トヨタ ハイラックス、スバル フォレスター、スズキのアルトラパン、エブリイ・エブリイワゴンが一部改良。40周年を迎えたスズキ アルトからは特別仕様車が登場。
輸入車に目を向けると、アルピーヌA110から特別限定車、メルセデスからはBクラスのニューモデル、プジョーから2008から特別仕様車が登場…と、こちらもこちらも夏本番に向けてネタ盛りだくさんだ。
【装備や性能をガチ比較】10年前と比べて新車価格は高くなった? 割安になった??
※本稿は2019年6月のものです
文:ベストカー編集部/写真:ベストカー編集部
初出:『ベストカー』 2019年7月26日号
■トヨタ ハイラックス(一部改良・6月24日発売)
トヨタのハイラックスが一部改良され、安全装備がより充実した。
トヨタ ハイラックス(ネビュラブルーメタリック)
特別仕様車「ブラックラリーエディション」にも適用される。
プリクラッシュセーフティの検知機能が向上し、新たに夜間の歩行者と昼間の自転車運転に対応したほか、レーンディパーチャーアラート(車線逸脱警報システム)には警報だけでなく逸脱抑制も行うヨーアシスト機能を搭載。
さらに、レーダークルーズコントロール、ロードサインアシスト、先行車発進告知機能も採用した。また、リアデフロックの設定を拡大し、全車標準とした。
こちらは昨年11月に設定された「Black Rally Editio」。今回の一部改良はこのモデルにも適用される
●価格:332万1000円~
■スバル フォレスター(一部改良・7月18日発売)
スバルのフォレスターが一部改良され、7月18日に発売された。
フォレスターは2018年度JNCAP衝突安全性能評価で最高得点を獲得し「大賞」を受賞している
今回の改良では、後席への荷物等の置き忘れをブザーや画面表示で知らせるリアシートリマインダーを装備して機能性を高めた。
さらに新色のマグネタイトグレー・メタリックを用意したほか、車両ナンバーを照らすライセンスランプにLEDを標準装備。e-BOXER搭載の「Advance」が最も人気で、販売台数の約半分を占めるとのことだ。
●価格:280万8000円~
■スズキ アルトラパン(一部改良・6月17日発売)
スズキのアルトラパンが一部改良された。
エントリーグレードの「G」で2万9160円のアップ、ひとつ上の「L」で2万5920円のアップとなる
今回の一部改良ではスズキの予防安全技術であるスズキセーフティサポートの機能を充実させた。
車両や歩行者を検知する衝突被害軽減ブレーキの「デュアルセンサーサポート」、後退時の衝突被害軽減ブレーキ「後退時ブレーキサポート」を全車に標準装備した。
Xグレードにはカジュアルな「キャメル」と華やかな「スカーレット」の2種類のシート表皮を設定している。
●価格:110万7000円~
■スズキ エブリイ/エブリイワゴン(一部改良・6月17日発売)
スズキのエブリイとエブリイワゴンが一部改良。
スズキ エブリイ
夜間の歩行者も検知するデュアルカメラブレーキサポートなどを含む予防安全装備スズキセーフティサポートをエブリイワゴン全グレードとエブリイの一部に標準装備した。
●価格:95万400円~
■スズキ アルト 40周年特別仕様車 Lリミテッド(特別仕様車・6月13日発売)
スズキのアルトに特別仕様車「40周年特別仕様車Lリミテッド」が設定された。
アルトはこれまで8代にわたり進化を続け、国内累計販売台数は514万台に達している
この特別仕様車は初代アルト誕生から40年を迎えたことを記念して設定されたモデルで、Lスズキセーフティサポート装備車をベースに、快適装備を充実させながらお得な価格設定にしたもの。ブラック基調のインテリアや、専用エンブレムをバックドアに装備している。
価格はベース車と比較して2WDが2160円、4WDが4320円のアップとなる。
●価格:95万5800円~
■アルピーヌA110 ブルーアビス(特別限定車・8月下旬予約開始)
アルピーヌA110に特別仕様車「ノワール」と「ブルーアビス」が追加された。
アルピーヌA110 ブルーアビス
「ノワール」はすでに予約受付を終了。「ブルーアビス」は8月下旬に予約受付を開始。30台限定となる。申し込み多数の場合は抽選での販売となる。
アルピーヌA110の上級グレードであるリネージをベースとし、専用装備としてボディカラーは深い海をイメージさせるブルーアビスメタリックを採用、18インチアロイホイールSERAC(ブラック)を装備する。
欲しい人はアルピーヌ・ジャポンオフィシャルウェブサイト内の専用申し込みページへアクセス。
●価格:829万円
■メルセデス・ベンツ Bクラス(ニューモデル・6月6日予約開始)
メルセデス・ベンツのBクラスがフルモデルチェンジされた。
メルセデス・ベンツ Bクラス
ルーフラインが低くなったほか、ボディのラインやエッジが大幅に削減され、以前よりスポーティさを強調。Cd値も前モデルより0.1改善され、0.24となった。
インテリアは、ダッシュボードの上方カウルがなくなり、ワイドスクリーンディスプレイが搭載されているAクラスのデザインを踏襲。室内空間は室内幅が33mm、ヘッドルームが5mm拡大したほか、リアシートのバックレストは4対2対4の分割可倒式を採用。「ハイ、メルセデス」でお馴染みの「MBUX」も搭載している。
Sクラスと同等のインテリジェントドライブシステムがオプションで設定できる。B180には136ps/20.4kgmの1.4L直4ターボエンジンに7速DCTを、B200dには150ps/32.6kgmの2L直4クリーンディーゼルターボに8速DCTを組み合わせ搭載する。
ガソリンモデルは7月納車開始、ディーゼルモデルの納車は少し遅くなり10月から納車開始となる
●価格:384万円~
■プジョー 2008 GTラインブラックパック(特別仕様車・6月10日発売)
プジョーの2008に特別仕様車「GTラインブラックパック」が設定された。
プジョー 2008 GTラインブラックパック
ブラック基調の各エクステリアパーツやブラックレザーシート、ブラックの17インチアロイホイールを装着し、300万円を切る戦略的な価格設定となっている。
●価格:299万9000円~
■シトロエン C3セントジェームス(特別仕様車・6月10日発売)
シトロエンの「C3」に特別仕様車「セントジェームス」が追加された。
シトロエン C3セントジェームス
フレンチカジュアルブランド(ボーダーシャツが有名)のセントジェームスとのコラボレーションとなる。
「C3 SHINE」をベースとし、セントジェームスボーダールーフステッカーやCピラー用のロゴステッカーなどを特別装備。ボディカラーは3色展開となる。
●価格:256万円
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