また滑りやすい路面等で、エンジン、トランスミッション、ブレーキ等をコントロールするX-MODEを採用した。
パワーユニットは、振動・騒音を低減することで動的質感を高めた、180 hp/178 lb-ftの 2.5L水平対向4気筒エンジンを搭載。さらに2ピニオン電動パワーステアリングを採用。ダイレクトで自然な操舵感を実現するとともに、応答遅れのないリニアなステアリングフィールを実現した。
またスバルグローバルプラットフォームをさらに進化させ、フルインナーフレーム構造の採用や、構造用接着剤の適用拡大、サスペンション取り付け部の剛性を向上。
従来型よりさらに高いレベルの動的質感を実現した。さらに骨盤を支えるシート構造を採用。仙骨を押さえることで、車体の揺れが頭部へ伝わることを防ぐ。
これにより、ステアリング操作に伴うロールや、路面のうねりで身体が大きく揺さぶられたときでも、快適な乗り心地と疲労の軽減につなげる。
■安全性能
自車速度が低速時に、新型ステレオカメラよりも広角で、二輪車/歩行者を認識できる単眼カメラを採用することで、プリクラッシュブレーキで対応できるシチュエーションを拡大し、歴代アイサイトとして最高の性能を実現した。
さらに、ドライバー異常時対応システムを採用。車線中央維持制御・先行車追従操舵制御の作動中にドライバーが長時間ステアリング操作を行わなかった場合、車両を停止し、ハザードランプを点灯させ、ドアをロック解除。その後、SUBARU STARLINKコネクティッドサービスが緊急通報する。
また電動ブレーキブースターを採用し、プリクラッシュブレーキで、自転車の急な飛び出しなどへの応答性が向上した。加えて、全車速追従機能付クルーズコントロール使用時の、急な先行車の割り込みなどに対する素早い減速も実現している。
さらにリヤシートリマインダーを全車に標準装備。車両から出る前に、後席確認の案内をすることで、後席のお子様やペットの置き去りを防止する。
■ユーティリティ
エアコンは、ドライバーシートのみ、フロントシートのみ、前後席の3パターンでコントロールが可能な集中送風モードを採用し、快適性と燃費向上に貢献している。
さらに一部グレードでは、SUBARU STARLINK対応の11.6インチセンターインフォメーションディスプレイを装備し、Apple CarPlayおよびAndroid Autoのワイヤレス接続に対応した。加えて、リヤバンパーの下に足を入れて引くだけでリヤゲートを開閉することができる、キックセンサー式ハンズフリーパワーリヤゲートを採用した。
関連情報:https://www.subaru.jp/
構成/土屋嘉久
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みんなのコメント
待ってられない
エンジンは2.5Lを復活してほしいな!
日本の役人の偽善の規制で強引に作った1.8ターボは出来は悪くないけどリコール2回もしているし2.5Lの方が安定してて実際に燃費もそれ程大きくは変わらない
2.5Lの復活を望む