現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 衝撃の続報!! トヨタ MR2後継車は「クーペ」と「ダブルデッキ」2つのデザイン案で検討中!? 発売は26年か!?

ここから本文です

衝撃の続報!! トヨタ MR2後継車は「クーペ」と「ダブルデッキ」2つのデザイン案で検討中!? 発売は26年か!?

掲載 26
衝撃の続報!! トヨタ MR2後継車は「クーペ」と「ダブルデッキ」2つのデザイン案で検討中!? 発売は26年か!?

 2023年秋にスクープしたMR2後継となるトヨタのミドシップスポーツ。そのデザインに関する新情報を入手。なんと「ダブルデッキ」と「クーペテイスト」の2つの案で進められているという。詳細をお伝えする!!

※本稿は2024年1月のものです
文、予想CG/ベストカー編集部、写真/TOYOTA UK、FavCars.com
初出:『ベストカー』2024年2月26日号

衝撃の続報!! トヨタ MR2後継車は「クーペ」と「ダブルデッキ」2つのデザイン案で検討中!? 発売は26年か!?

■ついにミッドシップスポーツ「MR2」復活か!?

こちらはシングルデッキのクーペテイストデザインの予想CG。低いフロントフードがミドシップであることを主張する(ベストカー編集部が作成した予想CG)

 GRヤリス&GRカローラの直3、1.6Lターボエンジンを搭載するトヨタの新たなミドシップスポーツが2026年に登場する。

 その衝撃スクープを本誌で報じたのは昨年10月のこと。トヨタとしては、GRヤリスのコンポーネンツをもっと有効に、幅広く使いたいという狙いがあるとともに、日本国内でのGRヤリスの存在感が想定よりも高まっていないというジレンマもあるようだ。

 端的にいえば、トヨタ久々のミドシップスポーツ、つまり「MR2復活」という華々しい花火を打ち上げたいということだ。86、スープラに続くトヨタスポーツ復活第3弾である。

 膨大な資金力のあるトヨタにしかできない戦略。今や、フルラインナップメーカーのなかで最も走りにこだわっているブランドになった感のあるトヨタだからこその計画なのだ。

 前回お伝えしたのは、このクルマは最初にハッチバックタイプのミドシップスポーツとして企画され、その後、MR2後継のイメージを明確にする、背の低いスポーツカータイプに変更されたという情報だった。

 ハッチバックタイプは、1980年代中盤のWRCグループBで活躍したプジョー205ターボ16やルノー5ターボなどを彷彿させ、GRヤリスのラリーイメージと合う。

 しかし、2022年10月に登場し、限定500台を完売したGRMNヤリスとの差異が出しにくく、また「マニアックすぎて一般的でない」という経営陣の意見もあって、方針転換されたのだ。

■コンパクトだが、大きく見えるデザイン

「意外とAピラーが立ち気味のデザイン」という情報もあるMR2後継モデル。こちらはダブルデッキ型(ベストカー編集部が作成した予想CG)

 こうしてボディ形状の方向性はミドシップの王道ともいえるスポーツカータイプで決まったわけだが、デザインに関して編集部がつかんでいた情報はここまで。

 すでに試作車も作られ、精力的に走行テストを繰り返しているという話は聞いていたが、デザインは正直に言って「よくわからない」という状態だったのだ。

 しかし、年明け早々に新たな情報が入ってきた。現在、2つのデザイン案が進行しており、そのどちらかで決まるというものだ。

 背の低いスポーツカータイプであることは決定済みなので、2つのデザイン案の違いはディテールの部分かと思いそうだが、実はかなり大きなところなのだ。リアセクションを2パターン試そうとしているのである。

 ひとつはエンジンフードとトランクフードを別々に設定するダブルデッキ型で、もうひとつはシングルデッキ型。このシングルデッキ型は流麗なクーペデザインに近づくため、ここでは「クーペテイスト」と呼ぶことにする。

