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プジョー 驚異の装備と質感で3代目デビュー新型「プジョー308」

掲載 更新 5
プジョー 驚異の装備と質感で3代目デビュー新型「プジョー308」

プジョーは2021年3月19日、パリ本社でフルモデルチェンジした3代目の新型「308」のワールドプレミアを行ないました。

プジョー308は、Cセグメントのハッチバックでプジョーを支える基幹車種。グローバル市場では累計700万台以上を販売しています。2代目の308は2013年に登場し、2014年のヨーロッパ・カー・オブ・ザ・イヤーを獲得するなど308の販売実績を築き上げました。

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新型308は、最新の鮮烈なデザイン、競合モデルを上回る広い室内パッケージ、そしてクラスの常識を上回る高い質感、爽快な走り、そして最新のパワートレーンや先進運転支援システム、インフォテイメントにより、Cセグメントの頂点に立つモデルとなっています。

パワートレーンはPSAグループの戦略「パワーofチョイス」を採用し、ガソリンエンジン、ディーゼルエンジン、プラグインハイブリッドをラインアップ。

また新型308は、ヨーロッパでは100%オンラインでの購入、下取り、ファイナンス、配送先の選択ができる斬新な取り組みの最初のモデルとなります。

今回発表のハッチバック以外に、今後はエステートワゴン、セダン(中国市場向け)も追加される予定です。

なお新型308はヨーロッパで2021年後半に発売予定で、日本への導入時期は現時点では未定となっています。

エクステリア

新型308はEMP2プラットフォームを採用し、従来型に比べホイールベースを55m伸ばしたことで伸びやかなシルエットを生み出し、後席のスペースがより拡大されています。また、20mm低められた車高と、滑らかなラインを描くノーズ、そしてより傾斜し後退したAピラーにより視覚的にノーズ/ボンネットを長く見せ、デザイン面でのアドバンテージを生み出しています。

サイドビューでは、シンプルで滑らか。フロントホイールとリヤホイールの張り出しにより、ダイナミックなキャラクターを表現しています。

そして新型308がフロントグリルには、新しいプジョー・ブランドの紋章を装備した最初の記念すべきモデルとなります。紋章は、そこに向かって収束するかのようなグリルパターンによって、存在を強調。最新仕様の運転支援用のミリ波レーダーは、紋章の後ろに位置します。また、ナンバープレートは、フロントエンドの下部に移動しています。

ヘッドランプは、企画最初の段階から最新のLEDテクノロジーの採用が決まっており、ランプは彫りの深いスリムなデザインです。このヘッドランプは、フロントバンパー上のライオンのかぎ爪を模したデイタイムランニングライトによって一段と強調されています。

なおGT/GTパック・トリムレベルでは、フルLEDヘッドランプはさらに薄い形状のマトリクスLEDテクノロジーが採用されています。

この他に、ボディは高次元の空力性能を実現するため、エクステリアだけではなくボディ内側の空力効率も考慮され、ボディパネルのプ、リヤルーフ後端にはロングスポイラーを装備しています。

またトランク容量は412L(PHEVは361L)で、カーペットの下に28Lのコンパートメント収納ペースが隠されています。そしてリヤシートバックを倒すと、最大で1323Lのラゲッジ容量になります。

インテリア

新型308の「プジョーi-cockpit」はさらに進化しています。人間工学、品質、デザイン、そして最新インフォテイメントシステムである「プジョーi-Connect」を採用しました。

新デザインの小径ステアリング・ホイールにはセンサーが搭載されており、運転支援機能の使用時にドライバーがステアリングを握る力を検知することが可能です。さらいオプションでステアリングヒーターも装備できます。

ドライバーの視線の高さに配置されたメーターパネルには、アクティブパックの装備レベルから10インチのデジタルパネルを採用。GTではこのパネルが3D表示されます。あらゆるカスタマイズが可能なこのデジタルクラスターは多彩な表示モードを持ち、TomTomコネクテッド・ナビゲーション、ラジオ/メディア、運転支援システムの表示、エネルギーフローなどを選択表示できます。

