■軽キャンパーなら300万円台から
キャンピングカーの人気が高まっています。「誰にも会わず目的地まで行けて、しかも安全に宿泊できる」というキャンピングカーは、コロナ禍であっても好調な販売をキープしているといいます。
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今回は2021年6月12日・13日に開催された「東京キャンピングカーショー2021」で見つけた、最新のキャンピングカーを価格帯別に紹介します。
まず、キャンピングカーといっても、具体的にはさまざまなタイプが存在しています。
なかでも日本で人気を集めるのは、軽自動車をベースにした「軽キャンパー(軽キャンピングカー)」、バンやミニバンの内部を改造した「バンコン(バンコンバージョン)」、キャブ(運転席)のあるシャシにオリジナルのキャビンを載せた「キャブコン(キャブコンバージョン)」、専用のベアシャシにキャビンを載せる「フルコン(フルコンバージョン)」、そしてバスボディの運転席より後部にキャビンを載せる「セミフルコン(セミ・フルコンバージョン)」があります。
他にも、バスの内部を改装する「バスコン(バスコンバージョン)」、ピックアップトラックの荷台にキャビンを搭載する「トラキャン(トラックキャンパー)」、自走不可の「トレーラー」などと種類も豊富です。
日本の場合、「軽キャンパー」「バンコン」「キャブコン」は国産車が多く、「フルコン」や「セミフルコン」「トレーラー」は輸入車の人気が高いという傾向があるといいます。
●300万円台から探せる軽キャンパー
日本ならではのキャンピングカーといえば「軽キャンパー」です。
軽自動車をベースにするため、キャンピングカーとしては室内空間のサイズは最小限。水回りに関しては、キッチンはありますが、シャワーやトイレまで設置されるケースはほとんどありません。室内空間を拡大するために、2階にも就寝スペースを作るポップアップルーフを装備する車種もあります。
サイズが小さいということで、安いものでは新車で200万円台と手ごろな車両価格が特徴です。ただし、キャンピングカーは装備類を追加していくことが一般的なので、300万円以上の予算で考えるほうがいいでしょう。
写真は東和モータースの軽キャンパー「インディ108」。ベースがダイハツの「ハイゼットトラック」で、最新の衝突被害軽減自動ブレーキを装備しているのが特徴です。
2WDと4WD、5速MTと4速ATが選択できます。13リットルの水を供給するキッチンがあり、シャワーヘッドを車外にまで引き出すことも可能です。ポップアップルーフを備えた4人乗車、4人就寝モデルで、車両価格(消費税込、以下同)は315万1150円から357万6100円です。写真のグレードは「エクストラSAIIt 2WD 4AT」で、344万3000円です。
■憧れの「フルコン」「セミフルコン」は1000万円以上を狙いたい
●気軽に使える500万円からのバンコン
バンコンとは、トヨタのハイエースや日産キャラバンなどをベースに内部を改装したキャンピングカーです。
仕様は多彩で、シートとベッドだけで寝るだけものもあれば、ベッドとキッチン、ベッドと車外で使うシャワーなど、使い方に合わせた仕様を選ぶことができるのも特徴です。また、軽キャンパーと同じく、ポップアップルーフ仕様も用意されています。ただし、室内シャワールームやトイレ専用室まではないのが特徴になります。車両価格は400万円台からスタートするも、ボリュームゾーンは500万円から700万円といったところになります。
写真は、株式会社ホワイトハウスの「コンパス」シリーズ。ポップアップルーフだけでなく、ハイルーフ、上階に寝ることのできるグランドハイルーフという3種類のルーフを用意しています。乗車定員6名で就寝定員は4名。キッチンだけでなく、冷暖房用の装備も用意されています。価格は498万800円からとなっていますが、中心価格帯は600万円台になります。
●800万円からのキャブコンはキャンパーの王道
ベース車のキャブ(運転席まわり)のみを残し、オリジナルのキャビンを載せるのがキャブコンです。一般的に「キャンピングカー」と聞いたときに、誰もが最初に頭に思い浮かべるスタイルではないでしょうか。
その特徴は、広々とした室内空間が生み出す居住性の高さです。シート&テーブル、ベッド、キッチン、さらには冷暖房に収納やトイレスペースまでも備えているものが多く、文字どおり“移動可能なマイルーム”というクルマになります。
さまざまな仕様とオプションが用意されているため、自分のライフスタイルに合った仕様を選んで決定するだけでもひと苦労するはずです。価格は600万円台からスタートしますが、やはり余裕を持って800万円の予算で考えたいところう。ただし、装備類を加えていくと、青天井にもなるのでご用心を。
写真のクルマはナッツRV社の「クレソンジャーニー Type-W EVOLITE」。車内の後部に2段ベッドを備え、サブバッテリーを3つ装備。そのためエンジンを始動しなくても、家庭用エアコンや電子レンジを使うことができます。価格は718万1900円から用意されています。
●憧れのフルコン/セミフルコンは1000万円以上を用意したい
フルコンとセミフルコンの多くは、車幅が2mを超え、全長も6mから9mにも及びます。「モーターホーム」と呼ばれることもあり、まさしく移動する家、といった大きさです。
当然、室内空間は広々としており、テーブルにキッチン、ベッドだけでなくシャワー&トイレのスペースも備えているものがほとんどで、快適性は抜群です。つまりキャンピングカーとして、憧れの存在といえるでしょう。
フルコン/セミフルコンになるとさまざまな室内レイアウトやオプションを選ぶことができるので、カスタマイズをして自分たちの使い方にあった1台を選びたいところです。このジャンルは輸入車が中心となっており、価格は900万円台からスタートし、その多くが1000万円オーバーになります。
写真は東和モータース販売が扱う「デフレス PLUSE T7051 EB」で、車両本体価格は1342万円です。
※ ※ ※
キャンピングカー販売というものは、ベース車に好みのオプションを追加した、注文生産のようなスタイルをとることがほとんどです。
そのため、総額はベース車だけでなく、どのような装備をプラスしていくのかがカギとなります。キャンピングカー購入には、余裕を持った予算を用意するようにしましょう。
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みんなのコメント
子供が自立したので、今乗ってるキャブコンから軽キャブコンに乗り換えたい。ただ、あのパワーの無さには閉口。キャブコンだから80kmで走るにしても加速しなさすぎる。軽キャブコンにターボが設定されなければ、フレンディみたいなミニバンポップアップルーフが第2希望。
どうしても雨のキャンプ後に濡れた横っちょファブリックを内側に畳み込む構造になるのが気分的に嫌で踏み切れなかった〜(漏れるなんて無いにしろ梅雨時期いっぺん濡れたら乾かす暇無いかなと。
電装系やらキッチンとかナンバーに拘らなければ、
ポップアップだけに近い改造なら 100あればいけるんだったかなぁ うーん楽だろうけどなぁ