フォルクスワーゲンの商用車部門フォルクスワーゲン・コマーシャルビークルは3月19日、デビューから時間が経っても人気を保ち続けている1966年式「T1 サンババス」(通称ワーゲンバス)をベースとしたフル電気自動車のコンセプトカー「e-ブリス」を発表した。
ベースとなったのは、50年以上前に生産され、カリフォルニアで半世紀以上を過ごしてきた個体。44馬力の4気筒ボクサーユニットは、2倍以上の83馬力を発生するモーターに換装され、トルクもオリジナルの102NmからEV版では212Nmまで強化されている。最高速度はリミッターにより130km/hに制限されるが、オリジナルは105km/hだから、実に2割以上の向上となる。
シフトレバーは運転席と助手席の間に新設され、Bモードではドライバーが回生ブレーキの強度を調整することが可能。オリジナルに忠実にエンジンとギアボックスはリアアクスルにマウントされ、45kWmのリチウムイオンバッテリーがエネルギーを供給する。床下にバッテリーを配置したことで、低重心化が実現し、ドライバビリティも向上したという。50kWの急速充電に対応しているため、40分で80%まで充電が可能なうえ、満充電での航続距離は200km超と日常使いにまったく痛痒感はなさそうだ。
内外装にも徹底したモディファイが加えられた。ボディカラーはオレンジとゴールデンサンドマットのツートーンとされ、ヘッドライトはデイタイムランニングライト付きのLEDに交換。リアエンドには充電状態を示すLEDインジケーターも装備している。8人分のシートが据付けられたインテリアもツートーンのレザー仕立てとされ、コクピットには新たなデザインのスピードメーターやモーターのスタートボタンが付与された。
驚くべきは、このコンセプトがEVコンバートを専門とする「eクラシックス」(https://www.e-classics.eu/de/)で入手可能ということ。スターティングプライスは64,900ユーロ(約770万円)と安価ではないが、ゼロエミッションのクラシックカーを手にするには納得できる設定となっている。
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みんなのコメント
こういう発想もいいと思う。
今はハイブリッドでいずれEVとかならアリかな。