フォルクスワーゲン新型ポロの日本導入価格は252万2000円から。最新世代の1L TSIを搭載してグレードも一新

フォルクスワーゲン・ジャパンは2022年6月23日（木）、マイナーチェンジされた新型ポロの日本仕様を発表した。エクステリアデザインのブラッシュアップでサイズはわずかに拡大。同時に、さらにスポーティ＆上質な存在感が実現されている。

LEDクロスバーを初採用。光の「縁取り」が洗練された表情を演出
世界でもっとも成功したコンパクトカーのひとつとして日本でも人気のフォルクスワーゲン ポロが、マイナーチェンジを実施した。フロントバンパー、リアバンパーともに新デザインとなり、全長は先代に対して10～25mm拡大されている。自信に満ちた」と謳われるとおり、エクステリアデザインはより力強くスポーティなものへと革新されている。

外観上の見どころのひとつが、新デザインのランプ類採用による上質感の高まりだろう。フロントヘッドライトには最適な配光を自動で制御してくれるLEDマトリックス「IQ.LIGHT」を採用。ポロ初となるラジエーターグリルLEDクロスバーとのコーディネイトによる「縁取り」感が、洗練された顔立ちを作り出している。リアテールランプも立体的な新意匠で、後ろ姿を引き締める。

グレード展開を一新。価格帯は200万円半ばから300万円前半に
搭載されるパワーユニットは、先代と同じ排気量の1L TSIに7速DSGの組み合わせ。最高出力95ps／最大トルク175Nmを発生する。ただしミラーサイクル化やバリアブルターボジオメトリー機構の搭載、PMフィルターの採用などによって、環境性能的により優れた高効率エンジンへと進化している。

先進安全装備、快適装備は上級モデル同等にグレードアップ。同一車線内全車速運転支援システム「Travel Assist」に加え、9.2インチ大型モニターを搭載した純正インフォテインメントシステム「Discover Pro」を設定するなど、インターフェイスも先進的だ。

数々の新世代装備の展開に合わせる形で、グレード名は一新。ボディカラーには新色のヴァイブラントヴァイオレットメタリックが設定される。新しいグレードのポイントと価格は以下のとおり。走りに関しては大きな違いはなさそうだから、欲しい機能にこだわってマイベストな新型ポロを見つけて欲しい。

■フォルクスワーゲン新型ポロ ラインナップ＆プライス（税込）
●Active Basic（従来型Trendline）：257万2000円／LEDヘッドライトなどを標準装備
●Active（従来型Comfortlline）：282万1900円／デジタルメータークラスターを標準装備
●Style（従来型Highline）:324万5000円／ACC、Travel AssistやIQ.LIGHTを標準装備
●R-Line：329万9000円／スポーティな専用内外装を装備

■フォルクスワーゲン新型ポロ 主要諸元（TSI Style）
●全長×全幅×全高：4085×1750×1450mm
●ホイールベース：2550mm
●乾燥重量：1170kg
●エンジン：直列3気筒 DOHC ターボ
●総排気量：999cc
●最高出力：70kW（95hp）／5000-5500rpm
●最大トルク：175Nm／1600-3500rpm
●トランスミッション：7速DCT
●駆動方式：FF
●燃料・タンク容量：プレミアム・40L
●WLTCモード燃費　Ｌ／km：17.1
●タイヤサイズ：195／55R16
●希望小売価格（税込）：324万5000円

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Comments

1リッターのBセグメントが乗り出し約300万か。微妙。

色々古めかしく感じてしまう。