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「新車詳報」今度のトヨタ・ノア/ヴォクシーは先進/快適/便利/安心を追求。「凄技」丸わかり!

掲載 更新 30
「新車詳報」今度のトヨタ・ノア/ヴォクシーは先進/快適/便利/安心を追求。「凄技」丸わかり!

新型4thモデルはすべてを刷新。「ミニバンのうれしさ」を徹底追求

 トヨタ・ノア/ヴォクシーが4thモデルにフルモデルチェンジした。いまやミニバンは、日本のスタンダードカー。とりわけMクラスと呼ばれるカテゴリーは「ファミリーカーの花形」だ。トヨタ/日産/ホンダによる熾烈な販売競争が繰り広げられる中、シェアトップのノア&ヴォクシーの全面刷新は注目が高まる。

トヨタの人気ミニバンのノア/ヴォクシーがフルモデルチェンジ。ミニバンにしか実現できない「うれしさ」をいっそう深化

 新型は「ミニバンにしか実現できないうれしさの深化」をコンセプトに「快適/便利/安心」を追求。ノアは標準とエアロの2シリーズ/5グレード構成、ヴォクシーはエアロのみの2グレード構成になる。パワーユニットは、ハイブリッドと2リッターガソリンが用意され、駆動方式はFFと4WDD。ユーザーニーズの高かったハイブリッドの4WD仕様(E-Four)を新設定した。なお、エスクァイアは廃止された。

ボディは全車3ナンバー。トヨタ最新設計で魅力アップ!

 エクステリアはキープコンセプト。フォルムは、どことなくアルファード/ヴェルファイアを感じさせる。ミニバンの個性となるフロントマスクはノアが旧型の進化版、ヴォクシーはヘッドライト/クリアランスランプ別体構造とした個性的な造形。賛否は分かれるだろうが、トヨタの積極性を表している。ボディサイズは全長×全幅×全高4695×1730×1895mm(FF)。優れた取り回し性をキープしたまま、全車3ナンバーに拡大した。最小回転半径は5.5mである。

 インテリアはシンプルで機能的なインパネを中心に開放的な空間を演出。インフォテインメント機能も最新版を投入した。トヨタブランド初となるコネクテッドナビ対応のディスプレイオーディオを採用。さらに全車標準装備のDCMを活用し、データ通信容量無制限で接続可能な車内Wi-Fiも用意する。
 乗車定員は、従来同様に7名乗り/8名乗り仕様の2種。どちらも2列目に超ロングスライド機構を組み込む。7名乗りにはアルファード/ヴェルファイア譲りともいえるクラス初のオットマン&シートヒーター付きキャプテンシートを用意した。

 使い勝手も入念に工夫された。助手席側スライドドアにはユニバーサルステップ、バックドアには任意の角度で保持が可能なフリーストップ機構を設定。どちらも電動式ではなくカラクリ構造を採用し、手ごろな価格を実現している。上級グレードにはパワーバックドアがopで設定されるが、両サイドのリアクォーターパネルにスイッチを設けるなど操作性を大きく向上させている。

 パワートレーンは2タイプ。ガソリンは新世代の2リッターNA(ダイナミックフォースエンジン/170ps)、ハイブリッドは1.8リッター+モーターだが、すべての電動モジュールを刷新した第5世代。日常域の加速性能アップや圧倒的な燃費性能を追求した。どちらのパワートレーンにも4WDを設定。ガソリンはダイナミックトルクコントロール4WDW、ハイブリッドは後輪トルク配分拡大や作動領域を見直した新E-Four方式を採用する。

 プラットフォームは2ndモデルから使用されてきた旧式から、一挙にTNGA世代へとジャンプアップ。カローラ系と同じGA-Cをベースにインパネから後方はミニバン専用設計とした。サスペンションはフロントがストラット/リアはトーションビーム式、EPSはカローラ系で評価の高い第3世代制御だ。走りは、直進安定性と回頭性、乗り心地を含めた総合性能をリファイン。開発陣は「旧型とは比べものにならないレベルの伸びしろ」と自信を見せる。

新型は安心&便利充実。ACCはハンズフリー機能を設定

 旧型はライバルと比べ安全・運転支援デバイスが見劣りした。新型はその鬱憤を晴らすかのようにてんこ盛りだ。トヨタセーフティセンス(TSS)は最新版となる第3世代。各種機能の向上に加え、一般道でのリスクを先読みしてステアリング/ブレーキ操作を行なうプロアクティブドライビングアシストを採用。さらに渋滞時(40km/h以下)にハンズフリードライブが可能となるアドバンストドライブや駐車アシスト機能のアドバンストパークを設定した。アドバンストパークには車外でスマートフォン操作が可能なリモート機能も盛り込む。ちなみにこれらの機能の多くはトヨタブランド初採用のアイテムばかり。トヨタの「普及してこそ」の思想がシッカリと反映されている。

 価格はノアが267万~389万円、ヴォクシーは309万~396万円。旧型よりアップしているものの基本性能の大幅アップや機能・装備の充実を考えるとコストパフォーマンスは高い。ちなみに残価設定ローンの3/5年後の残価率はそれぞれ65%/45%(編集部調べ)。想像よりもリーズナブルに入手できるはずだ。
 新型は福祉車両のウェルキャブもさまざまなスペックをラインアップ。要望の多かったハイブリッド車のバラエティを追加した。型式指定(旧型は持ち込み登録)として納車時間の短縮など、よりユーザーフレンドリーになっている。

 旧型も総合力の高い1台だったたが、新型は旧型に不足していた「もう少しこうだったら」という点がすべて改善されている。ヒット間違いなしの実力ミニバンが誕生した。

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みんなのコメント

30件
  • 世間とはいろいろズレている陰キャな車好き(笑)のみなさんによる、トヨタのディスりがまた始まります。
  • さすがにこのヴォクシーは無いわー
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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