価格もサイズもリーズナブルでありながら、楽しさや趣味性も備えるコンパクトSUV。人気があるのも納得のカテゴリーだが、これからも続々と新車が登場する。お待ちかねのあのクルマから、意表を突いたあんなクルマまで、注目の最新情報をお届け!!
※本稿は2023年9月のものです
文/ベストカー編集部、写真/ベストカー編集部 ほか
初出:『ベストカー』2023年10月26日号
ランクルミニ注文殺到必至!? 電気版エスクードも!? 発売間近のコンパクトSUV5選
■ヒット間違いなしの小さな大物
第4のランクルはコンパクトサイズで登場。初期のランクルのイメージを引き継ぐモデルとなる(ベストカー編集部作成の予想CG)
300、250、70(復活)に続く第4のランドクルーザ―として話題のランクルミニ(仮称)。以前のスクープ情報で確定的デザイン情報を掲載したところ、大反響となった。
ランクル250をジャストサイズに縮めたかのようなデザインは大人気確実。意外と早く、2024年中には登場するとの情報が入っている。
パワーユニットは純ガソリンエンジンとハイブリッドになるとのことで、その詳細は不明だが、排気量は1.8~2.5Lクラスが予想される。
ボディサイズはカローラクロスの全長と全幅に、より高い全高となるイメージで、具体的には全長4500×全幅1825×全高1850mm前後。まさに日本の道にジャストのサイズ感だ。
ランクル250では廃止となった背面タイヤを備えるなどワイルド系SUVの雰囲気を前面に押し出すランクルミニ。ランクルの名前を使う限り、当然、雰囲気だけでなく本物の悪路走破性も備えることになる。
■インドからやってくるエントリーSUV
ヴェゼルの背を高くしたサイズ感で登場。最低地上高は220mmを確保
ホンダにも出番を待っているコンパクトSUVがある。2023年6月にインドで発表されたエレベイトがそれ。2024年春にWR-Vという車名で日本導入されるとの情報だ。
全長4312×全幅1790×全高1650mmのサイズは、ヴェゼルより全長が18mm短く、全幅が同じで、全高は60mm高いというもの。ホイールベースは2650mmなのでヴェゼルより長く、その上のZR-V(2655mm)に近い。
サイズだけを見ているとホンダのSUV群のなかでの位置付けが難しく思えるが、このクルマはエントリーモデル。価格も3車のSUV群のなかで最もリーズナブルなものになるだろう。
エレベイトはインドで生産し、日本に輸入される。インドでのエンジンは121ps/14.8kgmの直4、1.5L・NAのみだが、日本市場でそれだけでは商品力として弱く、ヴェゼルと同じ1.5L・e:HEVも設定されそうだ。
予想価格は1.5Lガソリンで220万円から、e:HEVで270万円から(ともにFF)で、4WDも用意される。インテリアの質感も高く、若年層の人気を獲得できそうなクルマである。
■コンパクトSUVもBEVの時代
スズキとの共同開発で登場するbZ1X。進化型のBEV専用プラットフォームe-TNGAで基本性能を向上させるほか、新機軸の装備も満載となる
これからのコンパクトSUVには当然、電気自動車(BEV)も増えてくる。
まずスズキのeVX。2023年1月にインドで世界初公開されたクルマで、スズキのBEV世界戦略車の第1弾。2025年までに市販化すると発表しており、海外市場がメインだが、日本への導入も期待される。
サイズは全長4300×全幅1800×全高1600mmで、エスクードを少し大きくしたくらいのサイズ感。60kWhのバッテリーを搭載し、インドMIDOモードで550kmの航続距離を持つ。まず海外で発売し、日本へは2025年秋以降のデビューとなりそうだ。
2025年にはトヨタからもBEVのコンパクトSUVが登場。スズキとの共同開発によるBEVで、bZ4Xの弟分にあたるbZ1Xとして登場することになりそうだ。
日産からはリーフのクロスオーバー仕様が登場。2023年秋のジャパンモビリティショーに出展する予定となっている。
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みんなのコメント
少し前は5ナンバーじゃないと取り回しがって出ていませんでしたっけ?
販売法も、KINTOや残価設定必須にして割高販売するんだろうなぁ…。