■デビューから2年経過! 日本で一番売れている「EV」が一部改良
日産は2024年5月30日、軽自動車のEV(電気自動車)モデル「サクラ」を一部改良しました。
2022年のデビュー当時と比べ、どこが変わったのでしょうか。
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サクラは、軽ハイトワゴンのEVとして2022年にデビューしました。日産では「リーフ」「アリア」に続く3番目の量産型EVで、初の軽モデルです。
サクラのバッテリー容量は、リーフの40kWh(通常モデル)に対し半分の20kWhとし、コスト上昇を抑えて手ごろな価格設定を実現させました。
航続距離は最大180km(WLTCモード)で、軽自動車の日常的な使われ方に十分対応できる性能を確保したと日産は説明します。
バッテリーに蓄えた電力を自宅などに給電できる機能を備えているのも特徴です。
また195Nmの最大トルクは軽ターボ車を超える高性能で、スムーズな加速を誇り、モーターの構造も最適化されたことで、優れた静粛性も確保しました。
高速道路の単一車線での運転支援技術「プロパイロット」や、軽初搭載の自動駐車機能「プロパイロット パーキング」など、先進運転支援機能も充実しています。
サクラのボディサイズは、全長3395mm×全幅1475mm×全高1655mm、ホイールベース2495mm。
これは日産の軽ハイトワゴン(ガソリンエンジン車)「デイズ」とほぼ同寸ですが、サクラは内外装ともに独自の先進的なデザインを採用しています。
このように優れた環境性能や高い静音性、そして先進的なデザインを採用したサクラは、デビュー早々に国内ユーザーからの支持を集めました。
発売からおよそ1年が経過した2023年7月には、早くも受注累計5万台を突破。2022年度と2023年度の2年連続で国内BV販売台数No.1を獲得するなど、好調な販売推移をみせています。
日産の調べによると、2023年度の国内におけるEV販売台数において、サクラは約41%を占めるといい、日本市場におけるEVの普及に大きく貢献したモデルといえます。
今回実施された一部改良では、主に仕様の向上が図られました。
量販グレード「X」と、ビジネスグレード「S」にバックビューモニターとディスプレイ付自動防眩式ルームミラーを標準装備化したほか、上級グレード「G」には助手席にもヒーター付シートを標準装備化したことで、使い勝手を向上させています。
また新たに「Amazon Alexa」を「EV専用NissanConnectナビゲーションシステム」に搭載しました。
このほか、ボディカラーに「シルキーライラック/チタニウムグレー」(2トーンカラー)を新規採用しています。
加えて、外装ではリアのハッチゲート右側に備わっていた「Zero Emission」のエンブレムが廃止され、新たに「100%ev」のエンブレムが左側の車名下に備わるようになった点も変更点です。
なお2023年12月19日、日産の創立90周年を記念して発売された「サクラ 90th Anniversary」についても、今回同様の改良を施しています。
サクラ 90th Anniversaryは、内外装に専用装備を備えた特別仕様車です。
外装は、カッパーのルーフサイドステッカーを配し、ブラックカラーにカッパーストライプがデザインされたドアミラーを装備するほか、専用の14インチブラックアルミホイールを装着しています。
内装は、90th Anniversary専用のシート素材「テーラーフィット」を採用します。
高い耐久性を持ちながらナッパレザーのような触感を持つ合成皮革素材で、包み込まれるような乗り心地を実現するものです。
※ ※ ※
新型サクラの販売価格(消費税込み)は、253万6600円から308万2200円まで。
2022年登場時に比べると、Gの場合で14万1900円高、Xの場合で20万200円高となっています。
またサクラ 90th Anniversary(一部改良版)の価格は270万9300円ですが、2023年12月登場時と比べ5万600円値上がりしています。
ただしサクラは国からのCEV(クリーンエネルギー自動車)補助金の対象車両となっており、さらに自治体によっては個別の補助金も用意されていることから、利用すれば通常の軽自動車並みの購入も可能となっています。
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みんなのコメント
自宅に充電設備を設置出来るのが前提だけど。