4月26日、アルファロメオの輸入元であるFACジャパンは、ジュリアの超高性能モデル「ジュリアGTA/GTAm」の注文受付を開始した。
マイナス約100kgを実現
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新型ジュリアGTA/GTAmは、ジュリアのハイパフォーマンス・グレード「クアドリフォリオ」をもとに、大幅な軽量化とエンジンの高性能化を施したスペシャルモデルだ。1965年に発表された「ジュリア・スプリントGTA」に敬意を表して開発されたという。
GTAは、ボンネットやルーフ、フロントバンパーやフロントフェンダー、ルーフ、そしてリアディフューザーなどにカーボンファイバーを使い、クアドリフォリオに対し約50kgの軽量化を実現しているという。いっぽう、GTAmは、さらにポリカーボネート樹脂素材を使ったサイドおよびリア・ウィンドウを採用し約100kg軽くなった、とされる。
空力的付加物については、F1でアルファロメオとタッグを組むザウバーエンジニアリングのノウハウが注入され、ザウバーが開発したカーボンファイバー製のサイドスカートやリアスポイラーから構成される「ザウバーエアロキット」が装着された。
足まわりには20インチのアルミホイールとカーボンセラミックブレーキディスクを標準装備。専用のスプリングやショックアブソーバー、ブッシュが採用され、車高がベース車より低められた。
最高出力は540ps!
内装は、GTAがクアドリフォリオとほぼおなじで、ダッシュボードなどの各所に人工皮革の「アルカンターラ」を使う。シートは、GTAのロゴが入ったスパルコ製スポーツシートになる。
GTAmは、リアシートを取り払い、ボディ剛性を高めるためロールオーバーバーを装着するなど、サーキット走行に主眼を置いた仕様。さらに、アルカンターラの使用部位を拡大したシートは、高いホールド性と軽量化を両立したカーボン一体成形のサベルト製スポーツシート(6点式シートベルト)に換装された。
搭載するエンジンは2.9リッターV型6気筒ガソリン・ツインターボで、最高出力はクアドリフォリオ比プラス30psの540psへ引き上げられた。エキゾーストシステムは、チタニウムを使用した新設計のアクラポヴィッチ社製に換装されている。
価格はジュリアGTAが2064万円、ジュリアGTAmが2198万円。購入希望者は、4月26日(月)から5月9日(日)までにアルファロメオ正規ディーラーで希望モデルを注文しなくてはならない。オーダー受付後は、アルファロメオ公式ウェブサイトのコンフィギュレーターで仕様の詳細を決定し、かつ10%の頭金の振り込みが必要になるとのこと。納車は2021年末以降を予定する。
文・稲垣邦康(GQ)
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