現在位置: carview! > ニュース > ニューモデル > ヤリスクロスとカローラクロスは意外にも価格帯がかぶっていた! 本当はどっちがお買い得なの?

ここから本文です

ヤリスクロスとカローラクロスは意外にも価格帯がかぶっていた! 本当はどっちがお買い得なの?

掲載 59
ヤリスクロスとカローラクロスは意外にも価格帯がかぶっていた! 本当はどっちがお買い得なの?

手が届きやすい人気SUVの2トップと言えば…
クロスオーバーSUVムーブメントの勢いはとどまるところを知りません。次の愛車はSUVにしようと思っている人も少なくないでしょう。では、いま手に届きやすく、多くの人が選んでいるSUVは何でしょうか。販売台数に加えて検索件数なども加味して導き出すと、トヨタの「ヤリスクロス」と「カローラクロス」が双璧となっています。

どちらも「ヤリス」と「カローラ」という定番モデルの基本設計をベースにSUVに仕立て直したモデルで、デザイン的には独自モデルとしての個性をもっている点でも共通しています。ヤリスクロスはヤリス(5ナンバーボディ)に対して3ナンバーボディとなっていますし、カローラクロスのボディにはカローラらしからぬユニークなキャラクターラインが入っていることも見ての通りです。

>>大人気のトヨタ「カローラ クロス」 中間グレード「S」以上をチョイスすると満足度が高そう

ヤリスのガソリン車とカローラのハイブリッド車の価格帯は同じ
さて、ヤリスクロスは1.5L 3気筒エンジン、カローラクロスは1.8L 4気筒エンジンを搭載しており、それぞれハイブリッド仕様がラインナップされています。その価格帯はどうなっているのか、まずはFF車をベースに整理してみましょう。

●ヤリスクロス
1.5Lガソリン車:179万8000円~221万円
1.5Lハイブリッド:228万4000円~258万4000円

>>ヤリスクロスのおすすめグレードとユーザーの評価を見てみる
>>ヤリスクロス ハイブリッドのおすすめグレードとユーザーの評価を見てみる

●カローラクロス
1.8Lガソリン車:199万9000円~264万円
1.8Lハイブリッド:259万円~299万円

>>カローラクロスのおすすめグレードとユーザーの評価を見てみる
>>カローラクロス ハイブリッドのおすすめグレードとユーザーの評価を見てみる

ヤリスクロスのガソリン車を選ぼうという人にとって、カローラクロスは予算オーバーでしょうし、カローラクロスのハイブリッドを考えている人にとってはヤリスクロスのハイブリッドでは物足りないかもしれません。

しかし、この価格帯を見ればわかるように、ヤリスクロスのハイブリッドとカローラクロスのガソリン車は価格帯のほとんどがオーバーラップしています。もっと具体的に見ていくと、カローラクロスのガソリンGグレードの価格は224万円、ヤリスクロスのハイブリッドXグレードは228万4000円ですから、予算的には完全に迷う差といえます。

大は小を兼ねるということわざに則れば、カローラクロスを選んだほうがいいような気もしますが、装備差はどのようになっているのでしょうか。

車格で上回るカローラクロスは装備もやや上級
まず外観イメージに大きく影響するホイールについては、どちらのグレードでもスチールホイール+樹脂製フルキャップといった構成になっています。カローラクロス・Gグレードのタイヤサイズは215/60R17、ヤリスクロスハイブリッド・Xグレードは205/65R16です。やはり車格的にも1クラス上のカローラクロスのほうが立派なイメージとなっています。

メーターはいずれも4.2インチのインフォメーションディスプレイを備えたもので、ヤリスクロスはデジタル表示、カローラクロスは指針式のアナログメーターとなります。ちなみに、どちらのモデルでも上級グレードを選ぶと7.0インチのマルチインフォメーションディスプレイ付きメーターにグレードアップされるのも共通しています。

一方、日々の運転で手に触れるアイテムであるステアリングについてカローラクロスGグレードは本革ですが、ヤリスクロスハイブリッドXグレードはウレタンタイプとなり、ヤリスとカローラという車格に違いを見せつけられます。ちなみに、スマートフォンと連携するディスプレイオーディオについては両モデルとも7インチタイプが標準装備となりますから満足度でいえば同等といえるかもしれません。

>>ヤリスクロスのおすすめグレードとユーザーの評価を見てみる
>>カローラクロスのおすすめグレードとユーザーの評価を見てみる

>>ヤリスクロス ハイブリッドのおすすめグレードとユーザーの評価を見てみる
>>カローラクロス ハイブリッドのおすすめグレードとユーザーの評価を見てみる

ランニングコスト重視なら、ハイブリッドの燃費性能は圧倒的
なによりも気になる燃費性能について、ヤリスクロスハイブリッドXグレードは30.8km/Lとかなり優秀なものですが、カローラクロスのガソリンGグレードは14.4km/Lですから、ランニングコストは倍以上かかるという見方もできます。

ガソリン価格が上昇トレンドにあることを考えると、同じ予算感であればヤリスクロスのハイブリッドの満足度が高いといえそうです。もっとも、日常的に後席に人を乗せるということになるとキャビンの余裕が大きなカローラクロスのほうがおすすめになります。

愛車を探す際は、日々の生活でのプライオリティを考えるべきです。もし予算的に比較対象になるべきクルマが出てきたときは、機能やパッケージなどの優先順位を明確すると納得でき、満足いくクルマ選びができることでしょう。

文:山本晋也(自動車コミュニケータ・コラムニスト)
※写真:
1~3枚目:ヤリスクロス
4~6枚目:カローラクロス

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油7円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

