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ホンダ レジェンドの自動運転レベル3対応に合わせ、清水和夫が「リアルな自動運転論」を学べるウェビナーを3月15日に開催

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ホンダ レジェンドの自動運転レベル3対応に合わせ、清水和夫が「リアルな自動運転論」を学べるウェビナーを3月15日に開催

世界で初めて「自動運転レベル3」を型式指定

レベル2相当の自動運転技術を搭載したクルマは、すでに日本の道でも多く走り始めている。高速道路でのハンズオフドライブを体験したことがある方もいるかもしれない。しかし、あくまでレベル2まではドライバーが主体。一旦システムにバトンを渡したとしても、乗員が運転から完全に解放されることはない。運転タスクの主体をシステムが担当するのはレベル3からである。

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国土交通省は、2020年11月に世界に先駆けてレベル3の自動運転車に型式指定を実施した。認証された車両は、ホンダのフラッグシップセダン、レジェンドである。それから4ヵ月、いよいよホンダは2021年3月5日に自動運転レベル3を実用化したレジェンドの国内販売をスタート。完全自動運転実現までのロードマップが、ここで一段階大きく前進したことになる。

自動運転レベルの定義をおさらい

運転自動化レベルの定義については、SAE International(SAEインターナショナル)のJ3016は次のように5段階の基準を定めている。

レベル0:運転者がすべての動的運転タスクを実行

レベル1:システムが縦方向または横方向のいずれかの車両運動制御のサブタスクを限定領域において実行
レベル2:システムが縦方向及び横方向両方の車両運転制御のサブタスクを限定領域において実行

ここまでは、あくまで操縦の主体は運転者にあり、運転者が一部または全ての動的運転タスクを行なうことが大前提となる。かたや、今回のレジェンドで実用化したレベル3以降は操縦の主体は「システム」となる。

レベル3:システムがすべての動的運転タスクを限定領域において実行。作動継続が困難な場合は、システムの介入要求などに運転者が適切に応答。
レベル4:システムがすべての動的運転タスクを実施。作動継続が困難な場合にもシステムが対応。
レベル5:システムがすべての動的運転タスク及び作動継続が困難な場合への応答を無制限に(すなわち、限定領域内ではない)実行。

完全自動運転までに、何を知り、何を作るべきか

日本では、2020年を目処に高速道路におけるレベル3の自動運転を実現することを目標としてきた。これは、今回のレジェンドの型式認証により計画通りクリアできたことになる。さらに2025年には、高速道路でのレベル4の自動運転を実現しようとしている。

しかし、現実社会では、天候不良や突然の落下物など想定外の事象が常に我々を待ち受けている。自動運転をレベル3、レベル4、そして完全自律走行まで進めていくには、何を知り、何を決め、何を作っていけば良いのだろうか。

モータージャーナリスト、清水和夫氏がウェビナーを開催

そんな自動運転のリアルな問題や現状についての理解を深めるべく、GENROQ Webのコレスポンデントとしても活躍している自動車ジャーナリスト・清水和夫氏が主催する「SIP-Cafe」(自動運転のいま、自動運転がもたらす未来について情報を発信していくコミュニティサイト)は、ウェビナーを開催する。

講師として登壇するのは、国土交通省・自動運転戦略官の多田善隆氏と、日本自動車工業会・主査の横山利夫氏(本田技研工業)。実際に、自動運転に関する技術基準の策定に携わってきた両氏だからこそ語ることのできる、リアルな自動運転論を聞けるはずだ。参加者は、チャットを通じて質問を投げかけることも可能である。具体的な日時や参加方法については、下記の概要を参照いただきたい。

【ウェビナー概要】

「SIP-adus2021成果発表会プレ・ミーティング 自動運転レベル3法改正と技術基準ウェブセミナー」

日時:2021年3月15日(月)12時~13時50分

講師:国土交通省・自動車局・技術・環境政策課自動運転戦略官 多田善隆氏

日本自動車工業会・自動運転検討会・主査 横山利夫氏(本田技研工業)

司会:清水和夫氏

プログラム:

12:00-12:05 政府の自動運転実証実験プロジェクトSIP-adus 葛巻清吾 プロジェクトディレクター挨拶(ビデオ)

12:05-12:25 多田氏より、技術基準策定のポイント解説

12:25-12:45 横山氏より、自工会での技術基準議論のポイント解説

12:45-13:00 司会者からの代表質問

13:00-13:45 参加者からの質問に回答(チャットを通じて質問受付)

13:45-13:50 閉会挨拶

【参加方法】

下記URL(外部サイト)にアクセスし、メールアドレス、会社名、氏名を登録登録すると、メールアドレスにウェビナーへの招待メールが送付されるので、当日はそこからアクセス。

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