2023年も多くの新型車が登場を予定している。そこで2023年登場予定の新型車の「期待できる部分」と「不安を感じる部分」を国沢光弘氏に分析していただいた。秋にデビューを控えたマツダ CX-80に感じる期待と不安とは!?
※本稿は2023年1月のものです
文/国沢光宏、ベストカー編集部、予想CG/ベストカー編集部、写真/MAZDA、ベストカー編集部
初出:『ベストカー』2023年2月26日号
新型CX-80の全貌判明!? 輸入車から乗り換えでも納得のデキの予感
■輸入プレミアムSUVと真っ向勝負!
CX-60が力強さを強調するデザインなのに対し、同じ魂動デザインでもCX-80はエレガントさをさらに追求(ベストカー編集部が作成した予想CG)
マツダのラージ商品群の第2弾として11月にデビュー予定のCX-80は日本で販売するマツダのSUVのフラッグシップモデルで、現行のCX-8の後継となる3列シートSUVだ。プレミアムブランドを標榜するマツダのフラッグシップSUVに対するその期待と不安とは?
■国沢光宏の「期待と不安」分析
画像はCX-8。SUVでは珍しい3列シートを採用した。3列目の広さはSUVの中で一番だ
マツダ自ら存在を発表しているCX-80は、どうやら11月あたりの発売になるようだ。東京モーターショー改め、ジャパンモビリティショーの目玉になる? クルマの概要はCX-5とCX-8の関係と同じだと思っていただければよかろう。
すなわちCX-60のボディをストレッチして3列目のシートを持つSUVだ。パワーユニットもCX-60と同じくディーゼルの3.3L、直6とガソリンの2.5L、直4使う4タイプ。
本来ならもっと早いタイミングでのデビューかと思われていたが、CX-60すら開発の遅れにより2つ目のパワーユニットを出したばかり。駆動系の変速ショックを消すことに苦心しているという。乗り心地の悪さの原因になっているリアサスの問題も抱えている。
高く評価できるのが3列目シートの安全性。CX-8にも言えるのだけれど、日本車で唯一、高い速度で追突された時の生存空間を確保できる設計を取り入れている。
●CX-80の内容
・11月登場予想
・CX-60の拡大版で3列シート
・パワーユニットはCX-60と同じ4種類(直4、2.5Lガソリン/直6、3.3Lディーゼルターボ/直6、3.3Lディーゼルターボ+マイルドハイブリッド/直4、2.5L PHEV)
・駆動方式はFRとFRベースの4WD
・トランスミッションは8ATを採用
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みんなのコメント
だけど、いまひとつ売れないのは販売店の営業がクソだから
クレーム1つしっかり対応出来ないから、買い替え時に逃げられる。
ベンツだってトヨタだって、トラブルはある。車だから
輸入車も国産車もそれぞれ良い面も悪い面もある。