まずは原因究明から始めよう
じつはこの夏、ジムニー(JA71C)は不動になっていた。
乗ろうとしたらエンジンがかからない。セルモーターは元気に回るが、プラグに火花も飛ばなければ、プラグが濡れることもない。まぁ、気になっている箇所をすべて点検して、直しながら部品を交換していけばいいか、と気楽に構えていた。
ところが車検が切れる頃になっても、原因もわからず修理が終わらない。原因が不明のまま、車検が切れてしまう大変な事態となってしまった。
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そこで、できることから始めることになる。点火系はコイル、デスビキャップ、ローター、イグナイタをチェンジ。とくにイグナイタは純正部品はすでになく、対応できる部品を探すのに時間がかかってしまう。
装着されていたフロントショックアブソーバー。機能しているのか? の前にコレ、外れるのか? 燃料系はタンクを外して燃料ポンプのチェック、燃料フィルターの交換だ。また、フロントのナックル、キングピンのベアリングも交換。これでエンジンがかかれば、あと気になる所はトランスファーからの異音。これは車検時にトランスファーも中古良品にチェンジ。騒音から開放され、いまは快適に走っている。
もちろんエアコンはないし、ヒーターもあまり効かない。だが、これであと10年は心配事もなく過ごせるはずだ。パーツ供給の終わったエンジン部品、ミッションはオイル管理に気を遣い、元気で走ってくれることを願うばかりだ。
まだ動かない時ではあるが、燃料タンクを外す時に一緒にショックアブソーバーも交換することにした。ジムニー(JA71C)は燃料タンクを外さなくても、また、タイヤホイールも装着したままでもできる交換作業ではある。
だがそこはやはり古いクルマである。ナットが外れない、ボルトが折れる、そんなこともあるだろう。作業スペースは広いにこしたことはない。
「MOTOR FARM」製。JAロング・ショックSET 作業自体はショックアブソーバーを留めてある合計8ヵ所を外して、新しい物を装着すれば良いだけの簡単な作業。1時間もあれば、4本とも交換ができる。ただし、ボルトナットが錆びて一体化していなければ、だけれど。
装着されていたリヤ・ショックアブソーバー。34年前の物だろうか。「MOTOR FARM」製JAロング・ショック フロント用。装着完了。左が劣化したゴムパーツ。選んだショックアブソーバーは「MOTOR FARM」製。JAロング・ショックSET 。オイルダンパー。そう、純正よりも長いのである。最初は純正と同じ長さのモンロー製をと思ったのだが、コロナの影響なのであろうか、僕個人のことだけかもしれないが、アメリカからの輸送がどうもうまくいかない。まともに届かないのである。
選んだショックアブソーバーは「MOTOR FARM」製。JAロング・ショックSET 。オイルダンパー。純正よりも長いので底突きが心配。でもそうなったら、シャックルを入れて2インチアップすればいいかと、けっこう気楽に選んでしまった。車高をちょっと上げてみるのも良いかもしれないしね。
装着後のリヤ。タイラップで留めてあるパーツは燃料ポンプ。無事復活! これであと10年は一緒にいられる
走行テスト&アウトドア。山はもう秋。装着後の印象は車検時にロード用のタイヤに変更してしまったため、比較するのが非常に難しい。何となくではあるが、ロールをロールとして捉える昔のクルマ感は増したような気がする程度。ジムニー(JA71C)を手で揺さぶってみると、おつりが1回あるくらいだ。良いではないか。いまのところ、ショックアブソーバー底突きはないようだ。
安心感の増したジムニー(JA71C)。テストを兼ねてフィールドへ。もしかしたら廃車になるかも? と考えていたここ数ヵ月。心はチキン。そこで復活したお祝いにはチキンラーメンを。ジムニー(JA71C)にはエアコンもないけれど、チキンラーメンには卵、メンマ、ネギ、焼豚とフル装備。
頼むよジムニー、元気でいつまでも動いてくれと願うばかりだ。
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エキマニも3万、MTは流用されて中古も枯渇気味
この先乗るならここ数年の内で丸っとOHする覚悟を。