現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 三菱が新型軽スーパーハイトワゴン「デリカミニ」をスペシャルサイトで初披露。2023年夏に発売予定だが、待ち遠しいぞ!

ここから本文です

三菱が新型軽スーパーハイトワゴン「デリカミニ」をスペシャルサイトで初披露。2023年夏に発売予定だが、待ち遠しいぞ!

掲載 更新 31
三菱が新型軽スーパーハイトワゴン「デリカミニ」をスペシャルサイトで初披露。2023年夏に発売予定だが、待ち遠しいぞ!

2022年11月4日、三菱自動車(以下、三菱)は新型軽スーパーハイトワゴン「デリカミニ(DELICA MINI)」のスペシャルサイトを開設し、エクステリアデザインを初披露した。2023年初頭に開催される東京オートサロン2023に参考出品し、2023年初夏に発売を予定している。

「デリカ D:1」ではなく「デリカミニ」となった理由は
コロナ禍などの影響もあり、自動車の販売台数は伸び悩んでいるが、軽乗用車は相変わらず好調だ。中でも、スーパーハイトワゴンと呼ばれる、全高が1701mm以上でスライドドアを持つカテゴリーは、軽乗用車全体の4割以上を占めており、今後も年間約60万台で推移すると見込まれている。

●【くるま問答】ガソリンの給油口は、なぜクルマによって右だったり左だったりするのか

スーパーハイトワゴンは、いわゆる標準モデルにカスタム系の2モデルをラインナップするものが多く、三菱もeKスペースとeKクロス スペースをラインナップしていた。だが、スズキがスペーシアギアやスペーシアBASE、ダイハツがタント ファンクロスといった、アウトドア系の新たなモデルを投入し、人気を集めている。

そこで三菱も今後のマーケット拡大を予想し、eKクロス スペースをベースに、アウトドア系に三菱らしい走りを付加した「デリカミニ」を投入するというわけだ。なお、今回の発表ではエクステリアが公開されたのみで、インテリアやパワートレーンなどは公表されていない。

デリカといえば、2023年には初代が登場してから55周年を迎える、三菱の中核モデルだ。トラックから始まったが、スターワゴンやスペースギアなどといったモデルが人気を呼び、現行型は「デリカ D:5」として、4WDも備えてアウトドアテイストを高めたミニバンとなっている。

だが、軽スーパーハイトワゴンの購入層であるヤングファミリーには、デリカは少し遠い存在だった。そこで、デリカを身近なクルマに感じてもらうために、親しみやすいデリカミニの登場となった。

デリカ「ミニ」というと、かつての名車「パジェロミニ」を彷彿とする人もいるだろう。また、デリカのファミリーにはD:3やD:2もラインナップされていることから、「デリカ D:1」という車名も検討されたそうだが、パジェロミニとのイメージのつながりや、より身近な存在を目指して、デリカミニという車名になったという。

デリカの世界観を軽スーパーハイトワゴンに詰め込んだ
前述のように、今回お披露目されたのは外観デザインだけ。「デイリー アドベンチャー(毎日の冒険)」をデザインテーマに、力強さと安心感を表現する「ダイナミックシールド」に、特徴的な半円形のLEDポジションランプを内蔵したヘッドランプを組み合わせ、凛としながらも親しみやすい表情とした。フロントバンパーとテールゲートガーニッシュには立体的な「DELICA」ロゴを採用している。

ブラックのホイールアーチに加え、前後バンパー下部にプロテクト感のあるスキッドプレート形状を採用し、デリカならではのSUVらしい走破性を表現している。アルミホイールは、タフさを表した形状とスタイリッシュさを持ち合わせたダークシルバー塗装とし、足元を引き締めている。ボディカラーは、デリカミニのコンセプトに合わせて新開発した、都会からアウトドアレジャーまであらゆるシーンに馴染むアッシュグリーンメタリックを新色として採用している。

なお、このデリカミニの登場によって、現行のeKスペースやeKクロス スペースがどうなるのか。また、姉妹車である日産 ルークスにも同様のモデルが登場するのか。そのあたりは、まだ何も発表されていない。

このデリカミニ、2023年初頭に開催される東京オートサロン2023に参考出品される予定だ。そのころには、インテリアなども公開されることになるだろう。そして発売は、初代デリカの発売から55周年となる2023年初夏が予定されている。

軽スーパーハイトワゴンでアウトドア系の購入を検討していて、このデリカミニが気になった人は、まずは東京オートサロン2023で実車の見てからのお楽しみ、ということになるだろうか。それまで待てない人は、スペシャルサイトをチェックしておきたい。

[ アルバム : 三菱 デリカミニ はオリジナルサイトでご覧ください ]

