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1600万円の「80スープラ」現る、なぜ? 11万キロ超えでも「艶黒極上内装」がスゴい! 新車時400万円なのに…高額価格のワケ

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1600万円の「80スープラ」現る、なぜ? 11万キロ超えでも「艶黒極上内装」がスゴい! 新車時400万円なのに…高額価格のワケ

■控えめカスタムが美しい!「オトナ仕様」のスープラ

 上質なブラックメタリックが美しいトヨタ「スープラ(A80)」が約1662万円という価格で販売されました。
 
「オトナ仕様」に仕上げられたこのスープラ、いったいどんなものなのでしょうか。

【画像】これは見たほうが良い! 極上内装のスープラ…実車を見る!(44枚)

 激しいカーアクションが魅力の「ワイルド・スピード」シリーズは、アメリカにおける「JDM」と呼ばれる国産スポーツカー人気の高まりに大きく貢献していると言われています。

 ワイルド・スピードシリーズに登場するのは、鮮やかなボディカラーをまとったド派手な国産スポーツカーたちですが、インターネット上にはシックにまとめられた「オトナ仕様」のトヨタ「スープラ」が出品され注目を集めています。

 今回出品されたのは、1994年に生産された「A80」と呼ばれるスープラで、3リッター直列6気筒のツインターボエンジンを搭載するモデルです。

 トランスミッションにはゲトラグ製の6MTが採用されており、当時のスープラのなかでは最もスポーティな仕様であるため、発売から30年近くが経過している現在でも非常に人気の高い仕様です。

 また、脱着可能なルーフを備えた「エアロトップ」仕様であり、出品者によれば、「ツインターボ×6MT×エアロトップ」はわずか3172台しか存在しない貴重な仕様だといいます。

 エクステリアカラーは、上質なブラックメタリックである「アストラル・ブラック」です。

 そこに同色塗装された純正のエアロパーツが装着され、グロス・ブラックのエンケイ製ホイールと合わせた、引き締まったスタイリングを演出しています。

 インテリアも、ブラックでまとめられおり、本革が採用された前後シートやステアリングには大きな傷みもなく、当時のままの状態を感じることができます。

 一方、オーディオユニットは新たにJBL製のものが搭載されており、気分をアゲてくれるサウンドとともにドライブすることが可能となっています。

 決して派手ではないものの、内外装のいたるところにこだわりのカスタムが施されているこのスープラは、HKS製エキゾーストシステム、ローダウンキット、そしてECUチューンが施されている以外はほぼ純正のままとなっており、あくまでストリートを走る際の快適性が損なわれないように細心の注意が払われています。

 スープラのツインターボ仕様は、純正の状態でも最高出力280PS/最大トルク451Nmを発揮するなど日常的な使用において必要十分なパワーを持ってるため、過度なチューニングは不要ということなのかもしれません。

 走行距離は7万3145マイル(約11万7000km)となっていますが、内外装はもちろん、エンジンルームの内部にいたるまで、そのコンディションは非常に良好な状態が保たれています。

 そんな「オトナ仕様」のこのスープラは、インターネットオークションに出品後まもなく購入されています。購入額は12万4900ドル(約1662万円)となっており、新車当時の価格を大きく上回っています。

※ ※ ※

 2023年1月に行なわれたオークションでは、走行距離1万7700kmという極上コンディションのスープラが15万ドル(約2000万円)で落札されていることからもわかるように、決して法外な値段とは言えません。

 かつては400万円程度で販売されていたスープラですが、すでにほとんどのユーザーが手を出すことのできないコレクターズカーへと「出世」しているようです。

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みんなのコメント

73件
  • そこまでの価値があるとは思わないが物好きというか一部の成金のムダな小競り合いで値上がっただけだろ。
  • 只の転売ヤーの策略だろ。昨今の旧車の高騰も
    全て転売ヤーの仕込みだから。価値有る車は
    生産台数が少ない車であって古い車は只、現存車が
    少なくなっただけで高額になる価値は無いから。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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