144億円の税引前損失を計上
text:James Attwood(ジェームズ・アトウッド)
【画像】アストン マーティン DBXプロトタイプ、ヴァルキリー、ヴァルハラ【新モデル比較】 全100枚
アストン マーティン・ラゴンダ・リミテッドは、2019年を終えて、1億430万ポンド(144億円)の税引前損失を計上した。
同社は、ディーラーへの販売の減少により収益が落ち込んでいるが、最近の投資と財政回復計画により長期的な利益を達成し、収益性のある成長を遂げることができると述べている。
アストン マーティンの2019年の小売り売上高は12%増加したが、卸売台数(ディーラーへの販売)は、2018年の6441台から9%減の5862台となっている。
各モデルの販売コストの上昇と利益率の低下も減収の原因となっており、収益は9%減少の9億9900万ポンド(1375億円)となっている。
同社は特別モデルの販売数も少なくなっていた。
アストンの英国での昨年の販売台数は、21%減の1429台で、その他のヨーロッパおよび中東でのは28%減の1074台となっている。
一方、北米での販売は16%増の2050台、中国では6%増加している。
アストン マーティンは、取締役会メンバー兼最高財務責任者のマーク・ウィルソンが、今年4月末で辞任することを合わせて発表している。
財政回復への取り組み
アストン マーティンは最近、億万長者のローレンス・ストロールが率いるコンソーシアムからの、5億ポンド(690億円)にも上る大規模な投資に続く「リセットプラン」を発表している。
同社はまた、商品計画を「書き変え」、行動に移すことにより「真の高級車ブランドとしての地位を確立できる」と述べている。
アストンのトップ、アンディ・パーマーは、2019年は「非常にチャレンジングな年」だったと振り返り、「リセット、安定化、リスク軽減のために事業計画を改訂しました。長期的な利益と成長のために、これを管理していきます」と述べている。
パーマーはまた「改定された計画と適切な資金運用で、高級ブランドとしての地位を確保しつつ、ビジネスを継続するための財政回復が可能だと確信しています」と述べている。
新しいモデルで巻き返しを図る
アストンは、今年後半に発売が予定されている同社初のSUV、DBXでの、巻き返しを図る。
DBXの受注台数は、2020年全体の目標をすでに超えているとのことだ。
アストン マーティンは、今年、もう1つ重要なモデル、待望のハイパーカー、ヴァルキリーの発売を控えている。
さらに、同社は、2022年導入予定のヴァルハラと、ミドエンジン・モデルラインナップの拡大が重要になってくると述べている。
アストン マーティンはまた、コロナウイルスの感染拡大によるサプライチェーンの混乱により、DBXの生産に遅れが出る可能性があると述べている。
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