さらにドライバー個人(最大8人分)の好みのディスプレイ表示、雰囲気表示、各種設定を保存することができます。

エアコンのエアフローも一新され、吹出口は乗員の頭上正面に配置することで、室内全体をより快適にしています。

スイッチ類は、アリュール以上のグレードは「バーチャルi-toggle」と呼ぶトグルスイッチ(センサー式ショートカットキー)を搭載。

これは、これまで空調システムが内蔵されていた部分のダッシュボード正面部分に位置しています。センターパネルの対面に、まるで開かれた本のように展開されたこれらのトグルスイッチは、同セグメント内で比べても、圧倒的といえる独自の美学とテクノロジーを象徴しています。

シートは、快適性を重視してデザインされており、グラフィカルな模様の入ったファブリック、テクニカル・メッシュ、アルカンタラ、エンボス・レザー、カラード・ナッパレザーなど素材の上質さが際立っています。GTバージョンでは、ダッシュボード、ドアパネル、コンソールのフォームパッドを強調するアダマイト(アダム鉱=グリーン)カラーのシグネチャーステッチが配されています。

インテリアのデザインと素材の多様性、質感の高さも308の独壇場です。センタースクリーンの背後にはLEDアンビエントライト(8色から選択可能)があり、グレードに応じて、ソフトパッド、ファブリック、アルカンタラ、またはアルミニウム素材のパーツが採用されます。

インフォテイメントでは、ミラーリング機能がワイヤレス化され、Bluetoothで2台のスマートフォンを同時接続することも可能に。中央の10インチ高精細スクリーンは容易にカスタマイズが可能で「ウィジェット」やショートカットを使ってマルチウィンドウ化させるなど、カスタマイズしやすく、操作性も非常に簡単でタブレットのような感覚で使えます。そしてさまざまなメニューを左右で選択し、上下スワイプでそれぞれのメッセージやアラート、そして三本指タッチでアプリケーションリストを表示できるようになっています。

新採用となる「プジョー i-Connectアドバンスド」は、高性能で効率的なTomTomコネクテッド・ナビゲーションにより、完璧なデジタルシステムを実現。地図は10インチのスクリーン全体に表示され、また、無線通信で地図情報がアップデートされます。

自然言語による音声認識コマンド「OK、プジョー」は、安全性と使いやすさを向上させるために日常的に使用することができ、インフォテインメント機能に関するすべての操作が音声で可能です。

先進運転支援システム

2021年末に発売予定の「ドライブアシスト2.0パック」は、、半自動運転へのさらなるステップとして、ストップ&ゴー機能付きアダプティブ・クルーズコントロール(EAT8オートマチック・ギアボックスと連携)とレーンキープアシストが搭載されており、さらに車線が分かれている道路においては次の3つの新機能が利用できます。

●セミオートマチックレーンチェンジ:70km/hから180km/hまでの範囲で、先行車を追い越し元の車線に戻ること提案。

●予測速度推奨:速度制限の道路標識情報により、ドライバーに速度の調整(加速または減速)を提案。

●コーナー速度調整:カーブの曲率に応じて速度を最適化する機能。最大180km/hまで対応可能となっています。

パワートレーン

マルチエナジープラットフォームであるEMP2の採用により、電動化バージョンを展開することが可能で2種類の充電式ハイブリッドも発売されます。

「ハイブリッド225e-EAT8」は、8速ATのe-EAT8と組み合わされた180psのピュアテック・エンジンと81kWの電気モーターにより、CO2排出量26g/km、フル充電状態でのEV走行航続距離59km(欧州WLTP、認証取得中)の能力を持っています。

「ハイブリッド180e-EAT8」は、8速ATのe-EAT8と組み合わされた150psのピュアテック・エンジンエンジンと81kWの電気モーターにより、CO2排出量25g/km、フル充電状態でのEV走行航続距離60km(欧州WLTP、認証取得中)。

そしてガソリンエンジン・モデルとして1.2L3気筒のピュアテック、ディーゼルは1.5L4気筒のブルーHDiをラインアップしています。

まさにCセグメントの常識を覆す新型308は、驚異的なニューモデルということができます。

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プジョー・ジャパン 公式サイト

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みんなのコメント

5件
  • 15年前にプジョーに乗っていた時は、むしろ質感やハイテク装備は他車より劣り、雰囲気と乗り味に優れた車でした。
    時代は変わるものですね。
    守りに入らず、攻める姿勢は好きです。
  • 良いデザインに高機能ですね。
    こうなると価格が気になりますね。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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