知れば知るほど面白い 自動車メーカーのエンブレムの意味 54選 後編
知れば知るほど面白い 自動車メーカーのエンブレムの意味 54選 後編
AUTOCAR JAPAN
知れば知るほど面白い 自動車メーカーのエンブレムの意味 54選 前編
知れば知るほど面白い 自動車メーカーのエンブレムの意味 54選 前編
AUTOCAR JAPAN
20代現役デザイナーが選んだ「アルフェッタGT1.8」は伊藤忠モノ! 4~5年探してやっとの思いで購入したアルファ ロメオとは
20代現役デザイナーが選んだ「アルフェッタGT1.8」は伊藤忠モノ! 4~5年探してやっとの思いで購入したアルファ ロメオとは
Auto Messe Web
基本メンテナンスで100年間! HEツーリッター・スポーツ(2) 1924年を感じさせない製造品質
基本メンテナンスで100年間! HEツーリッター・スポーツ(2) 1924年を感じさせない製造品質
AUTOCAR JAPAN
ブガッティとベントレーの愛のない結婚? HEツーリッター・スポーツ(1) 100年前に5年保証!
ブガッティとベントレーの愛のない結婚? HEツーリッター・スポーツ(1) 100年前に5年保証!
AUTOCAR JAPAN
美と走りの頂点へ! 一部改良で進化したレクサス「LC」がラグジュアリーの新たな幕を開ける
美と走りの頂点へ! 一部改良で進化したレクサス「LC」がラグジュアリーの新たな幕を開ける
VAGUE
ほぼ新車な「“クラシック”ディフェンダー」がスゴイ! V8搭載&超豪華内装化も可能!? TWISTED JAPANの「ハイパフォーマンスモデル」とは
ほぼ新車な「“クラシック”ディフェンダー」がスゴイ! V8搭載&超豪華内装化も可能!? TWISTED JAPANの「ハイパフォーマンスモデル」とは
くるまのニュース
冬のツーリングこそ楽しい! バイク界の“高級サルーン” 快適装備満載の人気「バガー」3選
冬のツーリングこそ楽しい! バイク界の“高級サルーン” 快適装備満載の人気「バガー」3選
VAGUE
名機・A型エンジン搭載の歴代『サニー』が集結…オールサニーズ・ミーティング
名機・A型エンジン搭載の歴代『サニー』が集結…オールサニーズ・ミーティング
レスポンス
2024年問題で高速の景色が変わった! トラックドライバーの労働時間を縛る愚策がもたらした結果
2024年問題で高速の景色が変わった! トラックドライバーの労働時間を縛る愚策がもたらした結果
WEB CARTOP
[15秒でニュース]ラムが初のBEVトラックの発売を延期…PHEVを優先展開
[15秒でニュース]ラムが初のBEVトラックの発売を延期…PHEVを優先展開
レスポンス
「ここ有料道路だったの!?」がやけに多い“千葉県”なぜ? 今やフツーに使ってる“実は神ルート”な道たち
「ここ有料道路だったの!?」がやけに多い“千葉県”なぜ? 今やフツーに使ってる“実は神ルート”な道たち
乗りものニュース
約213万円! 旧車デザインの「バモス“カスタム”」実車展示! 角目の“アメ車“顔が超カッコイイ「ホンダ製“軽バン”」登場
約213万円! 旧車デザインの「バモス“カスタム”」実車展示! 角目の“アメ車“顔が超カッコイイ「ホンダ製“軽バン”」登場
くるまのニュース
スバル「BRZ」の限定車「STIスポーツパープルエディション」実車初公開へ! 東京オートサロン2025では“さらなるサプライズ発表”も!?
スバル「BRZ」の限定車「STIスポーツパープルエディション」実車初公開へ! 東京オートサロン2025では“さらなるサプライズ発表”も!?
VAGUE
アプリリアよ、シーズン中の新旧バイク変更はもう勘弁な! フェルナンデス心の叫び
アプリリアよ、シーズン中の新旧バイク変更はもう勘弁な! フェルナンデス心の叫び
motorsport.com 日本版
[Pro Shop インストール・レビュー]トヨタ ハイエース(山野幸夫さん)by アークライド 後編
[Pro Shop インストール・レビュー]トヨタ ハイエース(山野幸夫さん)by アークライド 後編
レスポンス
4度のGT500王者はこれだけやってる! 長年の蜜月ミシュランが知るロニー・クインタレッリの超ストイックエピソード
4度のGT500王者はこれだけやってる! 長年の蜜月ミシュランが知るロニー・クインタレッリの超ストイックエピソード
motorsport.com 日本版
スズキ「ワゴンR“スマイル”」改良モデルが公開! 両側スライドドア&丸目ライトがイイ! 3年ぶり顔面刷新の「新モデル」何が変わったのか
スズキ「ワゴンR“スマイル”」改良モデルが公開! 両側スライドドア&丸目ライトがイイ! 3年ぶり顔面刷新の「新モデル」何が変わったのか
くるまのニュース

みんなのコメント

59件
  • ヴェゼルとかフィットとか、記事に関係ないコメントばかり連発するなよ
    何がしたいんだよ
  • お買い得かは別問題だと思います。
    購入者の使用目的に合う車を選ぶのが最優先。
    ほぼ1人乗りなら、ヤリスクロス。
    家族向けなら、カローラクロス。
    個人的にそう考えます。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

229.5315.6万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

168.0370.0万円

中古車を検索
ヤリスクロスハイブリッドの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

229.5315.6万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

168.0370.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村