現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 新型セレナ狙うは5ナンバーモデル!? 安いしカッコいいわでコスパ最強説

ここから本文です

新型セレナ狙うは5ナンバーモデル!? 安いしカッコいいわでコスパ最強説

掲載 55
新型セレナ狙うは5ナンバーモデル!? 安いしカッコいいわでコスパ最強説

 ノア/ヴォクシー、それにステップワゴンとライバルたちは全車3ナンバーとなったが、新型セレナは5ナンバーモデルをしっかりキープ。しかもグレード数も多いうえに装備だって抜かりない。そして何よりカッコいいのだ。新型セレナ狙うは5ナンバーモデル説を徹底検証!

文/小鮒康一、写真/NISSAN

新型セレナ狙うは5ナンバーモデル!? 安いしカッコいいわでコスパ最強説

■480万円のルキシオンよりやっぱハイウェイスターが人気!!

2022年12月に発売された日産 新型セレナ。写真の「ハイウェイスター」系が人気のようだ

 新型セレナが発表されたことで、2022年にトヨタ ノア/ヴォクシー、ホンダ ステップワゴンとともにミドルクラスミニバンの新型がすべて出揃った形となった。

 新型セレナの話題の中心は、先進装備をほぼすべて標準装備とした最上級グレード「ルキシオン」となっており、同社のフラッグシップミニバンであるエルグランドの上級グレードにも匹敵する約480万円という車両本体価格のインパクトは絶大だ。

 もちろん価格だけではなく、ミニバンとしては世界初となる40km/h以上でのハンズオフ走行も可能(一定条件下に限るが)な「プロパイロット2.0」を標準装備とし、プロパイロットリモートパーキングや12.3インチのコネクティッドナビなども標準装備になるなど価格に見合った装備を備えている点も見逃せない。

 ただ、事前予約分を含む現時点で最も人気が高いのは先代でも人気となっていた「ハイウェイスター」系となっているとのこと。

 というのも最上級グレードとなるルキシオンはハイウェイスター系の外装がベースとなっており、フェンダーフィニッシャーがダークサテンカラーとなり、専用エンブレムが備わる以外はハイウェイスター系と同等のエクステリアとなっているのだ(アルミホイールも同一)。

 確かにルキシオンまでいかなくても、今回の新型セレナは標準でプロパイロット(2.0ではないが)が備わっていたり、LEDヘッドライトが備わっていたりなど、すでに装備は充実している。

 それでいて車両価格はe-POWERモデルで比較しても100万円以上安いのだから、ハイウェイスター系に人気が集まるのも頷けるだろう。

 しかし、筆者としてはハイウェイスター系よりも強くオススメしたいモデルが存在する。それが5ナンバー登録となるボディを持った標準系の「XV(308万8800円)」である!

■約20万やすいXVが穴場!? すっきりフェイスがたまらん!!

日産 新型セレナでは唯一、内装色に「グレージュ」という明るいベージュ系のカラーが用意されているXVグレード

 先代型も含め、セレナにはハイウェイスター系しかないのかと錯覚するほど売れまくっており、標準系は送迎車などビジネスユースで使われているのを見る程度というのが現状なのは間違いないところ。

 しかし新型セレナの標準系は、かつて北米市場で販売されていたLクラスミニバンのクエストを彷彿とさせるフロントマスクをもっており、先代では腰高感が強調されていたサイドシル部分にも控えめなスポイラー形状のものが備わっており、シンプルかつクリーンな印象のスタイルとなっている。

 いささかゴテゴテ感の強いハイウェイスター系に比べるとスマートなデザインとなっているため、ステップワゴンのAIRに興味を持ったユーザーであれば、このシンプルさが魅力的に映るのではないだろうか?

 内装も新型セレナでは唯一グレージュという明るいベージュ系のカラーが用意されており(黒も選択可能)、シート表皮やインパネ、ドアトリムなどが明るい色になることで室内がより広く感じることができるようになるというのも魅力的なポイントと言えるだろう。

 そしてプロパイロットなどに代表される装備類も実はXV(308万8800円)とハイウェイスターV(326万9200円)は同等となっており、充実装備のセレナをさらに20万近く安い価格で購入することができるのが最大のオススメポイントなのである。

■XVはステキな5ナンバー!! ついでにオススメカスタムも伝授

 もちろん、3ナンバー化してしまったノア/ヴォクシーや、ステップワゴンに対し、標準系のセレナは5ナンバーサイズを死守したというのも美点だ。

 たかだかハイウェイスター系とは全幅で20ミリしか違いがないのだが、そのわずかな差で自宅の駐車場に収まらないというユーザーもいることだろう。また全幅よりも実は75ミリも長い全長もクセモノで、狭い場所での切り返しなどで苦労することも珍しくないのである。

 このように実は非常に魅力的な要素を持った標準系のXVグレード。

 個人的にはリキュウ/スーパーブラックの2トーンカラーの車両をベースに、ローダウンと18インチホイールを合わせるだけでかなりイケてるミニバンが出来上がると妄想しているのだが、参考にしていただければ幸いだ(イケてるミニバンにならなくても責任は負いかねます)。

