現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > ニッポンの名エンジン ベスト5【21世紀以降編~絶滅危惧のV8から最新軽の660ccも登場~】

ここから本文です

ニッポンの名エンジン ベスト5【21世紀以降編~絶滅危惧のV8から最新軽の660ccも登場~】

掲載 更新
ニッポンの名エンジン ベスト5【21世紀以降編~絶滅危惧のV8から最新軽の660ccも登場~】

高回転まで淀みなく回るエンジン、キレのあるサウンド、最新技術を盛りこみ素晴らしい燃費をマークするエンジン……車好きの話題の中心にはいつもエンジンがある!! スバルの水平対向エンジンから、今も現役のV8エンジン、そして軽のエンジンも登場。21世紀以降に現役を務める数多のエンジンのなかで、ベスト5に輝く“名機”はどれ!?

文:片岡英明/写真:編集部、SUBARU、HONDA、MAZDA、TOYOTA、SUZUKI

早くも納期は来年夏になる? 新型ホンダシビックの納期情報に迫る

1.切れ味鋭い水平対向!! スバル EJ20型エンジン

高回転まで気持ちよく回り、パンチ力も絶大なのは、スバルWRX STIに搭載されているEJ20型 水平対向4気筒DOHCターボだ。

ラリーやレースなど、モータースポーツの世界で徹底的に鍛えられ、一級のエンジンに成長。ビッグボアのオーバースクエアエンジンならではの高回転の伸びとと力強さは、最新設計のエンジンを凌ぐほどで、名機と言える。

きめ細かい改良を加え、耐久性を磨いたから信頼性も高い。これは6速MTにも言えることだ。

今の時代、量産エンジンで8000回転まで使いきれるエンジンは少数である。ターボが威力を発揮する3500回転から上の鋭い瞬発力も大きな魅力だ。

後継のFA20型DOHCもよくなっている。最新のFA20型エンジンはレッドゾーンが7500回転まで引き上げられ、ターボは俊足だ。が、パンチ力や切れ味の鋭さは今なおちょっと及ばない。また、サウンドという点に関してもEJ20型に一歩譲る。回していくと音色が耳に心地よい。

2.タイプRの心臓!! ホンダK20C型 2Lターボエンジン

「EJ20型エンジンは昭和の時代に設計した古典的なエンジンでしょ」と反論する人もいるだろう。そういう人にはシビックタイプRに搭載されている2LのK20C型直列4気筒DOHC VTECターボをおすすめしたい。

このエンジンも刺激的だ。最新のFK8型タイプRが積んでいるK20C型エンジンは10psのパワーアップに加え、応答レスポンスも大幅によくなった。

6速MTにはシフトダウンのときに回転合わせを行ってくれるレブマッチシステムも付く。その気にさせてくれる上質なエンジンだ。320psのパワーに加え、4Lクラスの強大なトルクを持っているから、こちらも痛快な走りを楽しめる。

3.随一の自然吸気!! マツダ P5-VP型直4エンジン

自然吸気エンジンではロードスターの1.5Lエンジンがいい。P5-VP型4気筒DOHCはロングストローク設計だが、プレミアムガソリン仕様にしたこともあり、レスポンスは鋭いし、高回転の氣持ちよさも増した。

その気になれば7000回転まで使い切ることができ、6速MTを駆使しての走りが楽しい。パワフルとは言い難いが、持てる実力をフルに引き出しての走りは楽しい。6速ATでもそれなりに気持ちよく走れる。

 

4.輸入車に負けないV8の咆哮!! レクサス 2UR-GSE型エンジン

ダウンサイジングの波を受け、6気筒、8気筒といったマルチシリンダーは少数派となっている。実力においても輸入車に負けているが、唯一、対抗できるのがレクサスLCやGS Fなどに積まれている5LのV型8気筒DOHCだ。

2UR-GSE型エンジンはパフォーマンスも輸入車と遜色ない。しかも驚くほど滑らかに回り、応答レスポンスもシャープだ。実用域のトルクは太く、扱いやすいし、高回転まで気持ちよく回る。

4000回転から上で発するエンジン音も官能的だ。制御も絶妙だからシフトダウンするのも楽しい。レクサスLCは最新の10速ATを組み合わせていることもあり、パドルシフトを使ってキレのいい変速を楽しめる。

5.軽3気筒の秀作!! スズキ R06A型ターボエンジン

最後に、これからの主流になりそうな3気筒エンジンの秀作を選んでみた。快適性が高いのはNシリーズに積まれているホンダのS07B型3気筒DOHCエンジンだが、燃費でライバルをリードするのはスズキのR06A型3気筒DOHCだ。

マイルドハイブリッドは、より高出力化したISG(モーター機能付き発電機)と大容量化したリチウムイオンバッテリーを採用し、最長10秒間、モーターによるクリープ走行が可能だ。アイドリングストップも滑らかに作動する。

また、アルトワークスのターボエンジンは痛快な加速を披露し、ドライバビリティも良好だ。

【キャンペーン】マイカー・車検月の登録でガソリン・軽油7円/L引きクーポンが全員貰える!

