現在位置: carview! > ニュース > ニューモデル > 先進安全機能が充実、安い、納期が早い! 改良された「フォレスター」をライバルと比較してみた

ここから本文です

先進安全機能が充実、安い、納期が早い! 改良された「フォレスター」をライバルと比較してみた

掲載 47
先進安全機能が充実、安い、納期が早い! 改良された「フォレスター」をライバルと比較してみた

STIグレードの追加でテコ入れ
本年8月の一部改良で最上級グレード「STI Sport」が追加されたスバルのミドルサイズクロスオーバー「フォレスター」。ラリーシーンで実績を積み上げてきたSTIを冠するグレードが加わったことで、スポーツイメージを高めてきたフォレスターだが、今回はライバル達との比較を通じてその魅力を掘り下げてみたい。

まず、フォレスターの特色をおさらいしておこう。数多のクロスオーバーが市場に存在する中で、フォレスターが唯一無二と言えるのは、水平対向「ボクサー」ユニットに前60:後40のトルク配分を基本とする「アクティブトルクスプリットAWD」を組み合わせた「シンメトリカルAWD」を全車が採用すること。

スバル フォレスター「STI Sport」発表。専用足回りで走りを追求、価格は363万円

重心の低いボクサーエンジンに左右の重量バランスに優れた駆動システムを組み合わせることで、ドライバーの感覚に沿った自然な操作性を手にしている。このクラスのクロスオーバーには前輪駆動のクルマも多いなか、フォレスターはエントリーグレードから全モデルがAWDとなっており、アウトドア派には嬉しい限りだ。

>>スバル フォレスターのカタロググレードをチェックする
>>スバル フォレスターハイブリッドのカタロググレードをチェックする

取り回しはRAV4やエクストレイルより上
次にライバルとの比較をしてみたい。ここで、オフテイストの強いフォレスターを好む向きにとって、競合車種となるのはトヨタ「RAV4」や日産「エクストレイル」だろう。ボディサイズについては、全長約4.6mで3車種ともほぼ同じながら、幅はRAV4が1,855~1,865mmと最も広く、次に1,840mmでエクストレイルが続く。フォレスターは1,815mmで一番車幅が狭く、最小回転半径も5.4mとエクストレイルと並んで最も小さい。よって、街中での取り回しはフォレスターに軍配が上がる。

また、フォレスターのスタート価格はマイルドハイブリッド付きで299万2000円となっており、純ガソリンのRAV4(AWD車)の316万9000円と比べても安く、フルハイブリッドのみとなるエクストレイル(AWD車)の約347万9300円とは50万円近い差がある。さらに装備の面でも、フォレスターはエントリーグレードからシートヒーター(RAV4のエントリーグレードは非装備)、アダプティブクルーズコントロール(エクストレイルのエントリーグレードは非装備)が標準となるから、この面でも差を付けている。よって、ここはフォレスターをイチ押しとしたい。

>>スバル フォレスターのカタロググレードをチェックする
>>スバル フォレスターハイブリッドのカタロググレードをチェックする
>>トヨタ RAV 4のカタロググレードをチェックする
>>トヨタ RAV4ハイブリッドのカタロググレードをチェックする
>>日産エクストレイルのカタロググレードをチェックする

おすすめはズバリ、「アドバンス」
では、フォレスターのお勧めグレードはどれだろう。まず、エントリーグレードの「ツーリング」(299万2000円)は唯一300万円を切る価格が魅力。ただし、メモリー付きパワーシートやリバース電動ミラー、さらには顔認識により脇見運転や居眠り運転を警告しシートポジションも即座に呼び出してくれる「ドライバーモニタリングシステム」等を備えた「アドバンス」(323万4000円)が20万円チョイの上乗せで手に入るので、できればこちらを選びたい。なお、この両者の中間に位置する「X-ブレーク」(313万5000円)は先述したパワーシート等の装備は省かれるが、ルーフレールや撥水性ポリウレタンシートなどアウトドア派に響くアイテムが盛りだくさんなので、指名買いもアリだろう。

>>スバル フォレスターのカタロググレードをチェックする
>>スバル フォレスターハイブリッドのカタロググレードをチェックする

以上は2.0L 自然吸気エンジン(145ps/188Nm)+モーター(13.6ps/65Nm)のマイルドハイブリッド「e-BOXER」搭載グレードだが、これらの上に位置するのが1.8L ターボエンジン(177ps/300Nm)を搭載する純ガソリン車の「スポーツ」(335万5000円)および「STIスポーツ」(363万円)だ。この2つのグレードはブラックアウトされたグリルなど内外装がスポーティな仕立てとなるほか、STIスポーツは本革シートや専用チューンのダンパーも備わる。しかし、価格がアップするスポーツグレードとしてはエンジンスペックがやや物足りないのも事実で、ここは「e-BOXER」の方に惹かれる人が多いのではないだろうか。

ということで、フォレスターのおすすめグレードは「アドバンス」(323万4000円)と相成った。なお、フォレスターの納期はネット情報だと最短3か月とされており、昨今の情勢からするとかなり短いので、この点でも「推し」だ。

>>スバル フォレスターハイブリッドのカタロググレードをチェックする
>>スバル フォレスターのカタロググレードをチェックする

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油5円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