こんな記事も読まれています

みなとみらいのヤマハ発信拠点で“外に繰り出したくなる”イラスト展開催 12月11日~15日
みなとみらいのヤマハ発信拠点で“外に繰り出したくなる”イラスト展開催 12月11日~15日
レスポンス
ルクレール、”チームオーダー無視”のサインツJr.を批判「優しくすると、いつも損をするんだ!」
ルクレール、”チームオーダー無視”のサインツJr.を批判「優しくすると、いつも損をするんだ!」
motorsport.com 日本版
F1 Topic:ホテルでも空港でも遊べる“ギャンブルの街”ラスベガス。気になる賭け率とガスリーの躍進
F1 Topic:ホテルでも空港でも遊べる“ギャンブルの街”ラスベガス。気になる賭け率とガスリーの躍進
AUTOSPORT web
異形の「センチュリーロイヤル」!? 唯一無二の“Sワゴン型”なぜ存在?
異形の「センチュリーロイヤル」!? 唯一無二の“Sワゴン型”なぜ存在?
乗りものニュース
クルマはいまやボディだけじゃなくてシートもコーティングが基本! 車内で飲食するなら「布シートコーティング」は必須だった
クルマはいまやボディだけじゃなくてシートもコーティングが基本! 車内で飲食するなら「布シートコーティング」は必須だった
WEB CARTOP
エンブレムが立ち上がった! メルセデスベンツ『EQS』が「電気自動車のSクラス」らしく進化 1535万円から
エンブレムが立ち上がった! メルセデスベンツ『EQS』が「電気自動車のSクラス」らしく進化 1535万円から
レスポンス
4連覇達成のフェルスタッペン、レッドブル離脱は考えていたのか? 内紛とライバル猛追に苦しんだ2024年を回顧
4連覇達成のフェルスタッペン、レッドブル離脱は考えていたのか? 内紛とライバル猛追に苦しんだ2024年を回顧
motorsport.com 日本版
もう“永遠の2番手”じゃない。ヌービル、悲願のWRC初タイトルは「諦めず頑張り続けたご褒美。残る全てはオマケだ!」
もう“永遠の2番手”じゃない。ヌービル、悲願のWRC初タイトルは「諦めず頑張り続けたご褒美。残る全てはオマケだ!」
motorsport.com 日本版
「くっそかっこいいやん!」トライアンフの新型ミドルアドベンチャー登場にSNSは好感触
「くっそかっこいいやん!」トライアンフの新型ミドルアドベンチャー登場にSNSは好感触
レスポンス
「横で積む」それとも「縦に置く」? 知らないドライバーも多数! 外した「夏タイヤ」の「正しい積み方」正解はどっち!?
「横で積む」それとも「縦に置く」? 知らないドライバーも多数! 外した「夏タイヤ」の「正しい積み方」正解はどっち!?
くるまのニュース
メルセデス・ベンツ「Gクラス」の電動仕様「G580」のスゴさとは? 戦車みたいに“その場”で旋回! BEV化にて舗装路も悪路も「走りが格上」に
メルセデス・ベンツ「Gクラス」の電動仕様「G580」のスゴさとは? 戦車みたいに“その場”で旋回! BEV化にて舗装路も悪路も「走りが格上」に
VAGUE
初めてのスポーツバイクにオススメ 『境川サイクリングロード』を走ってみた
初めてのスポーツバイクにオススメ 『境川サイクリングロード』を走ってみた
バイクのニュース
サインツ予選2番手「マクラーレンに勝ってタイトルをつかむため、最大限のポイントを獲得する」フェラーリ/F1第22戦
サインツ予選2番手「マクラーレンに勝ってタイトルをつかむため、最大限のポイントを獲得する」フェラーリ/F1第22戦
AUTOSPORT web
日産が93.5%の大幅減益! ハイブリッドの急速な伸びを読めなかったのは庶民感覚が欠けていたから…「技術の日産」の復活を望みます【Key’s note】
日産が93.5%の大幅減益! ハイブリッドの急速な伸びを読めなかったのは庶民感覚が欠けていたから…「技術の日産」の復活を望みます【Key’s note】
Auto Messe Web
【カワサキ×IXON】初コラボでジャケットを設定!2024秋冬から販売中!緑がチラチラ、かっこいい!  
【カワサキ×IXON】初コラボでジャケットを設定!2024秋冬から販売中!緑がチラチラ、かっこいい!  
モーサイ
残す? それともクビ? レッドブル、ラスベガスでも大苦戦セルジオ・ペレス処遇を最終戦後の会議で決定へ
残す? それともクビ? レッドブル、ラスベガスでも大苦戦セルジオ・ペレス処遇を最終戦後の会議で決定へ
motorsport.com 日本版
4K映像 × EIS手ブレ補正機能搭載のバイク用ドライブレコーダー「AKY-710Pro」の予約販売が12月末スタート!
4K映像 × EIS手ブレ補正機能搭載のバイク用ドライブレコーダー「AKY-710Pro」の予約販売が12月末スタート!
バイクブロス
悲願の「全固体電池」が実現間近! ホンダが2020年代後半の量産開始を目標にしたパイロットラインを初公開
悲願の「全固体電池」が実現間近! ホンダが2020年代後半の量産開始を目標にしたパイロットラインを初公開
THE EV TIMES

みんなのコメント

31件
  • なかなか良いわね。この流れでジムニー対抗のパジェロミニ、スペーシアベース対抗のEKトッポとか出てきたら面白そうだわ。EK弾丸とか出てきたらもっと面白そうだわ。
  • eKスペースクロスはデリカミニと被ってしまう
    だろうから廃止となるのかな?
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

178.9209.9万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

79.0495.0万円

中古車を検索
ミニの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

178.9209.9万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

79.0495.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村