二千年の時を越え？ 名作『北斗の拳』がC-HRとのコラボで蘇る

トヨタのクロスオーバーSUV「C-HR」のプロモーションムービーとして話題の「CROSSOVER THE WORLD」シリーズ。第1弾の『トミカ』、第2弾の『ストリートファイターII』に続く第3弾は原哲夫（『北斗の拳』の作者）さんとのコラボレーションとなることが決定。2017年3月24日の公開を前に予告映像が先行公開されている。

一世を風靡した『北斗の拳』と聞くと、映像の公開が楽しみでたまらないが、『北斗の拳』ファンにとってうれしいのは、原哲夫さんのインタビュー記事も用意されたこと。記事によれば原哲夫さんは、『北斗の拳』の世界観を駆け抜けるC-HRの姿を描くために、C-HRの動画をじっくりと観察し、先生の解釈によりデフォルメしたという。自らがC-HRを見て感じた印象を表現するためだ。そうして描かれたC-HRのフォルムは、新たな魅力を発見させてくれる。
（原哲夫さん×C-HR インタビュー記事：http://toyota.jp/c-hr/cp/crossover-the-world/hara-tetsuo/）

登場人物にも注目したい。原哲夫さんがC-HRを見てイメージしたというキャラクターは「マミヤ」！　美しくも強い美人女性の姿が記憶に蘇ったファンも多いだろう。さらにそれを追うのは、原哲夫さんいわく「ヒャッハー！な感じのザコキャラ」とか。「ヒャッハーな感じ」……というフレーズを聞いただけで、荒廃した街に現れる乱暴者の姿が思い浮かぶ人は、『北斗の拳』の世界観が脳に焼きついている証拠。他にも「ラオウ」や「黒王号」など『北斗の拳』ファンには懐かしいキャラクターもイメージとして登場するというから楽しみだ。

聞き覚えのあるナレーションの声もファンには嬉しいところ。本編公開への期待が高まること間違いない。