日産自動車株式会社は2月28日、「セレナ」に電動パワートレイン「e-POWER」を搭載した「セレナe-POWER」を3月1日より全国一斉に発売することを発表した。
e-POWERは発電専用のエンジンで発電した電気をバッテリーを充電し、その電気を使ってモーターのみで走行するシステムで、2016年にノートに初搭載されヒット。ノートを2017年の乗用車販売台数2位に押し上げた。その人気を受けセレナに搭載。500kg重たいセレナ用に発電用エンジンを84ps(79ps)、モーター出力を136ps(95ps)にパワーアップ、バッテリー容量を1.8kW(1.5kWh)に上げてバッテリー走行距離を拡大させている(カッコ内はノートe-POWER)、燃費を26.2km/Lとし、クラスNO.1を謳う。
ミニバンのセレナにも「e-POWER」。走りや新機能をプロトタイプで確認した
今回あらたに「チャージモード」と「マナーモード」という走行モードを追加した。「チャージモード」は積極的にバッテリーを充電し、「マナーモード」はできるだけ発電エンジンを使用せずバッテリーのみで走行する。使用例として「チャージモード」を車通りの多い幹線道路などで使用しバッテリーをフル充電させ、自宅近くで「マナーモード」にして静かに走行するといった使い方ができるとしている。
エクステリアは、フロントグリルにブルーのアクセントを加え、ストップランプを3本のLEDに変更、リアサイドスポイラーや専用デザインの15インチアルミホイールなどをe-POWER専用として採用。またボディ色にe-POWER専用カラーの「ミントホワイトパール」を追加している。
インテリアはメーターまわりのフィニッシャー、シフトノブ、コンソールトレイにブルーのアクセントを入れている。シフトノブはバイワイヤー式となる。快適性の向上としてEV走行のメリットである静粛性を強化、高級車に使われる内部に遮音フィルムを挟んだガラスや4層構造のセンターカーペットを採用するなどし、遮音性能を向上させている。
セレナe-POWERの「家族史上、最高でかけたくなるクルマ」のテーマから、発表会には家族史上、最高のパパ、ママとしてFUJIWARAの藤本敏史さんと藤本美貴さんが登場。家族って最高と思ったエピソードとして藤本敏史さんは「一つのベッドに家族全員で寝るのですが、一緒に寝ると子どもの寝返りが酷くて、寝場所がだんだん無くなるんですよ」と語り、藤本美貴さんは「うちの家族はなんにもなくても楽しめるんです。音無しでダンスしたりしてます」と話し、プレスばかりの硬い雰囲気の会場を和ませた。
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