ベントレーのフラッグシップモデル「フライングスパー」に贅を凝らした「マリナー」仕様が登場

2021年8月12日（英・現地時間）、ベントレーのビスポーク部門であるマリナーが、フライングスパーをベースとした「フライングスパー マリナー」を発表。日本へのデリバリーは2022年第二四半期が予定されている。

マリナーコレクションファミリーで第3のシリーズ
ベントレーのビスポーク（オーダーメード）部門マリナーより、ベントレーのフラッグシップモデル「フライングスパー」をベースとした「フライングスパー マリナー」の発表が行われ、アメリカ カリフォルニア州で開催のモントレー カー ウィークでそのベールを脱いだ。

コンチネンタルGT、コンチネンタルGT コンバーチブルに続く第3のマリナーコレクションファミリーとなるフライングスパー マリナーは、4L V8 DOHCツインターボ（550ps／770Nm）及び6L W12DOHC ツインターボ（635ps／900Nm）、3L V6 DOHCターボ（544ps／750Nm）＋モーターのハイブリッドのいずれからも選択できる。ちなみに、ハイブリッドモデルのマリナー仕様は、フライングスパーが初となる。

まずはエクステリアから。ダブルダイヤモンド フロントグリルとクローム フロントロワーグリルには、マリナーオリジナルのビスポークウィングベントが装着され、サテンシルバー塗装のミラーキャップが特別感を醸し出す。アイコニックなイルミネーション付き「フライングB」は電動で展開し、フューエルキャップとオイルキャップは宝石のような輝きを放つ。

ホイールはマリナー専用の22インチ。グレーのペイントにポリッシュ仕上げで、車輪が回転しても角度が変わらないセルフレベリングホイールキャップが付く。どこもゴージャスだ。

イルミネーション付きのアウタートレッドプレートと、深みのあるパイルのマリナーオーバーマットとで乗員を誘うインテリアは、カスタムメイドな3色の組み合わせから8種類を選ぶことができる。そして、運転席にはアクセントカラーのパイピングや手縫いのシートにはマリナー仕様ならではの刺繍が施される。

マリナー仕様の真骨頂ともいうべき「ダイヤモンド イン ダイヤモンド」のキルティングがシートやドアの内張（3Dレザーで仕上げ）に施される。コントラストの効いたシートのパイピングは、センターコンソールから、インパネまわり、ドアのウエストレールの下まで乗員を囲むアクセントとなり、ベントレーの「B」をかたどったクロームインレイを際立たせてくれる。

このダイヤモンド イン ダイヤモンドのキルティングに入る712のステッチは、職人の技のなせる業だ。ステッチすべてがダイヤモンド（ひし形）の中心に向かうといった凝りようだ。

LED のインパネは、ベントレーのクラシックテーマを引継ぎながら、スタイリッシュなマリナーグラフィックが限定で追加されている。ベントレーの定番ともいえる、ベントレーローテーションディスプレイやスポーツペダル、ヒーター付きデュオトーン3スポークステアリングホイール、パノラマ式サンルーフも、もちろん装備される。

前席の背もたれ裏側には、ボタンひとつで展開する電動式ピクニックテーブルが収納される。オーバーレイが独特なウッド製テーブルは、下ろすと自動的に水平になり、レザートリムの表面にはペンなどを収納できるくぼみがある。

オーナー向けのエクスクルーシブなおもてなしも用意される。オーナーが選んだインテリアの3色とお揃いのマリナー特製プレゼンテーションボックス入り革巻きキーと、インテリアカラーにマッチしたコントラストステッチ入りのケースに1個ずつ入れられたそれ以外のふたつのキーがプレゼントされる。

フライングスパー マリナーの日本へのデリバリーは、2022年第二四半期が予定されている。車両価格（税込）は、3L V6ハイブリッドと4L V8モデルが3350万円、6L W12モデルが3650万円となる。

ベントレー フライングスパー ハイブリッド マリナー主要諸元
●全長×全幅×全高：5316×2013×1483mm
●ホイールベース：3194mm
●車両重量：2505kg
●エンジン：V6 DOHCターボ＋モーター
●総排気量：2894cc
●最高出力：400kW（544ps）
●最大トルク：750Nm
●トランスミッション：8速AT
●駆動方式：4WD
●燃料・タンク容量：プレミアム・80L
●車両価格（税込）：3350万円

[ アルバム : ベントレー フライングスパー マリナー はオリジナルサイトでご覧ください ]

Comments

ザ・ナリキンカー

神田うの＆パチンコ屋とか似合いそう