 ダブルデッキ型は初代AW10/11型、2代目SW20型のMR2でも採用されていた、いわば伝統の形状。MR2の復活をアピールするならこちらを選ぶのが王道といえるが、別の案もあるというのは、そこに縛られないということか。

 一方、シングルデッキのクーペテイスト型はリアにトランクスペースのないフェラーリやランボルギーニなどのスーパーカーによく使われているタイプだが、現行コルベットなど、リアにトランクがあるクルマでも、ひとつのフードで両方を覆っているケースもある。

 両者の違いがわかりやすいのはNSXで、初代はダブルデッキ、2代目はシングルデッキとしていた。

 リアセクション以外にもデザインの情報は入ってきている。情報提供者によると、フロントフードは低く、フェンダーの厚み(天地幅)も少ないが、Aピラーは意外と立ち気味だという。

 また、リアのエアダクトはリアフェンダーの上方に置かれていて、吸気効率を重視していることが窺えるとのこと。随所に丸味を活かした印象で、ボディサイズは意外とコンパクト(全長4400mm、全幅1850mm前後と予想)なのに、大きく見えるデザインになっているという。

トヨタ MR2後継ミドシップスポーツ 予想スペック
・全長×全幅×全高:4400×1850×1230mm
・ホイールベース:2600mm
・車両重量:1300kg
・エンジン:直3、1.6L・DOHCターボ
・最高出力/最大トルク:320ps/42.0kgm以上
・駆動方式:MR
・トランスミッション:6MT/8AT
・予想価格:1000万~1100万円
・予想登場時期:2026年

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油7円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

