■迫力あり過ぎな「スーパーカープリウス」に熱視線!
2023年1月に発売された通算5代目となるトヨタ「プリウス」は、スタイリッシュかつスポーティなデザインへと大変身を遂げたことで販売も絶好調に推移しています。
この現行型プリウスをベースに、まるで「レーシングカー」を彷彿とさせるカスタマイズを施したレンダリング(イメージCG)が、Brad Buildsのインスタグラムにて公開されています。
【画像】超カッコいい! これが「プリウスのスーパーカー」です(30枚以上)
プリウスは1997年12月に、世界初の量産ハイブリッド自動車として誕生しました。
現行型は「Hybrid Reborn(ハイブリッド リボーン)」のコンセプトのもと、歴代モデルのイメージも継承しつつ、以前よりもスポーティさが増したデザインとなりました。
特にボディ形状による空力特性では、ボディ前面に当たった風をどううまくボディ後方にスムーズに流すかが考えられ、燃費の向上に貢献しているといいます。
パワートレインは、1.8リッターハイブリッド、2リッターハイブリッド、2リッタープラグインハイブリッドという3種類を用意。
WLTCモード燃費は26.0km/Lから32.6km/Lを達成しています。
今回発表されたレンダリングでは、プリウスのエコなイメージとは対照的な、いかにもレーシーなエンジンが積まれていそうな仕様となっています。
その片鱗は、サイドに極太のマフラーが設置されたり、ボンネットやフロントバンパーの開口部が拡大化されているところが挙げられます。
これらは冷却効果を改善させることが狙いで、それだけ排熱が必要な大排気量エンジンを搭載していることが予測できます。
またボディとタイヤは共にワイド化され、車高は低くなり、地面との接地度をアップ。
フロント、サイド、リアバンパー下部には大きなカーボンパーツがあしらわれており、まるでスーパーGTカーのような雰囲気を醸し出しています。
フェンダー周りにはタイヤハウスの空気を抜くエアダクトや、フィンが特徴的なリアディフューザー、さらには大きなGTウイングも設置され、空力も意識された造形となっています。
その他、特徴的なボディのホワイト、イエロー、オレンジ、レッドのカラーリングは、通称TRDトリコロールグラフィック等と呼称される配色で、イヴァンスチュアートという有名なオフロードドライバーの車両が由来だとされています。
そんなレーシーな姿に変貌したプリウスですが、実は老舗レーシングコンストラクターであるaprが、2022年までプリウス(1つ前型のプリウスPHV)をベースとしたレーシングマシンでスーパーGT300に参戦していました。
また2023年には現行プリウスをベースにしたレーシングカー「CP ROOKIE PRIUS CNF-HEV GR concept」をお披露目。
同年12月にタイで行われた耐久レースに参戦しています。
なお燃料は従来のガソリンではなくカーボンニュートラル燃料を使っていたこともあり、エコカーを超えたエコレーシングカーでした。
なお今後もどこかのレースで参戦を計画しているともいい、今回のレンダリングとは別に現実世界で活躍しているようです。
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