50ccの車体と変わらない乗り心地
「ホンダは、今般の新基準原付の法規に適合させ、これまで同様、原付免許や普通自動車免許での乗車が可能な原付一種カテゴリーのモデル開発を進めています」
【画像】見た目はまったく変わらないけど……新基準原付の「スーパーカブ110 Lite」を画像で見る
ホンダの国内販売戦略を担うホンダモーターサイクルジャパンの室岡克博社長は、「大阪モーターサイクルショー2025」のメディア向け説明会でそのように話しました。同社が新基準付原付に言及するのは、これが初めてのことです。室岡氏はベールをとった車両に腕を向けて、さらに続けました。
「それがこのコンセプトモデル『スーパーカブ110Lite』であります。110ccエンジンを搭載するスーパーカブ110をベースに、最高出力を4kW以下に抑えて、従来のスーパーカブ50と同様の使用感で扱いやすく、頼れるコミューターとしてお客様にお届けする予定です」
新基準原付は環境基準に適合させるため原付の排気量をアップし、それでも原付免許で運転できるような高い安全性を備えた車両基準をいかに実現するかを目的に、足掛け3年にわたって議論が重ねられてきました。
そこで得られた結論が、排気量125ccのエンジンで、最高出力を4kW以下に抑えることを条件に、日本の新たな原付バイクのポジションを担うことになったのです。
コンセプトモデルには、スーパーカブのエンブレムの下に「Lite」のロゴが入ります。「スーパーカブ110」のエンジンの出力を規制内に落としても、市販モデルではなお混合交通での走りやすさを備えた走行性能が得られる予定です。
「スーパーカブ110」のシート高は738mmで「スーパーカブ50」より3mm高いですが、足つき性はほぼ同じ。新基準原付は現行の50ccバイクよりシート高があり、乗りやすさに差が出るのではないか、というユーザーの不安を見事に打ち消しています。
さらに室岡氏は、新基準原付の見通しをこう話します。
「また、新基準原付の法規適合モデルについては、スーパーカブタイプの他、スクータータイプの開発も進めています。正式な発表までもうしばらくお時間をいただきますけれども、ぜひご期待ください」
新基準原付の法令環境は、運転に関する道路交通法関連、車両基準に関する道路運送車両法関連は2025年4月1日から、新基準原付に対応します。
ただ、新基準原付の軽自動車税額やナンバープレートの取り扱いが遅れたため、4月の施行を目指しているものの、3月21日時点では国会での税制関連法案の可決成立を待っている状況です。
ホンダは、コミューターモデルの「スーパーカブ」シリーズについては50ccエンジンを搭載する「スーパーカブ50ファイナルエディション」を、環境規制強化の適応がスタートする直前の2025年10月まで生産する予定です。
新基準原付は、50ccエンジンモデルの生産終了後に本格的に投入されると見られます。
新基準原付は、基本的にエンジンの出力が抑えられるだけで、そのほかの変更は最小限に留まると見込まれます。
「スーパーカブ110Lite」のコンセプトモデルでは、前輪ブレーキに「スーパーカブ110」と同じ油圧式ディスク(ABS装備)が使われるなど、現行の50ccには装備されていなかった安全性の高さも期待できます。
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