最高速度350km/h超えのPHEV
ランボルギーニ ジャパンが、新型モデル「レヴエルト」を日本初公開した。
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カウンタックに始まる「縦置きのミドシップV12」という血統を継ぐ最新モデルで、プラグインハイブリッドのスーパーカーとなる。
新開発のV12エンジンと、3基のモーターを搭載し、システム最高出力は1015馬力。ランボの12気筒モデルでは初めてデュアルクラッチ・トランスミッションを採用する。
停止状態から100km/hまでの加速時間は2.5秒。最高速度は350km/hを超えるという。
発表会に登壇したダビデ・スフレコラ Head of Japanは、レヴエルトを囲む様に配置された名車たちを示しながら、「これまで60年に渡りV12エンジンを作ってまいりました。しかし、過去だけではありません。わたし達自動車業界は、新しい課題を抱えております。未来のトレンド、未来のゴールというのは、カーボンフットプリントを減らすことにつきます。ランボルギーニらしいやり方でそれを行ってまいります」と語り、新モデルをアンヴェールした。
「未来への扉を開くモデル」
続いて、伊ランボルギーニでデザイン部門を率いるミティア・ボルケルト Head of Designが、スタイリングについて話をしてくれた。
「このクルマをデザインすることは、わたしがランボルギーニに入社して以来、最大のプロジェクトでした。未来への扉を開くクルマです。初めてV12の(プラグイン)ハイブリッドモデルを描くということで、宇宙船のデザインを取り入れました。特別感を出したかったのです」と説明する。
「過去のモデルのすべてからインスピレーションを得ています。カウンタックのシザースドアやシルエット、ディアブロのクレイジーな感覚、ムルシエラゴやアヴェンタドールの要素も採り入れました」
「このブランドに勤めることになった初日に、ランボルギーニが並ぶミュージアムを見て回ったのです。初めて仕事をする日にブランドのDNAを深く理解できたことは、わたしのキャリアでとても大事な経験でした」
「わたしがいつも心がけているのは、“ひと目見てすぐランボルギーニと分かる”ということ。たとえ何百台のスーパーカーが並んでいたとしても、このクルマはランボルギーニと分かることが大切なのです」
日本価格は6000万円級になると言われるレヴエルト。
ダビデ・スフレコラ氏は、「日本市場に割り当てられている生産枠は、今後数年分にわたって完売している」というから、受注は好調のようだ。
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