新型コロナウイルス感染拡大によりレースができない状況を利用し、フォーミュラEがスタートした公式バーチャルレース「ABB FORMULA-E RACE AT HOME CHALLENGE in Support of UNICEF」の第3戦が行なわれ、パスカル・ウェーレイン(マヒンドラ)が初優勝を飾った。
今回の舞台となったのはバーチャルレースのテストレースも開催されたモンテカルロ。フォーミュラEのコースはF1で使用されているものよりも短いレイアウトで構成されている。
■FEバーチャル第2戦もギュンターが強さ発揮、独走で2連勝飾る
ここまで第1戦、第2戦ともマキシミリアン・ギュンター(BMW i・アンドレッティ)が連勝し、このバーチャル・モナコe Pirxでも有力候補と思われていた。しかし、いざ予選が始まるとライバルたちがギュンターを上回る走りを披露した。
まず速さをみせたのがストフェル・バンドーン(メルセデス・ベンスEQ)。いち早くトップタイムを記録し、第2戦に続きポールポジションを奪うかと思われた。ところがセッション後半にウェーレインが0.010秒上回り、逆転でポールポジションを獲得した。さらに3番手には0.029秒差でエドアルド・モルタラ(ヴェンチュリー)で3番手に入り、わずか0.030秒以内にトップ3がひしめく接戦となった。
15周で争われる決勝レースは、スタートで好ダッシュを決めたウェーレインがトップを守ってターン1を通過。そこにバンドーンが続こうとしたがターン1を抜けたところでスピンを喫してしまい、一瞬マシンがコースに対して真横に停車してしまった。幸いにも後続から来たマシンに押される形でバンドーンは体勢を立て直すことができ2番手を死守したが、これにより後続が玉突き状態になり大混乱となった。
唯一、何の問題もなくターン1を通過していたウェーレインは1周目から後続に対して1秒以上の差をつけ、その後も周回を重ねるごとに2番手を走るバンドーンとの差を広げていった。一方、6番手スタートだったギュンターは1周目の混乱で3番手に浮上。トップを目指すも、今回は彼の前を走る2台のペースが良く、なかなかポジションアップのチャンスが巡ってこなかった。
上位争いが落ち着きを見せる一方で、後方は接戦に次ぐ接戦のバトルを展開した。しかし、ターン1で集団になって飛び込んでいくことでクラッシュが多発。4周目にはセバスチャン・ブエミ(eダムス ニッサン)やDS・テチーターのアンドニオ・ダ・コスタとジャン-エリック・ベルニュ、オリバー・ターベイ(NIO)をはじめ10台近い車両が絡むアクシデントが発生。序盤からレース離脱を余儀なくされるマシンが相次いだ。
そんな中、ウェーレインは全くミスのない走りでトップを快走。6周を経過しバンドーンとの差を2秒にすると、さらにペースをあげていき、残り4周のところでその差を3秒に広げた。
結局、スタートから一度もトップを譲ることがなかったウェーレインが後続を3.6秒引き離しトップチェッカー。バーチャルでのフォーミュラEレースで初優勝を飾った。2位のバンドーンもベストリザルトを獲得。3位にギュンターが続き、彼の連勝はここでストップすることになった。
しかしドライバーズランキングではギュンターが65ポイントでトップを堅持。ランキング2位にウェーレインが浮上し、今回5位に終わったロビン・フラインス(ヴァージン)は、ランキング3位に後退した。
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