【写真蔵】フルモデルチェンジしたBMW X1に、スモールコンパクト SUV初の電気自動車「iX1」が登場

BMWジャパンはプレミアム スモールコンパクトSUVの「X1」をフルモデルチェンジしたが、セグメント初の電気自動車「iX1」もラインナップ。そのディテールを写真で紹介しよう。

航続可能距離はセグメント最大級の465km
3代目にフルモデルチェンジされたBMWのプレミアムコンパクト SAV（スポーツ アクティビティ ビークル：BMWはSUVとは一線を画してこう呼ぶ）のX1に、このセグメントでは初の電気自動車となる「iX1」が設定されて、同時に日本デビューをはたした。

電気モーターを前後に搭載する4WDで、システムトータルの最高出力は200kW、最大トルクは494Nmを発生。リチウムイオン電池の容量は66.5kWhで、一充電での走行可能距離は465km。しかも0→100km／h加速は5.6秒（ヨーロッパ仕様値）という俊足だ。

内外装は、エンジン車のX1と基本的には同じだ。エクステリアでは、正方形に近い大型のキドニーグリルやツインサーキュラーのアダプティブLEDヘッドランプ、立体的なリアコンビランプ、ドアハンドルとドアパネルを一体化させたフラッシュハンドルなどが特徴的だ。

インテリアでは、BMWカーブドディスプレイを採用。シフトレバーを廃止し、センターアームレストに操作系をすべて納めている。リアシートはおとな3人が座れる空間を確保し、ラゲッジスペースもリアシート使用時で490L、シートバックを全倒すれば最大1495Lと十分な容量を誇る。

人気のX1に電気自動車が加わったことで、このクラスのSUV市場は国産＆輸入車とも選択肢が広がり、ますます群雄割拠が進んでいきそうだ。

BMW iX1 xドライブ30　主要諸元


●全長×全幅×全高：4500×1835×1620mm
●ホイールベース：2690mm
●車両重量：2030kg
●モーター：交流同期電動機×2
●最高出力：140kW（190ps）／8000rpm
●最大トルク：247Nm（25.2kgm）／0-4900rpm
●システムトータル最高出力：200kW（272ps）
●システムトータル最大トルク：494Nm（50.4kgm）
●リチウムイオン電池容量：116.0Ah
●バッテリー総電力量：66.5kWh
●WLTCモード航続距離：465km
●駆動方式：4WD
●タイヤサイズ：225／55R18
●車両価格（税込）：668万円

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