現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 【マツダ2 大幅改良】まるでEVのような顔になったワケ…スポルトも復活!

ここから本文です

【マツダ2 大幅改良】まるでEVのような顔になったワケ…スポルトも復活!

掲載 8
【マツダ2 大幅改良】まるでEVのような顔になったワケ…スポルトも復活!

マツダは1月27日、マツダ2の大幅改良を発表した。同時に予約受付を開始、発売は3月下旬の予定だ。

今回の目玉は、エクステリアの刷新だ。特にフロントマスクがガラッと変わった。ほかマツダ車同様、大きく空いたグリルを捨てて、まるでEVのようなグリルレスのフロントマスクになったのだ。

トヨタ、突然の社長交代!豊田章男社長は、会長へ…新社長は佐藤恒治執行役員。内山田竹志会長は退任予定

なぜここまで変えたのか。じつは、マツダ2自体の購入層の年齢が徐々に上がり始めていたのがきっかけだという。マツダの乗用車としてもっともコンパクトで価格も安価、にもかかわらず…。そこで今回の大幅改良の開発コンセプトは「好きを探せる相棒」。新機種の追加や各機種のキャラクターを明確化し、マツダのエントリーモデルとして自分らしい1台を選んでもらえるような方向性を目指したのだ。その思いが、フレンドリーでポップなエクステリアにあらわれている。

■新機種「BD(ブランクデッキ)」とは

新機種「15BD」と「XD BD」は、2トーンのフルホイールキャップを新たに設定。またボディカラーに合わせた3種類のインパネや、ボディカラーと異なる色も選べるルーフフィルムとドアミラーカバーのカラーバリエーションを用意し、全198通りから選択できるようにしている。

ちなみに「BD」とは「ブランクデッキ」の略。カラーコディネートされていないスケートボードを意味し、これをベースに自分好みの仕様に仕立ててほしいとの思いから命名されたグレードだ。

また、本来2トーンカラーは塗装工程が複雑(塗装→マスキング→塗装)で、乾燥させる工程も多く大量のエネルギーを用していた。つまりCO2排出量が課題。そこでマツダは、これまでより簡単に貼れ、かつ質感や耐候性を確保したルーフフィルムを開発。1台につき十数分で貼れるという画期的なこのフィルム、カラーはホワイトとブラックの2種類を用意している。

ボディカラーは11色、インパネカラーは3色、ルーフカラー3色(モノトーンと、ホワイト及びブラック2色)、ホイールキャップカラー6色を用意。他にも用品を拡充しつつ、また用品パッケージとして「ROOKIE DRIVE(ルーキー ドライブ)」と「CLAP POP(クラップ ポップ)」を設定。用品装着により、さらなる表現の広がりを提供している。

■スポルト復活!

また、今回の大幅改良で「15BD」、「XD BD」に加えてスポーティな外観の「15 SPORT(スポルト)」、「XD SPORT+(スポルト プラス)」を設定。また、特別仕様車だった「Sunlit Citrus(サンリット シトラス)」をカタログモデル化し、「15 Sunlit Citrus」として設定。フレンドリーなBD系、スポーティなスポルト、上級のサンリット シトラスと3パターンに集約している。

「スポルト」は、先代デミオまで設定されていたスポーティな仕様だ。大幅改良前の「Black Tone Edition(ブラックトーンエディション)」をベースに、スポーティさをさらに強調すべく専用装備を追加。グレード名も改めた。MT車も引き続き設定。

その専用装備は、16インチ専用アルミホイール(ブラックメタリック塗装/切削加工)、専用メッシュグリル(グロスブラック)、ブラック基調のシート(赤ライン入り)。

■上級仕様「サンリット シトラス」

また従来の「サンリット シトラス」で好評だった質感をさらに高めた「15 サンリット シトラス」は、本革巻きステアリング/シフトノブ/パーキングブレーキレバー、さらにパワーシート/ステアリングヒーターに加えて追従クルーズコントロールなどのADAS関連を標準装備。

大幅改良後の価格は、152万9000~254万1000円。

〈文=ドライバーWeb編集部〉

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油7円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