こんな記事も読まれています

【MotoGP】ヤマハは旋回性に難アリ。クアルタラロ、スペインGP決勝では腕上がり問題に悩まされる「中盤からペースを落とした」
【MotoGP】ヤマハは旋回性に難アリ。クアルタラロ、スペインGP決勝では腕上がり問題に悩まされる「中盤からペースを落とした」
motorsport.com 日本版
鳥取‐島根150kmがつながる!「山陰道」出雲の“断絶区間”が2024年度ついに開通へ
鳥取‐島根150kmがつながる!「山陰道」出雲の“断絶区間”が2024年度ついに開通へ
乗りものニュース
子どもの水遊びに安全性をプラスする「LOGOS KIDSフローティングベスト」がロゴスから発売!
子どもの水遊びに安全性をプラスする「LOGOS KIDSフローティングベスト」がロゴスから発売!
バイクブロス
トヨタ車体が「ゴツい 1人乗りモデル」公開! 斬新単眼「謎のモデル」とは? Funなクルマなのか
トヨタ車体が「ゴツい 1人乗りモデル」公開! 斬新単眼「謎のモデル」とは? Funなクルマなのか
くるまのニュース
ホンダのネイキッドバイク「CB650R」がルックスを刷新!「クラッチレバー操作不要の先進テクノロジー」も採用!! 気になる乗り味とは?
ホンダのネイキッドバイク「CB650R」がルックスを刷新!「クラッチレバー操作不要の先進テクノロジー」も採用!! 気になる乗り味とは?
VAGUE
自転車とクルマ、先に発明されたのはどっち?
自転車とクルマ、先に発明されたのはどっち?
バイクのニュース
トヨタ・クラウンのアウトドアカスタム「LANDSCAPE」がお披露目…移動時間すらも記憶に残るような車に
トヨタ・クラウンのアウトドアカスタム「LANDSCAPE」がお披露目…移動時間すらも記憶に残るような車に
レスポンス
次はヤナセ! フェラーリ正規ショールーム「ヤナセ フィオラーノ モトーリ」新宿にオープン
次はヤナセ! フェラーリ正規ショールーム「ヤナセ フィオラーノ モトーリ」新宿にオープン
AUTOCAR JAPAN
低っい車高がまたいいのよ!! [2代目カリーナED]って今見てもヤバいなマジで!! なんで当時バカ売れしたのか!?
低っい車高がまたいいのよ!! [2代目カリーナED]って今見てもヤバいなマジで!! なんで当時バカ売れしたのか!?
ベストカーWeb
今季でメルセデスを離れるけど……ウルフ代表のハミルトンへの信頼は変わらず「彼はプロだから、今後も協力してくれることに疑いはない」
今季でメルセデスを離れるけど……ウルフ代表のハミルトンへの信頼は変わらず「彼はプロだから、今後も協力してくれることに疑いはない」
motorsport.com 日本版
ホンダ「シビック」のMTスポーツが3台揃った! 初代「シビックRS」を高橋国光さんに運転してもらったのは忘れられない思い出です
ホンダ「シビック」のMTスポーツが3台揃った! 初代「シビックRS」を高橋国光さんに運転してもらったのは忘れられない思い出です
Auto Messe Web
GW渋滞、中央道は連休後半の5月3~4日に最大45kmの予測! Uターンラッシュは5日?【ゴールデンウィーク渋滞予測2024】
GW渋滞、中央道は連休後半の5月3~4日に最大45kmの予測! Uターンラッシュは5日?【ゴールデンウィーク渋滞予測2024】
くるくら
定番「白×赤」が復活! ホンダ CB1300スーパーフォアSP/スーパーボルドールSPにニューカラー追加、発売は5月
定番「白×赤」が復活! ホンダ CB1300スーパーフォアSP/スーパーボルドールSPにニューカラー追加、発売は5月
モーサイ
「alpinestars×HONDA COLLECTION 2024」の【強力コラボ】アパレルは信頼と安心の塊!<ジャケット編>  
「alpinestars×HONDA COLLECTION 2024」の【強力コラボ】アパレルは信頼と安心の塊!<ジャケット編>  
モーサイ
自分じゃ試したくないけど気になる! パーキングメーターって時間を超過したらどうなるの?
自分じゃ試したくないけど気になる! パーキングメーターって時間を超過したらどうなるの?
月刊自家用車WEB
【新装開店!ホンダ コレクションホール探訪(3)】「世界のHONDA」になった飛翔の時代:1970~80年代(2階北フロア)
【新装開店!ホンダ コレクションホール探訪(3)】「世界のHONDA」になった飛翔の時代:1970~80年代(2階北フロア)
Webモーターマガジン
【角田裕毅を海外F1ライターが斬る:第5戦】今季最も困難な週末に高い成熟度を示す。チームにとって頼れる存在に成長
【角田裕毅を海外F1ライターが斬る:第5戦】今季最も困難な週末に高い成熟度を示す。チームにとって頼れる存在に成長
AUTOSPORT web
キャンプツーリングのためのハヤブサテントに新色「タン/カーキ」が登場!
キャンプツーリングのためのハヤブサテントに新色「タン/カーキ」が登場!
バイクブロス

みんなのコメント

この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

499.7万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

74.0999.8万円

中古車を検索
シビックタイプRの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

499.7万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

74.0999.8万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村