角田裕毅、F1ラスベガスGP初日は10番手「FP1は苦労したけど、改善できました。ポジティブな兆候です!」
角田裕毅、F1ラスベガスGP初日は10番手「FP1は苦労したけど、改善できました。ポジティブな兆候です!」
motorsport.com 日本版
クルマに付けてる「青地に車いす」マークに“法的効力”一切無し!? 「黄色いちょうちょ」と役割違う? 意外と知らない実態とは
クルマに付けてる「青地に車いす」マークに“法的効力”一切無し!? 「黄色いちょうちょ」と役割違う? 意外と知らない実態とは
くるまのニュース
日高前副会長の後任に、ヤマハ渡部克明会長兼社長が就任【日本自動車工業会】
日高前副会長の後任に、ヤマハ渡部克明会長兼社長が就任【日本自動車工業会】
バイクのニュース
50台限定の『ディフェンダー110』発売、アリゾナの自然を表現した「赤」採用 価格は1300万円
50台限定の『ディフェンダー110』発売、アリゾナの自然を表現した「赤」採用 価格は1300万円
レスポンス
ヒョンデに続いて韓国のKIAも日本に上陸! どんなクルマが揃っているのかチェックしたらデザインも中身も結構ヤバい!!
ヒョンデに続いて韓国のKIAも日本に上陸! どんなクルマが揃っているのかチェックしたらデザインも中身も結構ヤバい!!
WEB CARTOP
なぜ12気筒エンジンは魂を揺さぶるのか? アストンマーティン新型「ヴァンキッシュ」は快感以外のなにものでもない。【試乗レビュー】
なぜ12気筒エンジンは魂を揺さぶるのか? アストンマーティン新型「ヴァンキッシュ」は快感以外のなにものでもない。【試乗レビュー】
くるくら
ミツオカ、創業55周年記念車『M55』の市販モデルを正式発表。ローンチ仕様を100台限定で発売へ
ミツオカ、創業55周年記念車『M55』の市販モデルを正式発表。ローンチ仕様を100台限定で発売へ
AUTOSPORT web
初代NSXに存在した「やりすぎ」モデル! たった14台しか売れなかった「タイプS Zero」のストイックさに脱帽
初代NSXに存在した「やりすぎ」モデル! たった14台しか売れなかった「タイプS Zero」のストイックさに脱帽
WEB CARTOP
一体何が!? シーズン終盤のF1レースディレクター交代劇にドライバーたちも驚き「ちょっと奇妙だよね……」
一体何が!? シーズン終盤のF1レースディレクター交代劇にドライバーたちも驚き「ちょっと奇妙だよね……」
motorsport.com 日本版
VW、新型SUV「ティグアン」を発売 価格は487万1000~653万2000円
VW、新型SUV「ティグアン」を発売 価格は487万1000~653万2000円
日刊自動車新聞
“300馬力”V6搭載! ニッサン爆速「最上級ミニバン」とは? 超豪華内装×専用装備マシマシな“走り屋仕様”の「エルグランド」に熱視線!
“300馬力”V6搭載! ニッサン爆速「最上級ミニバン」とは? 超豪華内装×専用装備マシマシな“走り屋仕様”の「エルグランド」に熱視線!
くるまのニュース
家族のおでかけマンネリ解消へ、日産が新プロジェクト 全国の「奥名所」を発掘
家族のおでかけマンネリ解消へ、日産が新プロジェクト 全国の「奥名所」を発掘
レスポンス
メルセデスAMGから「CLE53カブリオレ」発売!専用のパワフルなルックスと先進・洗練のインテリア
メルセデスAMGから「CLE53カブリオレ」発売!専用のパワフルなルックスと先進・洗練のインテリア
LE VOLANT CARSMEET WEB
平凡な男が突如、何百万人もの夢の中に現れる!?『ドリーム・シナリオ』
平凡な男が突如、何百万人もの夢の中に現れる!?『ドリーム・シナリオ』
バイクのニュース
「悪くはないが、良くもない」勝田貴元、シェイクダウンは入念に走行。改善のカギと戦略は/ラリージャパン
「悪くはないが、良くもない」勝田貴元、シェイクダウンは入念に走行。改善のカギと戦略は/ラリージャパン
AUTOSPORT web
新車が買えないレベルで人気沸騰中のメルセデス・ベンツGクラス! EVが売れない日本でも「G 580 with EQ Technology」ならバカ売れするか?
新車が買えないレベルで人気沸騰中のメルセデス・ベンツGクラス! EVが売れない日本でも「G 580 with EQ Technology」ならバカ売れするか?
THE EV TIMES
軍用ジープが最新モデルで蘇る…ドアなし&オリーブドラブが渋い「ラングラー ウィリス'41」発表
軍用ジープが最新モデルで蘇る…ドアなし&オリーブドラブが渋い「ラングラー ウィリス'41」発表
レスポンス
ロゴスと「ファイナルファンタジーXIV」コラボのアウトドアグッズの予約受付がスタート!
ロゴスと「ファイナルファンタジーXIV」コラボのアウトドアグッズの予約受付がスタート!
バイクブロス

みんなのコメント

47件
  • 見積もり段階で、何でもオプションになってる他社より標準装備で殆ど付いてるフォレスターの方が安かった。
    試乗してもエクストレイルのAピラーみたいな死角もないし視認性重視のデザインで乗りやすかった。
    雪の積もる北海道でスバル車は他県よりすれ違う頻度が多い気がする。
  • フォレスター 、ハリアー、CX-5、エクストレイル、3008プジョー、CR-Vを比較してフォレスター を選択しました。前車が6年生のインプレッサで下取が30以上違い値引もスバルさん頑張ってくれたんです。
    サンルーフに不満はありますが郊外戸建で日常使いと遠出も行けるので満足してます。
    冬場はX-MODEを使って安心ですし、アイサイトも安心材料です。e-BOXERは燃費期待は他メーカーに負けてるかもしれないですが総合力は高い車だと思います。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

346.5390.5万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

15.0448.0万円

中古車を検索
フォレスターの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

346.5390.5万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

15.0448.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村