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ランボルギーニ、ウラカンEVOをベースにしたダート仕様のコンセプトカー発表!

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ランボルギーニ、ウラカンEVOをベースにしたダート仕様のコンセプトカー発表!

Lamborghini Huracan Sterraato

ランボルギーニ ウラカン ステラート

ランボルギーニ、ウラカンEVOをベースにしたダート仕様のコンセプトカー発表!

ウラカンEVOとウルスを融合!?

ランボルギーニは、新たなコンセプトモデル「ウラカン ステラート(Huracan Sterrato)」発表した。これは、V10エンジンをミッドに搭載する既存の主力車種「ウラカンEVO」と、スーパーSUVの「ウルス」を融合させたような、スーパーオフロード スポーツ。そのアピアランスからも察しがつくように、ウラカンのオフロード仕様ともいうべき斬新なコンセプトカーだ(ステラートとは、イタリア語で「ダート」という意)。

この「ステラート コンセプト」は、620psを誇る5.2リッターV型10気筒自然吸気エンジンをミッドに搭載する最新版のウラカンEVOがベース。AWDに4輪操舵システムを組み合わせ、最適化されたサスペンションや優れたトルクベクタリング機能をもつLDVI(ランボルギーニ ダイナミック ヴィークル インテグレート)を搭載し、オフロード走行時でのトラクションと加速を最大化できるよう独自にセットアップ。シーンによっては後輪のみを駆動させることで、ダイナミックなドライビングが楽しめるよう、オーバーステアによる走行を可能にするという、本気仕様だ。

ダート走行を想定した完璧な設計!

オフロード仕様のウラカンということで、車高はベースのウラカンEVO比で47mmアップ、フロントのアプローチアングルは1%、デパーチャーアングル(リヤ側)も6.5%増加させたうえ、前後20インチ径のホイールには専用設計されたバルーンタイヤを装着。さらに、ワイド化されたサイドスカート部とエアインテークのほか、ワイドトレッド化に伴い(30mm拡大)ホイールアーチを追加するなど、そのアピアランスもさることながら徹底的な機能性が伺える。

補強や素材にも抜かりなし!

しかも、シャシー周りの補強やボディの保護、ディフューザーとしても機能する後部のスキッドプレートなどを備えることで、ダート路でも全開走行できるよう造られているというから単なるコンセプトモデルとは思えない完成度だ。アルミ製の補強材をサイドスカート部にも装備し、追加されたパーツやボディの一部にはカーボンと樹脂を組み合わせたハイブリッド素材を用いるなど、高剛性や軽量化にも抜かりはない。オフロード走行時に役立つよう、ルーフやバンパーにはLEDライトまで用意する。

その他、インテリアには、チタン製のロールケージにカーボンシェルのスポーツシート、フロア部にはアルミパネルを与え、4点式シートベルトを備えるという。

幻の「ウラッコ ラリー」へのオマージュ

ちなみにこのウラカン ステラートは、1970年代、当時のテストドライバー、ボブ・ウォレスがグループ5規定に沿って製作に携わった「ウラッコ ラリー」のほか、「ハラマ ラリー」が示唆したオフロード機能を組み合わせたスーパースポーツに対するオマージュ的な意味合いも含まれて製作されたもの。

現在、最高技術責任者を務めるマウリツィオ・レッジャーニも「新たな可能性を模索するために我々は日々、挑戦を続けています。今回、過去のスペシャルモデルに触発されながら、DNAの特徴をコアとして、斬新なモデルを創造することが出来ました。今後もランボルギーニ は、こうして新しい可能性に挑戦していくことでしょう」とコメントを残している。

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