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新型BMW X3と新型ホンダ シビックをドライブ。そして大丈夫かニッポン

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新型BMW X3と新型ホンダ シビックをドライブ。そして大丈夫かニッポン

クルマと過ごす日々 vol.10

今週はBMW X3とシビックに試乗しました。どっちも箱根で乗ったのですが、X3は車格も上がって滑らかさや上質感は凄いですね。

取材ときどきタカハシ ジュリアだ、メガーヌだ、ZFだぁ?とテストドライブのはしご

レポートが例によってまだなんですけど、ライバルはアウディQ5とかベンツだとGLCあたり。レンジローバーはヴェラールっていうところでしょうか。いずれも、プレミアムで高級ですけどX3には、BMWらしさがありますね。これは官能に訴える部分で、部品とか、仕上げとか、見た目とか、すべてのモノももちろんですけど、動かしてみると、その「らしさ」を感じます。

このあたりが、今後の車両開発のキーになりそうですね。目をつぶっててもハンドルを握り、アクセルを踏み、カーブを曲がると「らしさ」を感じます。目をつぶって・・・

サプライヤーとの協業になると、他社との共通部品も増えるわけで、そうした中で「らしさ」を追及するのが課題と思います。だけど、X3にはそれを感じさせるものがありました。そのあたりはいずれまた書きます。

シビックはセダンとハッチバックに試乗。

この写真じゃぁ、ドライブに行った時の写真だね。取材写真に見えないなぁ・・・

セダンは寄居工場、ハッチバックは英国工場製です。そのせいなのか?乗り味が違いますね。こちらはモータージャーナリストの佐藤久実さんにレポートしてもらいますが、そもそもダンパーが違うそうです。

ハッチバックはBWI製でセダンはショーワ製。その2社では、構造も違うというのだからフィーリングは違いますよ。これはコストが影響しているということでしょう。

週中には調査会社J.Dパワーの講演があって、自動車専門の調査会社マークラインズの基調講演がありました。内容は、つどautoproveに掲載しているようなことで、とくに驚くような内容はなかったのですが、正確な数値が出ているあたりがさすが調査会社です。

でも、取材とはいえ、録音、撮影ができないわけで、記事にはできないというわけです。こうした調査会社は企業との契約でデータを公開しますから、メディアに公開したら価値が下がります。

記憶の中でお伝えしますと2016年の世界での保有台数が9300万台で、2032年には1億2400万台に増加。先進国はほぼセロ成長で新興国が中心の伸びになると。また、現在のEVやハイブリッドなど電動化されているクルマの市場は、中国が1.8%、日本が27.9%、アメリカ3.1%、欧州2.9%という状況で、日本は成熟した市場と考えていいですよね。いわば電動化先進国。

台数でいくと2015年で電動化車両は200万台でしたが2027年では3630万台にまで延びると予測しています。約35%の車両がEVとかハイブリッドになってくるわけで、その中心は48Vハイブリッドであることは言うまでもありません。だがしかし、日本のメーカーは消極的です。

日本はもっと高電圧のハイブリッドを好むユーザーが多く、いわゆるフルハイブリッドが人気だから、48Vの低電圧には売れないと予測しているからでしょう。しかし、グローバルでみると2020年代には大幅に電動化が進むことは間違いないわけで、革命を肌で感じることができるわけです。

そして、日本の自動車産業は垂直産業ですから、この電動化によって並行産業に変わります。このとき、企業間の合併や協業、そして倒産ということが起こるのも間違いないわけで、今後の自動車産業からは目が離せません。なにせ、日本の基幹産業であり日本を支える重大な産業ですからね。

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