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「ニホンシャ、ダイスキデス♪♪」 異国の地、沖縄で高まる熱狂的な「日本車愛」

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「ニホンシャ、ダイスキデス♪♪」 異国の地、沖縄で高まる熱狂的な「日本車愛」

「沖縄カスタムカーショー」の一角を飾る、 在日米軍が乗るジャパニーズ・スポーツ

「沖縄カスタムカーショー2018」では、外国人の来場者も多く見受けられた。 日本旅行ブームに湧くアジア系の観光客もそうだが、現地の在日米軍に所属するガイジンたちの姿も目立つ。一緒に連れてこられた子供たちも、真剣に目を輝かせながらカスタムカーに見入っていた。一生懸命になって写真を撮る姿も然り、彼らにとっては異国の地であるがクルマ好きは万国共通のようだ。 さらに会場の奥へ足を運ぶとその数は増えていく。そこには外国人の集団が複数も見受けられ、「ここは外国か?」と思うほどである。そして、周りに置かれているクルマも欧州の最新スポーツカーや日本のミニバン&セダンでもない。何やら他のゾーンとは違う雰囲気だ。ここは「沖縄カスタムカーショー2018」展示車両の一部。 とても美しい状態にキープされたブルーバード(510系)やスカイラインGT-R(R33)など、その中心は1~2世代前の国産スポーツモデルである。しかも珍しいドレスアップや大掛かりなチューニングがされているわけでもなく、まるでオフ会に参加しているような感覚。東京オートサロンや大阪オートメッセにはない、沖縄らしい空気と”緩さ”がじつに心地いい。

L28型改「3.2Lツインカムエンジン」を搭載したハコスカに試乗!

細かく車種を見れば、スカイライン、シルビア、レビン、RX-7、スープラなど、70~90年代のジャパニーズ・スポーツ。そのオーナーが在日米軍基地に所属する人たちであることは、ナンバープレートから見てわかる。 いくらココが日本の地であるとはいえ、彼らにとってのトレンドはジャパニーズ・スポーツ。その理由を(流暢な日本語が話せる)オーナーたちに聞くと、アメリカでも日本のスポーツカーは大ブームの様子。見た目はいいし、速いし、25年ルール(製造から25年経過した日本車への輸入緩和)もあって、すごく盛り上がっているようだ。アチラでは、とにかく日本の古いスポーツカーが超クール。じつは女子にモテるという話もあった。 “スポーツカー=オタク”なイメージが強い日本のイメージとは違って、なんとも羨ましいハナシだ。 もちろん、単にそれだけではない。とある参加者いわく、 「ママが母国で日本車に乗っていましたね。ボクがライセンス(免許)を取って、運転の技術を磨いたそのクルマが大好きだったんです。いまは自分が同じ車を持ててすごくハッピー!」と、礼儀正しい彼の愛車はピカピカに磨き上げられた”ハチロク”。しかも、日本国内では以前にR33GT-Rのフルチューンを所有していたほど日本車好きのようだ。 続けて「GT-Rよりもパワーも下がって(620ps→150ps)、ABSもない。アメ車はもちろんだけど、新しい日本車にもないアナログな感じがいいですね。沖縄は狭いし、アクセル全開に踏める場所もないので、ボクにはちょうどいい”ファミリー”なんです」。

他にも 「小さい時に”イニシャルD(頭文字D)”を見て憧れた」。 「沖縄には信頼できるチューニングショップが多い」。 「米国に輸出されない日本車に乗ることは、地元の友達に自慢できる」。 という話も聞けた。

なお、彼らは定期的なミーティングを行なって日本のスポーツカー乗りとも交流を深めているようだ。 国籍を超えて楽しむカーライフ。日本人にも負けない”日本車愛”は、さらなる盛り上がりを見せることだろう。

沖縄で見かけるアルファベットがつくナンバープレートは? 在日米軍周辺で見かける”Y”や”E”と記載されたナンバープレート。 これらは軍関係者の乗る車両に付いているのだが、最も多い”Y”ナンバーは日本国内で購入した車両。比較的に少ない”E”ナンバーは、アメリカなど他国から日本に持ち込まれて登録されたもの。他にも軽自動車やバイク登録の”A”ナンバーがあるそうですよ。

(レポート:ちんサブ)

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