こんな記事も読まれています

WRCラリージャパンSS12恵那での車両進入事案について実行委員会が声明。被害届を提出へ
WRCラリージャパンSS12恵那での車両進入事案について実行委員会が声明。被害届を提出へ
AUTOSPORT web
2024年も記録保持中!? カローラ ロードスター…… ギネスブックに登録された「日本のクルマの世界一」【10年前の再録記事プレイバック】
2024年も記録保持中!? カローラ ロードスター…… ギネスブックに登録された「日本のクルマの世界一」【10年前の再録記事プレイバック】
ベストカーWeb
80年代バブル期に日本で人気だったMG「ミジェット」に試乗! 英国ライトウェイトスポーツの代表格はいまもビギナーにオススメです【旧車ソムリエ】
80年代バブル期に日本で人気だったMG「ミジェット」に試乗! 英国ライトウェイトスポーツの代表格はいまもビギナーにオススメです【旧車ソムリエ】
Auto Messe Web
【正式結果】2024年F1第22戦ラスベガスGP予選
【正式結果】2024年F1第22戦ラスベガスGP予選
AUTOSPORT web
角田裕毅が予選7番手「大満足。アップグレードへの理解が改善につながった」努力が報われたとチームも喜ぶ/F1第22戦
角田裕毅が予選7番手「大満足。アップグレードへの理解が改善につながった」努力が報われたとチームも喜ぶ/F1第22戦
AUTOSPORT web
勝田貴元、木にスピンヒットも間一髪「メンタル的に難しい一日。明日はタイトル獲得を最優先」/ラリージャパン デイ3
勝田貴元、木にスピンヒットも間一髪「メンタル的に難しい一日。明日はタイトル獲得を最優先」/ラリージャパン デイ3
AUTOSPORT web
クラッシュで50Gを超える衝撃を受けたコラピント。決勝レースの出場可否は再検査後に判断へ/F1第22戦
クラッシュで50Gを超える衝撃を受けたコラピント。決勝レースの出場可否は再検査後に判断へ/F1第22戦
AUTOSPORT web
胸を打つ「上質な走り」 アウディQ6 e-トロン・クワトロへ試乗 優秀なシャシーを味わえる388ps!
胸を打つ「上質な走り」 アウディQ6 e-トロン・クワトロへ試乗 優秀なシャシーを味わえる388ps!
AUTOCAR JAPAN
オーテック&ニスモ車が大集合!「AOG湘南里帰りミーティング2024」で見た「超レア車5台」と「中古車で狙いたいクルマ5台」を紹介します
オーテック&ニスモ車が大集合!「AOG湘南里帰りミーティング2024」で見た「超レア車5台」と「中古車で狙いたいクルマ5台」を紹介します
Auto Messe Web
なぜ潰れた? 名車と振り返る「消滅した自動車メーカー」 32選 後編
なぜ潰れた? 名車と振り返る「消滅した自動車メーカー」 32選 後編
AUTOCAR JAPAN
ラリージャパン3日目、SS12がキャンセル…一般車両が検問を突破しコース内へ進入、実行委員会は理解呼びかけると共に被害届を提出予定
ラリージャパン3日目、SS12がキャンセル…一般車両が検問を突破しコース内へ進入、実行委員会は理解呼びかけると共に被害届を提出予定
レスポンス
【F1第22戦予選の要点】苦戦予想を覆すアタック。ラッセルとガスリーが見せた2つのサプライズ
【F1第22戦予選の要点】苦戦予想を覆すアタック。ラッセルとガスリーが見せた2つのサプライズ
AUTOSPORT web
なぜ潰れた? 名車と振り返る「消滅した自動車メーカー」 32選 前編
なぜ潰れた? 名車と振り返る「消滅した自動車メーカー」 32選 前編
AUTOCAR JAPAN
NASCARの2024シーズン終了! 日本からスポット参戦した「Hattori Racing Enterprises」の今季の結果は…?
NASCARの2024シーズン終了! 日本からスポット参戦した「Hattori Racing Enterprises」の今季の結果は…?
Auto Messe Web
ジャガーEタイプ S1(2) スタイリングにもメカニズムにも魅了! 人生へ大きな影響を与えた1台
ジャガーEタイプ S1(2) スタイリングにもメカニズムにも魅了! 人生へ大きな影響を与えた1台
AUTOCAR JAPAN
もの凄く「絵になる」クルマ ジャガーEタイプ S1(1) そのすべてへ夢中になった15歳
もの凄く「絵になる」クルマ ジャガーEタイプ S1(1) そのすべてへ夢中になった15歳
AUTOCAR JAPAN
日本の「ペダル踏み間違い防止技術」世界のスタンダードに! 事故抑制のため国際論議を主導
日本の「ペダル踏み間違い防止技術」世界のスタンダードに! 事故抑制のため国際論議を主導
乗りものニュース
90年前の“博物館級”のオートバイがオークションに登場 “2輪界のロールス・ロイス” 1936年製ブラフ・シューペリアがカッコ良すぎる
90年前の“博物館級”のオートバイがオークションに登場 “2輪界のロールス・ロイス” 1936年製ブラフ・シューペリアがカッコ良すぎる
VAGUE

みんなのコメント

55件
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

271.9503.6万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

1.0488.8万円

中古車を検索
セレナの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

271.9503.6万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

1.0488.8万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村