こんなクルマよく売ったな!! 【愛すべき日本の珍車と珍技術】もう二度と作ることができない限定400台[インプレッサ22B-STiバージョン]はいまや3000万円以上!!!!
こんなクルマよく売ったな!! 【愛すべき日本の珍車と珍技術】もう二度と作ることができない限定400台[インプレッサ22B-STiバージョン]はいまや3000万円以上!!!!
ベストカーWeb
佐藤万璃音を擁してWEC・LMGT3に参戦するユナイテッドAS、マクラーレン720S GT3エボの新リバリー発表
佐藤万璃音を擁してWEC・LMGT3に参戦するユナイテッドAS、マクラーレン720S GT3エボの新リバリー発表
AUTOSPORT web
【詳細データテスト】プジョー5008 経済性は良好 走りと快適性は及第点 実用性や居住性は不満も
【詳細データテスト】プジョー5008 経済性は良好 走りと快適性は及第点 実用性や居住性は不満も
AUTOCAR JAPAN
「スーパーフォーミュラしかない!」念願かなったルーキーたちの課題は。2レース制増も影響か
「スーパーフォーミュラしかない!」念願かなったルーキーたちの課題は。2レース制増も影響か
AUTOSPORT web
こ、これアウトランダーじゃね!? 決算説明から見えた[日産PHEV第1号車]は三菱からのOEMか?
こ、これアウトランダーじゃね!? 決算説明から見えた[日産PHEV第1号車]は三菱からのOEMか?
ベストカーWeb
日産「フェアレディZ」にワゴンが登場!?  実は「ステージア」ベースで「リーフ」リアゲートを移植…車検をとって公道走行可能なカスタムカーでした
日産「フェアレディZ」にワゴンが登場!? 実は「ステージア」ベースで「リーフ」リアゲートを移植…車検をとって公道走行可能なカスタムカーでした
Auto Messe Web
実はサーキットより面白い? 本気のオフロード走行のススメ SUV人気の裏にある魅力
実はサーキットより面白い? 本気のオフロード走行のススメ SUV人気の裏にある魅力
AUTOCAR JAPAN
「オートモビリア」って、なに? ミニカーや古本などがずらりと並んだ「アミューズメントゾーン」にはキャンギャルも登場して熱気に包まれてました
「オートモビリア」って、なに? ミニカーや古本などがずらりと並んだ「アミューズメントゾーン」にはキャンギャルも登場して熱気に包まれてました
Auto Messe Web
「これが売れなかったら四輪撤退…」→超ロングセラーに! 世界の「シビック」を生んだ“妙な納得感のある理論”とは
「これが売れなかったら四輪撤退…」→超ロングセラーに! 世界の「シビック」を生んだ“妙な納得感のある理論”とは
乗りものニュース
沼にハマる 『レトロモビル2025』でフランス車の魅力に迫る 高い技術力と芸術的デザインの融合
沼にハマる 『レトロモビル2025』でフランス車の魅力に迫る 高い技術力と芸術的デザインの融合
AUTOCAR JAPAN
トヨタ「86」&スバル「BRZ」用クラッチは「歯打ち音」を低減!「ヤリス」用は半クラが扱いやすい…待望のアイテムが「小倉クラッチ」からリリース!
トヨタ「86」&スバル「BRZ」用クラッチは「歯打ち音」を低減!「ヤリス」用は半クラが扱いやすい…待望のアイテムが「小倉クラッチ」からリリース!
Auto Messe Web
先端の「クマ」も再現 ブガッティ・タイプ57 S コルシカ(2) 受賞多数のオープンボディ
先端の「クマ」も再現 ブガッティ・タイプ57 S コルシカ(2) 受賞多数のオープンボディ
AUTOCAR JAPAN
帽子を焦がしたレーシングシャシー ブガッティ・タイプ57 S コルシカ(1) バラバラからの再生
帽子を焦がしたレーシングシャシー ブガッティ・タイプ57 S コルシカ(1) バラバラからの再生
AUTOCAR JAPAN
トヨタ勝田貴元、惜しくも優勝逃す2位フィニッシュ……3.8秒差で僚友エバンスに軍配|WRCラリー・スウェーデン
トヨタ勝田貴元、惜しくも優勝逃す2位フィニッシュ……3.8秒差で僚友エバンスに軍配|WRCラリー・スウェーデン
motorsport.com 日本版
スズキの超ハイルーフ「本格SUV」に期待大!「ジムニー」超える“悪路走破性”に「まるで軍用車!?」な斬新デザイン採用! 日常から“アウトドア”まで大活躍の「エックスヘッド」コンセプトがカッコイイ!
スズキの超ハイルーフ「本格SUV」に期待大!「ジムニー」超える“悪路走破性”に「まるで軍用車!?」な斬新デザイン採用! 日常から“アウトドア”まで大活躍の「エックスヘッド」コンセプトがカッコイイ!
くるまのニュース
10トン超えのバッテリーを搭載して航続距離500km……ってホントにエコ? 大型トラックはBEVよりもFCVのほうが最適解
10トン超えのバッテリーを搭載して航続距離500km……ってホントにエコ? 大型トラックはBEVよりもFCVのほうが最適解
WEB CARTOP
被災3年…ついに架設スタート! 阿武隈川を渡る国道399号“軽くなる”新しい橋の姿は?
被災3年…ついに架設スタート! 阿武隈川を渡る国道399号“軽くなる”新しい橋の姿は?
乗りものニュース
“ランクル250”をハードコアにカスタマイズ!? オフロードチューニングのスペシャリストが最新コンプリートカー「AT37」を発表!
“ランクル250”をハードコアにカスタマイズ!? オフロードチューニングのスペシャリストが最新コンプリートカー「AT37」を発表!
VAGUE

みんなのコメント

26件
  • amw********
    ふーん
    言うのはただだしね
    もし出なくても知らん顔してるだろうし
  • ntm********
    ベストカーは「絶対に出ないクルマ」を教えてくれるんだからいい雑誌じゃないか
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

182.0277.8万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

70.0634.3万円

中古車を検索
MR2の車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

182.0277.8万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

70.0634.3万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村