■新型「ランドクルーザー」のエンジンをベースにチューニング
TOYOTA GAZOO Racingは、2022年1月2日からサウジアラビアで開催される「ダカールラリー」に4台体制で参戦すると、2021年9月22日に発表しました。
【画像】37インチタイヤ装着で迫力ありすぎ!? トヨタ「ハイラックス ダカール仕様」を見る(25枚)
あわせて、従来のT1カテゴリーを拡張する形で設定されたT1+カテゴリーに適合する、新たなダカール仕様の「ハイラックス」(プロトタイプ)も公開しましたが、どんなハイラックスでダカールラリーに挑むのでしょうか。
ダカールラリーは「ラリーレイド」に分類されるラリー競技大会で、砂漠から山岳地帯までさまざまな路面を約2週間に渡って走ります。1日に数百キロ走るという走行距離の長さや、競技環境の厳しさから、「世界でもっとも過酷」と称される大会です。
かつて、フランスのパリをスタートしてセネガルのダカールをゴールとしていた頃は「パリ・ダカールラリー」(通称:パリダカ)と呼ばれていました。
今回、TOYOTA GAZOO Racingは2022年のダカールラリーにナッサー・アル-アティヤ/マシュー・ボーメル組、ジニエル・ド・ヴィリエール/デニス・マーフィ組、ヘンク・ラテガン/ブレット・カミングス組、シャミア・ヴァリアワ/ダニー・スタッセン組という4台体制で挑むと発表しました。
4組のリーダーとなるナッサー・アル-アティヤ/マシュー・ボーメル組は、2019年にハイラックスを駆り、トヨタに初のダカールラリー総合優勝をもたらした選手です。
TOYOTA GAZOO Racingのハイラックスとして2度目の総合優勝を成し遂げることができるのか、注目されます。
また、最新のレギュレーションにあわせてTOYOTA GAZOO Racingが開発したダカール仕様のハイラックスは、2019年にダカールを制覇した車両をベースに、32インチから37インチへタイヤが大径化(外径)されたほか、トレッドをノーマルの寸法+245mmから+320mmへ拡大、サスペンションストロークを280mmから350mmへ延長するなどの改良が施されています。
さらに搭載されるエンジンは、日本では2021年8月に発売された新型「ランドクルーザー」(300シリーズ)の「GR-S」(日本名:GR SPORT)に搭載されるV6ツインターボエンジン(ガソリン)をベースに開発。
市販状態で最高出力415馬力・最大トルク650Nmを発揮しますが、チューニングによってさらなる高出力化を実現します。
2022年のダカール仕様のハイラックスは、最終的なカラーリングが2021年終盤に発表される予定です。
※ ※ ※
ダカールラリーは、2022年もサウジアラビア1国を舞台とし、その砂漠地帯を時計回りに回るルートで開催されます。
1月2日のスタート後はサウジアラビア北部の都市ハイールをスタートし、南下してエンプティクォーターへと向かいます。サウジアラビアの首都リヤドでの休養日(1月8日)を経た後、そして、ラリーは南西へとルートを取り、1月14日にジェッダでゴールを迎えます。
2022年のダカールラリーの最終的なルートはまだ発表されていませんが、TOYOTA GAZOO Racingによると、路面状況は2020年および2021年大会に似たものが予想されているということです。
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