アストンマーティンのフェルナンド・アロンソは、今週末のメキシコシティGPでF1での400戦目のレースを迎える。しかしアロンソはまだまだ退くつもりはなく、あと40戦や50戦はレースに出るつもりだと語った。
2001年にミナルディ・ヨーロピアンからF1デビューを果たしたアロンソ。当時は史上3番目に若いF1デビューであった。その後2003年に初優勝を果たすと、2005年と2006年には2年連続でチャンピオンを獲得。ルノーやマクラーレン、フェラーリといったトップチームを渡り歩いてきた。その後、一時F1を離れてWEC(世界耐久選手権)やインディ500、ダカール・ラリーなどにも挑戦。2021年にF1復帰すると、2023年からはアストンマーティンへと復帰し、度々の表彰台を獲得するなど衰え知らずのところを見せている。
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そのアロンソにとってメキシコシティGPは、F1エントリー400戦目。デビューから24年目で、F1史上初めて400戦目に到達したドライバーということになる。
「達成できてとても嬉しいね。もちろん、チャンピオンを獲得したり、レースで勝利するということが、ドライバーとしては最も重要なことだ。でも同時に、このスポーツへの愛と、20年以上にわたって非常に高いレベルでパフォーマンスするための規律を示すモノでもあると思う」
アロンソはチームのプレスリリースにそうコメントを寄せた。
「その間に、僕は全てのレーシングドライバーが夢見る世界チャンピオンになるという目標を達成した。そして、最高のサーキットで、世界最高のドライバーたちと競い合うという素晴らしい経験をしてきた」
「さらに400戦走るということはないと思うけど、今後数年間の間に、少なくともあと40戦か50戦は出場できるはずだ」
■アロンソを支えるモチベーション
アロンソは今のF1マシンは以前のF1マシンよりも肉体的に”優しい”マシンになったことで長く走り続けられているとしつつも、今のアストンマーティンが置かれている状況が、モチベーションを引き上げていると語った。
「現在のF1は、以前よりも身体に優しく、より長く戦えるようになっていると思う」
そうアロンソは言う。
「もちろん、依然として体力的には大きな課題ではある。でも、F1の技術は進歩し、マシンはドライバーにとって少し優しいモノになった。シートは快適だし、安全装備やヘルメットなど、全てが進化してより良いモノになっている」
「決勝レースでのペースも、僕らにとっては優しい。今のF1は燃料を満タンにしてレースをスタートし、レース中はタイヤとエネルギーをマネジメントする。長時間にわたってマシンの性能をフルに発揮するようなことはない」
「体力的に厳しいのは予選だけだけど、それはすごく短いから、若い奴らについていくのには問題はないよ」
「僕はこれまでと変わらずF1が大好きだし、毎日レースして、自分のベストを引き出したいと思っている。常に、さらに1%でも向上したいと願っているんだ」
「まだやりたいことはたくさんある、アストンマーティンのプロジェクトはとてもエキサイティングだ。2026年には新しいレギュレーションになるし、アラムコやホンダといったパートナー、エイドリアン・ニューウェイのような人が加わることで、新たなチャンスが生まれるだろうしね」
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