日産 [アリア]って実は完成度高すぎる[クルマ]じゃない?
日産 [アリア]って実は完成度高すぎる[クルマ]じゃない?
ベストカーWeb
こんなクルマよく売ったな!! 【愛すべき日本の珍車と珍技術】もう二度と作ることができない限定400台[インプレッサ22B-STiバージョン]はいまや3000万円以上!!!!
こんなクルマよく売ったな!! 【愛すべき日本の珍車と珍技術】もう二度と作ることができない限定400台[インプレッサ22B-STiバージョン]はいまや3000万円以上!!!!
ベストカーWeb
佐藤万璃音を擁してWEC・LMGT3に参戦するユナイテッドAS、マクラーレン720S GT3エボの新リバリー発表
佐藤万璃音を擁してWEC・LMGT3に参戦するユナイテッドAS、マクラーレン720S GT3エボの新リバリー発表
AUTOSPORT web
【詳細データテスト】プジョー5008 経済性は良好 走りと快適性は及第点 実用性や居住性は不満も
【詳細データテスト】プジョー5008 経済性は良好 走りと快適性は及第点 実用性や居住性は不満も
AUTOCAR JAPAN
「スーパーフォーミュラしかない!」念願かなったルーキーたちの課題は。2レース制増も影響か
「スーパーフォーミュラしかない!」念願かなったルーキーたちの課題は。2レース制増も影響か
AUTOSPORT web
こ、これアウトランダーじゃね!? 決算説明から見えた[日産PHEV第1号車]は三菱からのOEMか?
こ、これアウトランダーじゃね!? 決算説明から見えた[日産PHEV第1号車]は三菱からのOEMか?
ベストカーWeb
日産「フェアレディZ」にワゴンが登場!?  実は「ステージア」ベースで「リーフ」リアゲートを移植…車検をとって公道走行可能なカスタムカーでした
日産「フェアレディZ」にワゴンが登場!? 実は「ステージア」ベースで「リーフ」リアゲートを移植…車検をとって公道走行可能なカスタムカーでした
Auto Messe Web
実はサーキットより面白い? 本気のオフロード走行のススメ SUV人気の裏にある魅力
実はサーキットより面白い? 本気のオフロード走行のススメ SUV人気の裏にある魅力
AUTOCAR JAPAN
「オートモビリア」って、なに? ミニカーや古本などがずらりと並んだ「アミューズメントゾーン」にはキャンギャルも登場して熱気に包まれてました
「オートモビリア」って、なに? ミニカーや古本などがずらりと並んだ「アミューズメントゾーン」にはキャンギャルも登場して熱気に包まれてました
Auto Messe Web
「これが売れなかったら四輪撤退…」→超ロングセラーに! 世界の「シビック」を生んだ“妙な納得感のある理論”とは
「これが売れなかったら四輪撤退…」→超ロングセラーに! 世界の「シビック」を生んだ“妙な納得感のある理論”とは
乗りものニュース
沼にハマる 『レトロモビル2025』でフランス車の魅力に迫る 高い技術力と芸術的デザインの融合
沼にハマる 『レトロモビル2025』でフランス車の魅力に迫る 高い技術力と芸術的デザインの融合
AUTOCAR JAPAN
トヨタ「86」&スバル「BRZ」用クラッチは「歯打ち音」を低減!「ヤリス」用は半クラが扱いやすい…待望のアイテムが「小倉クラッチ」からリリース!
トヨタ「86」&スバル「BRZ」用クラッチは「歯打ち音」を低減!「ヤリス」用は半クラが扱いやすい…待望のアイテムが「小倉クラッチ」からリリース!
Auto Messe Web
先端の「クマ」も再現 ブガッティ・タイプ57 S コルシカ(2) 受賞多数のオープンボディ
先端の「クマ」も再現 ブガッティ・タイプ57 S コルシカ(2) 受賞多数のオープンボディ
AUTOCAR JAPAN
帽子を焦がしたレーシングシャシー ブガッティ・タイプ57 S コルシカ(1) バラバラからの再生
帽子を焦がしたレーシングシャシー ブガッティ・タイプ57 S コルシカ(1) バラバラからの再生
AUTOCAR JAPAN
トヨタ勝田貴元、惜しくも優勝逃す2位フィニッシュ……3.8秒差で僚友エバンスに軍配|WRCラリー・スウェーデン
トヨタ勝田貴元、惜しくも優勝逃す2位フィニッシュ……3.8秒差で僚友エバンスに軍配|WRCラリー・スウェーデン
motorsport.com 日本版
スズキの超ハイルーフ「本格SUV」に期待大!「ジムニー」超える“悪路走破性”に「まるで軍用車!?」な斬新デザイン採用! 日常から“アウトドア”まで大活躍の「エックスヘッド」コンセプトがカッコイイ!
スズキの超ハイルーフ「本格SUV」に期待大!「ジムニー」超える“悪路走破性”に「まるで軍用車!?」な斬新デザイン採用! 日常から“アウトドア”まで大活躍の「エックスヘッド」コンセプトがカッコイイ!
くるまのニュース
10トン超えのバッテリーを搭載して航続距離500km……ってホントにエコ? 大型トラックはBEVよりもFCVのほうが最適解
10トン超えのバッテリーを搭載して航続距離500km……ってホントにエコ? 大型トラックはBEVよりもFCVのほうが最適解
WEB CARTOP
被災3年…ついに架設スタート! 阿武隈川を渡る国道399号“軽くなる”新しい橋の姿は?
被災3年…ついに架設スタート! 阿武隈川を渡る国道399号“軽くなる”新しい橋の姿は?
乗りものニュース

みんなのコメント

8件
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

139.3227.9万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

8.8175.0万円

中古車を検索
デミオの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

139.3227.9万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

8.8175.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村